おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
〈今日の私的材料〉
- 8/31.MX WORLD MARKETZ:近藤さん。
…ジャクソンホールまでの株⇑。
近藤さんは2週間前から「僕ならやめておく(手は出さない)」と言っていた。「おかしい」と。
→ジャクソンホールでのたった8分のパウエル会見(『見下すなよ』的発言)について、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「(パウエルのコメントは)嬉しく思う」と(暗に『株高になるのはおかしいよね?』と)。
→”引き締め”に聞こえそうだが、”信用不安”(中国のような与信不安)まではいかない、と踏んでカシュカリはこの発言をした。
→何故自信があったのか?
今は、ボルカー元FRB議長時代以来のインフレ。ボルカー氏が議長職を辞めた後に、リーマンショックが来た。
この時代はマーケット参加者みんなが持っている資金にレバレッジをかけていたので、∴リーマンショックが更に酷いことになってしまった、という経緯がある。
→∴ボルカー氏は、過度なレバレッジ・過度なリスクを張れないようにした。このルールがあるので、リーマンショックのような信用不安までにはならないだろう、と踏んだカシュカリ氏の引き締め的発言。
…9月からQT(バランスシート縮小)が2倍額となるが。
バランスシートを膨張させ、マーケットにジャブジャブヘリコプターマネーを供給してきたコロナ対策時。Fedは今後、マーケットの根っこの資金(ソブリン:国債や政府担保証券。クジラ:年金や生保資金・団体の金など)も”インフレ退治の対象”として(抑制に)邁進していく、としている。(ソブリン・クジラが物価連動国債ばかり買ってくるのでバランスシートが縮小されない今)
→∴売ってくるので、長期国債は持ちづらい。∴年内は3ヵ月国債、年明けは2年国債が買いか。
- NYホリコさん。
…先週金曜のパウエル後の下げ:まだマーケットは完全に織り込んでいない(∴売れていない人がまだいるということ)。
…「カシュカリを始め、連銀総裁らのタカ派発言が相次いでいるが」「FRBはコンセンサスをとろうとしているの?」という日本からの質問に⇓⇓
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- インフレはピークアウトしている
- +これまでの歴史を見ても、”引き締めやり過ぎ”で景気減速失速となっているので、→マーケットの淡い期待(低下してもFRBがQEで助けてくれるよね?)も消されつつある今なので(リセッションを織り込み始めている)。
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→∴総裁らは「(タカ派発言を)やっても大丈夫だ」と踏んでいるのではないか。
…「9/2米雇用統計・9/13米8月CPIが買い場の本丸となる?」
「中間選挙前は、歴史的に見てもパフォーマンスが悪い時期(通常の選挙よりも不透明要因なので)」
&せっかく通ったバイデン政権の
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- 学生ローン免除
- 米国内半導体業界支援法案(527億$)
- クリーンエネ(300億$)
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がマーケットに好感されていたのに、先週金曜のパウエルでぶっ潰された形となった。
&投資信託の節税売り(例年は11月後半だが、今年は早いと見られている)が、今年は例年よりも額が大きくなると見るので(1-3月期の酷さ&ずっと⇓なので対象となる商品多い)、∴今年は例年と比べて弱くなるのは仕方ない。∴絶好の買い場が9月に来る。
…「絶好の買い場が9月に来る」
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- ✕:景気敏感株…コロナ後、傷みは持ち直したが借金が増大。∴これから経営が厳しくなる。
- ○:ハイテクが先導していくと見る…どうせインフレはいつかピークアウトする相場なので。∴金利が担保のハイグロース・ハイテク。
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…”中間選挙”や”インフレ高水準”は、全て期限付きなので(∴時間の問題)。→終われば解決する。
…「9/13米CPIで、マーケットは全体を俯瞰する?」
「地政学リスクやマクロ因に振れやすい今のマーケットだが。こういう時こそ個別企業の業績を見た投資が大切($SNAPのあの強さとか。経営陣とか全てが良い)。今は、買うには絶好の場と見ている」
「今の”カナリア”は『HYではなく変動ローン金利や米2年債金利を見とけばいい』という声多数」
よろしくお願いいたします。
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