今日は声をかけるのをやめて爺のかぶっている帽子を振ってみた。耳が良いのは知っていたが目も良い。むこう岸から3羽の和鴨が懸命に泳いできた。肝心のバリケンは橋の下流にいたらしく、和鴨の動きに気がついたのか下の方からやってきた。
ところが手元に来たのは和鴨が3羽に増えていた。あの羽を怪我した小鴨も加わっているが、親子ではないらしい。近くによると盛んにつついて追い払っている。種類が違うのだろうか・・・。それにしても4羽になればバリケンの栄養補給がむつかしくなる。折角、羽の色も良くなって、頭の羽も生えて来たのに我が家の2匹の愛猫もお腹がすくのにどうしようと心配になってきた。モシ本格的な渡り鳥の季節になるとどうなることか心配だ。
バリケンは元々愛玩用で誰かが養っていたのだろうから捨てた人間の責任。成り行きに任せるしかない・・これが今日の結論になった。現役時代ペットフード会社と取引していたのでそれなりの栄養や健康管理には随分手がいれてあるのは理解しているつもりだ。
野生に餌をやるのはタブーであることも承知しているがバリケンは野生と言えるか・・・。