
昨年の暮れに続けて学童の悲惨な事件が起きた。悲しくて腹が立ち、居た堪れなくなって防犯パトロ―ルのボランテァを申し込んだ。個人より、後ろ盾があったほうが良いと思い、社会福祉協議会に申し込んでいた。年が明けて2月に参加者の申し出があって、即座に開始した。
協議会の車を借りて防犯パトロ―ルのステッカーを貼り、腕章も作ることにした。目的は八つの小学校の下校時の安全確保と、地域住民の方への啓蒙を図ることに重きを置いた。相方は同年輩で関東方面の警察で活躍された防犯のプロの方だから心強い。市街地の学校が700人弱、その周りに200人位の学校が3校その郊外に1学年12人位の小さい学校が4校が対象になった。
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手探りで初めて半年が過ぎた。1チ―ムだから週3回で3時から5時を活動時間にした。果たして役に立っているのだろうかと心細さを感じながらも0.1%の可能性でも1000日続ければ役に立つと決意し「継続こそ力なり」と信じて続けた。
秋田の事件が発生した時は、ハシゴをはずされた心境で複雑になったが8つの校区の中から一つ二つと各校区に子供の安全を守る会が立ち上がり、目的が少しづつ見えるようになってきた。やはり町内の老人会の方々が中心だ。民生委員のかたも居られ、防犯協会の方も居られる。然しながら校区によっては未だに何の気配もないところもある。校長先生が不審車両排除を目的にパトロ―ルされておられる学校もある。心配で心配でジイッとして居られないとの事だ。
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然し、ある地区では自治会の意見で沢山の方々が校門の近くに集まって声掛け運動をされたが一月も続かなかった。手法的に問題があったのだろうか。参加者が多ければいいというものでもないらしい。全国的には、所謂老人パワ―を結集して活動が始まっているそうだが、当地ではまだ、組織化や手順の標準化は出来上がってないようだ。一番進んでいる所は、自治会長さんの音頭取りで、おばあちゃんたちが楽しそうにやっておられる。定時に犬の散歩をしている方が腕章をつけて居られるし、ジョギングの形で参加しておられる。
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それでも楽しいことも沢山ある。高学年らしい少年が走ってきて「小父さん、いつも有難う」と言ってくれた事もあるし、今では1年生も大きな声で挨拶をしてくれる。ある時など「良い物見せる」と言って玉虫を見せてくれたし、女の子が蝶の幼虫(芋虫)を沢山獲って「袋をありませんか」と云ってくれた事もある。小さい山奥の集落の通学路にサルが出たこともあった。
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郊外の学校は高台にあって素晴らしい。然し恐ろしいほどの少子化だ。昨年は75名だったが今年は60名そこそこらしい。
集団下校と言って二人三人で下校したり独りで帰るのも珍しくない。田舎のお城みたいな大きな家の中も子供が見当らない。少子化問題の厳しさは、やはり子供は国の宝だと改めて思うようになった。
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今日から夏休み あの子達はどんな夏休みを過ごすのだろうか。元気に精一杯遊んでくれたらと思う・・・先ほど、大雨で増水した菊池川を見てきた。農水路も溢れんばかりだ。時間があれば菊池川を中心に遊び場をパトロ―ルしてみようかなと思った。今月の広報誌で参加者を呼びかけたが、あと1チ―ム出来れば良いなァと思っています。
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夏休みと言えばセミの鳴き声、プール、ラジオ体操、夏の友、日記、朝顔の観察等など・・子供たちが良い夏休みを過ごせるといいですね。ぐう3さん、防犯パトロール頑張ってくださいね。応援してますよ~
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やっと、雨が上がり、空の雲が.薄くなってきました。孫娘はバスケット部に入ったらしく部活だそうです。豊橋の孫息子2人は突然猫アレルギ―が発祥したらしく、2人旅は諦めたとの事。我が子同然になった3匹の子猫を手放し切れないと 説明していました。爺ちゃんに魚釣りを教わりたいと、メ―ルしてきていたのに可哀想です。卵が食べられないとは聞いていたのですが・・・時代がもたらした新病ですかね。
パトロ―ルのこと、削除しようと思っていました。半年では・・・継続できるか未だ自信がないので・・・正式に公表すべきではなかったと思っていました。 グウ爺拝