

バアさまは歩きなれている様で爺が転ぶ事を心配してくれていた。久し振りに鯉タロウの住処によってみた。相変わらず元気に泳いでいたが爺の口笛には反応しなかった。農水路には竹で組まれた橋が残っていた。
ランちゃんやシロちゃんと一緒に渡った橋だった。昨年の夏から家族になったタロウも事故で無くなり白は自宅で留守番をしてもらった。そう云えば大すきなランちゃんはもう一年にもなる。近くに住んでいる大型の犬に追われて行方不明になったと思っていたらその血統書つきのその犬も死んだとか・・・原因はパットゴルフ場の除草剤だそうだ。動物はお腹の調整のために草を食べるとか!すると体温の下がった犬猫は寒い夜は耐えることが出来ず温かいところに身を潜め其の侭、息が絶えるらしい。やっぱし悪いのは迎えに行かなかった爺だったようだ。
★農道の木蓮に木には立派な花芽が付いていた★
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