おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 「米10年債利回りが再び上昇し始めるのは今年秋以降、=$高値つけるのも秋以降。今日は米20年債入札ですが、マーシャル・ウェイスのSPAC警鐘でショート増加傾向。と見ている」~マネックス証券吉田さん。
…的中率が物凄いマネックス証券の吉田さんが、昨夜MXで。
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- 米10年債金利が上がらないのは、日米金利差と連動しているから(日本:10年物国債利回り0.080%(±0)⇐昨日。最近ずっと0.080%で推移中)。
- 米経済指標のポジティブサプライズが、大幅な金利低下を招いている今。⇒”限界探し”なマーケット(しかし、GOLDと米金利の”網掛け”相関は、入ってきている)。
- 過去7回の金利大幅暴落時では、必ず90日平均線乖離率の「0」まで戻ってきている(今回で言うと「0」は1.3%なので、今後は1.4%方向に向かっていくと見ている、と)ので、”秋までには再び上昇””今後半年にかけて”1.3%まで米10年債金利は下がると見られる、と。
- 「一時的な金利低下の今」だが、金利が再び上昇局面になる時、そのきっかけは”コロナではない別のニュースが出てきた時だ”とも。⇒「新たなテーマが出てきた時に金利は上昇局面に転換すると見られるが、皆(マーケット)が思っている以上に先となると見ている」とも(少しサイクルがかかりそう、とも)。⇒高値更新する、とも。
- 一方、株は金利低下に素直に反応(今までは「株安=金利上昇(国債売り)」だったが、昨夜NYは「株安=金利低下(国債買われた)」)。しかし、①90日線乖離率が8%を超えてきた今(10%が目安)、②52日線乖離率も、更に20%を超えようとしてきている。⇒∴マーケットは”悪材料”に反応しやすくなってきた。⇒来週から米ハイテク決算が出てくる。”買われる”と見られているが、利確には要警戒。
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…&今朝のモーサテでも、三菱UFJ銀行の鈴木さんが「先週のベージュブックで、かなり強いワードで”物価上昇強い”と表現されていたが、米雇用はまだ全然ダメで。コロナ失職2300万人のうち、まだ800万人が職に就いていない現状。&賃金が上がっていない現況なので、本当にインフレは加速しているのか疑問。
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- 鉱工業生産の低迷
- 貨物急増でサプライチェーンの混乱(コンテナ不足)
- 半導体のひっ迫
- 強い米ISM
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などが入り乱れている混沌とした今、「期待インフレ率が上昇しているから、米のインフレは加速する」という見立ても「それ本当?」な今のマーケット(期待インフレ率は原油と連動しているので)。
∴鈴木さん「”期待インフレ率が上昇しているからインフレは加速する”は成り立たない。米雇用を考慮すれば、”インフレ加速”はまだ相当先の話」と(時間がかかる、と。しかし「6月FOMCで『路線少し変えるよ、テーパリング始めるかもよ』の匂わせはあった」とも)。
それと、「米はマイナス金利を阻止する」とも。利上げに向かっているFRBだが、国債相場の需給が崩れている今(利上げすると言っているのに国債が買われている今(金利⇓))。バイデンの経済対策費用で財務省の預金を取り崩して使っている米政府は、今後市中に出回っているこの預金分を回収し始めると見られ、次のFOMCでこれに触れるかに注目が集まっている(=利上げするどころではないFRBの実情)。
しかし、経済指標が強い米なので「$を売る理由が無い」とはソニーFHの石川さん。「$売りは一時的」とも。「コロナ終わっても、先進国の資源国通貨は強い」とも。オセアニア・南アイルランド推しの石川さん。
岩井コスモ証券の林さんは「米マーケット・日本マーケット共に、ここ1年コロナ患者数と強く連動してきたが、まだ浮上とはならず。しかし、人々の警戒心から「感染文化」は確実に構築しつつあるので(∴悪材料は織り込み済みな現状でもあるということなので)、中長期的には上昇していくと見るので、実は今が買い時なのかもしれない」と。
…日本。ASEAN(主にベトナム)と、”中東リスクに対しての緊急時の石油の融通”で枠組みを作る初構想。
…ウイグル綿花で、大手投資銀行から投資判断を引き下がられた無印(ファストリ懸念?)&日銀のETF買いオペ無しだった昨日。
よろしくお願いいたします。