おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- インフレ率の欧米逆転か。
…昨日のEUの5月CPIが⇑8.1%と、伸び率が50年ぶりの最大に(仏5月GDPは⇓0.2%)。今週金曜に米雇用統計・来週金曜に米CPIが出てきますが(4月は⇑8.3%だった)、「EUと米のインフレ率が逆転する可能性が出てきた」と今朝の日経FT。
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- →∴「世界の中央銀行が資産圧縮(QT)へと動き出した」とも日経FT。世界全体で年2兆$規模のQTへと。
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→昨日のストックボイス:ブーケ・ド・フルーレットのマブチさん。
「リスクオンとか、どの口が言っているのか。ミーム・SPAC etc. 流行りもの(リスク資産)が調整しただけ。膿が出ただけ。リスク資産(ギャンブル)に『マクロが・ミクロが・経済が』を持ち込むのは間違い。だってギャンブルなので。∴今の上昇雰囲気は『規制が緩んだ時のアンワインド』なだけ(Fed高官の『9月まで利上げしないかもよ』でマーケットは緩んだので)」
「も、米の消費は基調は底堅いし、足元は良い。労働市場も底堅い(今週金曜の雇用統計で、労働市場がどれだけ鈍化するかがマーケットの焦点な今)」
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- 「米家計貯蓄率の低下」が話題。も、これは「ヘリマネで積み上がった貯蓄分」をストレス発散で今使っているだけであり、”根っこ”の(従来からの)貯蓄分を取り崩しているということではない。
- 2018年~の「トランプ vs 中国」で見送っていた企業の設備投資も2022年から復活すると見ている。
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→∴1.2からの”企業収益”に着目すること。
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- EUではロシア産天然ガスはまだ禁輸措置になっていない点に要注意!
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※バルト3国では既に天然ガスを禁輸している。&バルト3国が高インフレへと(半導体価格が更に上昇となるか?)。
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- エストニア⇑20%
- ラトニア⇑16%
- リトアニア⇑18.5%
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- 今朝仏F2。「EUはロシア以外の国(中東・北アフリカ)から原油を輸入することとなり、∴原油価格は今後、より上昇していく事になる」と。
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※「リセッションに入ると見ている」とも。仏F2「賃金を上げれば”品物の価格”へと跳ね返り(∴品物の価格上昇)、∴リセッションとなる(GDP⇓・インフレ⇑で)」
→「何年かかろうと、プーチン経済体制を崩壊させることが目標」とF2出演のエコノミスト。
→∴「習&プーチンBRICS体制」の事を指すか。
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- 年末までにロシアからの海路輸送の9割を輸入禁止(も、陸路のパイプラインは開けておく)。∴オランダ・ハンガリーetc. ”小国”が痛手を受けることに。~ZDF独
- EUインフレ率。
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- 仏:⇑5.2%
- 伊:⇑7.3%
- スペイン:⇑8.5%
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…「米がウクライナへロケット砲を供与(も、射程は制限)」という日経FT報道。
米がウクライナへ直接の供与へと。レッドラインを超えたように見えるも、現況の「レッドライン」は”MLRS”に移ってきているので。(米のMLRS/HIMARS多連装ロケット発射機。米がこれをウクライナに供与すれば『レッドラインを超えたとみなす』とプーチン。バイデンは『供与しない』と一昨日に発言)
…イスラエルがUAEとFTA(自由貿易協定)を締結・署名。
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- アラブ諸国では初。
- 「融和」を演出、と見られている。
- 今年3月末にドバイで開かれた外相会議で、企業取引を拡大し”経済拡張”を強める動きについて語った(イスラエルが”意気込み”を示した形に)。→今回の締結で、その96%をカバー。(農産物・医薬品・医療品・化粧品etc. )
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- も、イスラエル&UAEの本当の狙いは「イランを封じ込めることにある」と今朝日経FT。UAEのムハンマド新大統領(5月に就任)は、対イラン強硬派の人物。根っこの問題である「パレスチナ問題」に乗っかりたかっただけのイスラエルと米、と分析(『願ったり叶ったり』の米&イスラエル)。→「いつかしっぺ返しが来ると見ている」と日経FT桜庭さん。
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