おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- バイデン大統領の突然の「キャピタルゲイン(売却益税)増税」(所得1億円以上の富裕層に対し、従来の2倍に。来週発表)で、一気にリスクオフムードへ(も、時間をかけて戻ると見られている)。&ラガルドECB総裁の「PEPP縮小論」を一蹴。&$円「一目均衡表の分厚い雲」が目前に迫ってきており、”強い円高の気配”が近づいてきているが、今日は週末なので(来週はテクニカル中心、と岡三タケベさん)。
…今朝のモーサテ:三菱UFJ銀行の内田さん「経験則的には、米政策金利と米10年債利回りの網掛け時(今!)には、米国債投資への資金流入は減少し、∴ドル安圧力へと向かうのだが」と。しかし、教科書的には動かないのが最近のマーケットとも。じゃぶじゃぶマーケットな今、リスク選好でのドル安圧力がかかっているので、基調はドル安円高と見ている、と。
⇒∴「米金利の上限は徐々に低下していくだろう」とも内田さん。
…インベスコが初の環境ESGのREITを発行する、とのFT報道。
建材&CO₂排出量etc. で。健康&環境への影響改善余地が大きく残されている、フロンティア的マーケットとなりそう。日本でも不動産企業の”環境評価認証”の取得ペースが右肩上がりな今。
…加中央銀行が資産購入オペを減額へ。先進国では一番早いテーパリング開始。
良材料:ワクチン接種3割以上が済。
悪材料:住宅価格指数が3年ぶりの高水準(⇒∴住宅バブルの芽を今のうちに摘んでおきたい中銀)。
⇒∴来週の米FOMCで、テーパリングに言及するかどうかに大注目(6月のFOMC・8月のジャクソンホール・9月のFOMC。⇐このどこかでテーパリング言及があるとマーケットは見ている)。
⇒日銀はETF買いを減らし(国債買いオペはもっと減らしている)、たまに買いオペすれば「日銀はまだ助けてくれる!」での上昇。上げる日と下げる日が交互の(外国人に転がされている。TOPIX先物で)”周回遅れ・デフレ日本”ですが。欧と米ではインフレ懸念な今だが、「テーパリング開始が、本来ならば正しい」というポジティブ正論は今のマーケットにはまだ早すぎ、消化&定着は難しいとも、内田さん(∴加のテーパリングは早すぎ⇒マーケット不安定へ、とも)。
…ロシアが国境地帯の部隊を撤収すると表明。クリミア半島の黒海でも軍事演習中だったが、NATOの反応を待っているロシア。
プーチン「ウクライナと話合いの意志ある」と。ウクライナ「歓迎。鎮静化へ向かう」と。⇒も、この24時間でウクライナ軍はロシアに対し5回も爆撃を実施し、軍人2人が死亡、とも(停戦違反のウクライナ)。
…バイデン大統領主催の気候変動サミット(オンライン)が開かれていますが。
米・日本etc. 各国前のめり気味な目標の中、中国は従来据え置き。このサミットにより、新しい環境産業が続々生まれてくると見られています。その覇権争いな今。
そんな中、今朝のモーサテでは、モルガン・スタンレー証券が「世界の宇宙産業に熱い視線」という解説。①ロッキードマーティン、②ロケット・ラボ(も、SPAC絡)etc. 「宇宙マーケットに資金流入」とも(売上⇑の、再利用でのコスト⇓で)。
よろしくお願いいたします。