<2次レポート>(38)【13:00~14:00】(桜前線)
●英語:(メルマガ読者、教材利用者)
●第1次筆記試験の自己採点の点数
・英 語:免除
・日本地理:88点(合格)
・日本歴史:78点(合格)
・一般常識:46点(合格)
・通訳案内の実務:免除
●受験会場: 龍谷大学(深草キャンパス 2号館)
●受験時間帯:13:00~14:00
【1】日本人試験官:女性、若め(30~40歳代?)、進行を主に担当、きちんと進めるタイプ(?)
【2】外国人試験官:女性、50~60歳代、英語は聞きやすかったです。ブロンド、楽しんで試験しているタイプ
【3】プレゼンのテーマ
①百舌鳥・古市古墳群
②鯛焼き(他の方のレポートで)
③メイドカフェ(他の方のレポートで)
【4】自分が選択したプレゼンのテーマ:百舌鳥・古市古墳群
【5】プレゼンの後の質疑応答
①どこにあるのか
(プレゼン最初に大阪にあると言いましたが、印象に残っていなかったのかと思いました。プレゼンの中で大仙陵古墳のことを言ったので、(大仙陵古墳のある)百舌鳥古墳群は堺市にあると答えました。)
②この試験場から行くのにどの位、時間がかかるか。
③周囲には何かアトラクションはあるか。
【6】外国語訳の日本文(てにをは、自信ありません。要旨として以下の通りです)
桜前線は桜が咲く時期を表します。日本地図の天気図に書かれます。
(他の方の報告の様に、天気図の等圧線の様に日本地図(の上)に書かれますが正解でしょう。聞いていてよく意味がとれませんでした。天気図、日本地図の上にという単語はあったと存じます。等圧線は覚えていません。)
桜前線は九州では3月に、(その後?)少しずつ北上し、北海道には5月に到達します。日本人はお花見など桜が大好きなので、桜前線は最大の関心事です。
(お花見というキーワードはあったと思います。実際にした訳は日本人は桜が好きなので桜前線は最大の関心事です。と言って(メモから)お花見のキーワードがあったことに気づき、日本人はお花見をとても楽しみます。と加えました。日本人面接官はうなずいていたような気がする(?)ので、そんなところだと思います。)
【7】外国語訳の後の質問
特にありませんでした。
【8】<シチュエーション>桜を楽しみに来たが東京では桜はほとんど散っていた。さてどうする。
【9】<条件>どこに行くかは裁量がある。
【10】与えられた<シチュエーション><条件>に対する私の対応策
【11】その後の質疑応答
私 :桜が散っていてなんて残念でしょう。
外国人:とっても楽しみにしていたのに。桜を見たいわ。どうする?
私 :本当に分かりますわ。
この時期は日本中のどこでも桜が咲いています。(本当はどこかで、と言いたかったのですがどこでも、と言ってしまいました。)箱根に行くのはどうでしょう。標高が高いので桜が咲いています。
外国人:いいわね。(途端に笑顔になる。) どの位、時間がかかるの。
私 :1時間半です。
外国人:どうやって行くの?
私 :公共交通機関で。
外国人:私達は17人のグループだから困るわ。(思わず条件の紙を見直すがそんな情報はなかったように思います。)バスとかないの。しかも今日行きたいの。
私 :(思わず)Today?と小声で言ってしまいました。
旅行会社に聞いてみます。(電話をかける真似をする。)
大丈夫です。手配出来ました。
外国人:それはうれしいわ。箱根には他にアトラクションがあるの?
私 :箱根には温泉がたくさんあります。Black eggも食べられますよ。
外国人:Black eggって何?(黒卵は初めて聞くようで、自然な質問でした。)
私 :ゆで卵です。色が黒いんです。
外国人:いいわね。
【12】第2次口述試験受験の感想
通訳案内士試験は今回3度め2次も3度目です。1度目はTOEIC840点以上の免除で受けてみようかと思い2次に進みましたがプレゼンの発表時間が足りないと言われ頭が真っ白になり、だまってしまいました。基本的な単語も間違えて連発していたと思います。
2度目は制度変更で以前のTOEIC免除はなくなったので、英語と実務の試験を受け、やはり2次に進みましたが、シチュエーション問題でつまずきました。
(日本食を食べたいが周囲に中華とファミリーレストランしかない)外国人試験管は今にして思えばヒントになる質問をしてくれた(ファミリーレストランでは何が食べられる?)にもかかわらず、自分の思い込みで洋食ばかり答えてがっかりさせてしまいました。(ハンバーグ!、スパゲティ!とか叫ばれてしまいました。)
今回は免除がなくなった社会科3教科を受け、また2次に進みました。なるべくお客さまの気持ちに寄り添い、提案することを心掛けました。箱根を提案した時点から外国人面接官がとても乗り気になってきました。
ハローの受験速報は最初のしか見ていませんでしたが、後で「箱根」が朝1番の通訳問題で出たことを知りました。
そのため試験官が箱根に対する情報を得ていたので乗ってきやすかったのかも、と思いました。実際、箱根は東京より桜の開花が遅く、特に河口湖では桜と富士山の対比が美しい様です。
試験が終わって、外国人試験官からThank you.と言われました。お疲れ様の意味なのか、黒卵の情報なのか、一連の無理な要望に対応してくれてありがとうなのか良く分かりませんでしたが私もThank you.と答えました。
いろいろと反省点もあるので、植山先生のエール「自分の実力が100%発揮出来たら大満足!」の心境には今一歩ですが、これが今の自分の実力、と思える位には力をつくせたと存じます。
明るく終わった試験の結果を信じたいと存じます。
【13】ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
一番役にたったのは、皆さんから寄せられた、どういう勉強をした、試験がどうだったなどの経験談です。そのお礼の意味でこのレポートを書いています。
2次対策では9月以降、ハローの過去問の2013年以降の通訳問題はすべて、プレゼンは2013年から2015年の項目について一部を除きほとんどを自分で作文しました。
(2015年の問題数が異様に多くそれ以降の年の問題は着手できませんでした。)都度、Online lessonでノンネ―ティブですがセルビアの人達に確認してもらいました。
2次試験が近くなって、通訳問題は見直すことが出来ませんでしたが、プレゼンは一部の作文の話の要点を箇条書きで日本語でまとめました。やはり、話す内容が大事だと思いましたので。古墳は過去問にあったので世界遺産に登録されたニュースを受けて、百舌鳥・古市古墳群を絡めて一応つくっていました。
ただ本番では古墳ではなく百舌鳥・古市古墳群そのものが出たので植山先生の「日本的事象英文説明300選」の古墳の被葬者層、時代、副葬品の説明が抜けてしまいました。
代わりにニュースで見た評価のポイントが人間(の生活)と古墳との共存という話を入れ、切り抜けました。先生のメルマガで百舌鳥・古市古墳群はそのまま Mozu-Furuichi Kofun Group で良いということを知りましたので、プレゼンの時にはこれを使わせてもらいました。
結果はどうなるか分かりませんが、とりあえず感謝を込めて、お送りさせていただきます。ありがとうございました。
以上