おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 1日で消化した米キャピタルゲイン増税ネタ。 vs 初の国政選挙で全敗のスガさん材料。
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- 「悪い材料は織り込み済み。高値目指す」:UBS
- 「利食いが出て、株価は⇓方向へと」:りそなアセット
- 「日経平均修正高」:岩井コスモ 林さん
- 「今週のFOMCで”テーパリング前倒し”を示唆すれば⇒$高圧力へと」:ソニーFH 石川さん
- 「来年に米は”財政の崖”出現。テーパリングをしなくても、経済の今の”過熱”はとれる(剥げる)」:双日総研 吉崎さん
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(「2013のバーナンキショック⇒2014テーパリング開始」では、2016に利上げ開始(も、バランスシート縮小した分、再投資))
…今週は、日米ともに金融政策会合があります。特に(珍しく)日銀の”点検”に注目が集まっています(文言に注意)。
今朝のモーサテでは、個人的に衝撃的なことが。あの、いつも慎重・懐疑派のパリバ中空さんが「今は”合理的バブル”(官製バブル)と割り切って、リスクと上手く付き合うべき」と。「ここまで上昇してくるのなら、年内はもう割り切らないと!」とも。
マネックス 大月ナナさんと三住 宇野さんも同じ路線転換をするのならば、「”年央高”ではなく”年内・年末高”カラー」と考えても良いのかも。
今週のFOMCは変更なしと見られていますが、①格差是正、②米の増税の行方、には要注意。今後のバイデン政権の明暗はイエレン財務相にかかっている、とも。共和党・エリザベスウォーレン(左)・サンダース(左)がイエレンさんを非常に信頼しているため。
…為替について、クレディ・アグリコル銀行のサイトウさん。
「今週は、①日米の金融政策決定会合、②28日(現地時間)のバイデン大統領の施政方針演説、に注目」と。&先週はリスクアセットで(富裕層キャピタルゲイン増税案)下落した米発世界的プチ同時安だったので、今週も注意、とも。
も、マーケットは「増税率は予想提示率より低くなる」と見ています。バイデン:法人税を21%⇒28%に引き上げたいも、(先週の米マーケットリスクアセット因下落に加え)米国の税法は”節税手段”を認めているため、連邦法人税の実効税率は11.2%に過ぎない、という米法人税の実態を、FTが。(米最大手企業の55%が法人税を全く納めていないという現況。55社の利益総額は4兆3000億円)
そして7日の米為替報告書では「同盟国重視(為替操作国には認定しない)」と記された。∴神経質な相場にはならないと見て良い、とサイトウさん。
向こう数か月は、「ワクチンが鍵となってドル高方向へと」とも。先週、セントルイス連銀総裁が「テーパリングは、ワクチン接種75%超えたらヒントを出す」と明言。⇒∴8月のジャクソンホール・9月FOMCと見られ、∴6月までに111円再トライ、とも。
…スイス検察が、レバノン中銀総裁を捜査中、という報道。スイスHSBCを経由した、兄弟での不正。
…スガ首相の選挙戦略(スケジュール戦略)に注意。初の国政選挙で3戦全敗しちゃったスガさん。
…中国アント:スマホ融資を縮小へ。中国当局の新規制を受け入れ。∴アントの経営に大打撃となる、と日経。
…バイデン政権が印にワクチン原料を供給へ。(パキスタンが一昨日・昨日に、印に手を差し伸べた事への対抗心?)(米の他、EUも人工呼吸器やO₂を供給支援)
…6月に米露首脳会談案が浮上している今。ロシア外相「具体的に検討中」とも。バイデンの初の外遊G7(英)⇒ブリュッセル⇒ロシアへ、と見られる。ロシアのウクライナ国境撤退を受けて、と見られています。
…フォンデアライエン欧州委員長「今夏にワクチン接種を受けた米観光客受け入れへ」と表明した、という報道。
…BTCとか仮想通貨が恐ろしい今朝。「やっぱり株」と思いたくなるけど、「米の北京オリンピックボイコット」というパワーバランスカードには注意。
よろしくお願いいたします。