おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 個人投資家による値嵩株(任天堂・ソニー・ファストリetc. )信用買い残増加⇒経験則では、コレが来れば外国人機関投資家は(利確での)売りに回る=∴”日経平均頭打ち”へと。
…故に「更なる上昇とは(則では)なりにくい」と松井証券クボタさん。(しかし、トヨタ子会社が600億円でウーブン・プラネット・ホールディングスを買収した、という速報有(リフトの自動運転部門を。トヨタ開発技術者が1200人に))。
今日の米では、ナスダックとSP500が史上最高値を更新。ナスダック:14138(⇑121)、SP500:4187(⇑7)、ダウ:33981(⇓61)。穀物(大豆・コーンetc. )の価格上昇を嫌気してのダウ下落、と日経FT。米10年国債は朝方に1.6%をつけたが、2年・5年債入札に向けて買いが入り、1.5%台へと。
27日からのFOMCや、今日のキャピタルゲイン増税についてのバイデン発表 & 28日のバイデンの施政方針演説etc. 注目が多い今週。(大和証券キャピタル・マーケットのシュナイダー恵子さんは「キャピタルゲイン増税が成立しても売りは限定的。崩れないだろう」と)(共和党の地盤NY、加州での賛成派難しい&「所得1億以上」はほんの一部)
…ドイツ証券の小川さんは「今後、ユーロはさらに上昇するだろう」との為替見立て。
①EU内でのセンチメント上昇(悲観のピークを打った)。
②欧州委員会内で、PEPP(資産購入プログラム)見直し議論が出てきたこと(7月成立の可能性に近づいた)。独の憲法裁判所がようやくGOサインを出したので動き出したPEPP。資金分配に手間取れば、”7月”より更に遅れる懸念も、とも。100兆円の資金を、EU内の豊かな国⇒貧しい国へと分配(国債買いオペで)のPEPP。
③独選挙⇒”メルケル後”がマーケットの材料になってきた。メルケルさん率いる現与党の支持率が持ち直さず、野党である「みどりの党」の発言権が力を持つようになってくれば、独は「左派」へと向かう。⇒∴EUの金利が上昇方向となり(債券売りで)、⇒∴ユーロ高へと、と小川さん。「独の世論調査に着目」とも。
…英空母「クイーン・エリザベス」が年内に日本へ寄港する、というニュース。なぜ”寄港”なのか。なんでもないニュースだが、重要。
…国内のコロナ感染死亡者が、3ヵ月で倍増した(死者1万人に)という報道。
…中国が、アフリカのジブチに空母の要衝を建設。
…”中国華融資産管理”(中国版BR。国有企業。香港マーケットに上場。外貨建て社債も持っている)⇒決算報告ができず、売買停止中。しかし、更なる決算発表延期となり。国有企業&7/1の100周年イベントで「デフォルトは無い」と見られるが、「何が起こるか全く見えない」とマーケット。
…台湾tsmcが、半導体不足(車用)で、中国南京市に新工場建設へ。車用半導体は単価が安いので、ひっ迫している今。
…テスラ決算:過去最高益(しかし、「納入見通しは据え置き」&「CO₂のクレジットではまだ赤字」etc. で、時間外で3%下落)。
…三菱UFJ銀行:石炭火力の投融資を厳格化へ。既存の石炭施設にも融資をしない、と発表(国内銀行では初)。
…米:経済が強いのに、債券利回りが低下している今。特に、償還が1年未満の超短期債が買われている(金利低下傾向。FRBの目的にそぐわない)。
⇒∴FOMCで何か処置をするか、に注目!と上田ハーロー。(「ハイパーインフレ一歩手前の”インフレ”状態に持っていきたいFRB」と、4/26(月)WORLD MARKETZで滝澤さん)
∴「米をインフレに持っていきたいFRB(モノを買え、と)」 vs 「株ではなく、償還1年未満のCP(コマーシャルペーパー)を買っているマーケット(クレジットマーケット活況)」
よろしくお願いいたします。