guitarbuddha's diary

guitarbuddha(ギターブッダ)の日記です。ギターや音楽のことを中心に日々思うことを書きます。

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懐深き遍路道

2007-09-12 03:04:18 | 新聞ネタ
え~、昨日はさんざん
あいちん(高部 あい) のことを書きましたが、
なぜかまた エビちゃん(蛯原 友里) の夢を
観てしまいました。(笑)
あいちん、重ね重ねスマン…。

あ、そうそう、
エビちゃん は夢の中でも細かったです!


さて、久しぶりに新聞ネタです。
昨日の朝日新聞夕刊、
今までも何度も紹介してきた
人生の贈りもの
の欄です。

今週は、ジャーナリストの
辰濃 和男 さん (77)
へのインタビューが載っています。

辰濃 さん はこれまでに四国の霊場88ヵ所を
遍路でなんと3度も歩き通していて、
その中で今も忘れられない出会いが
いくつかあったとのこと。

ある老人は7年前に妻を亡くし、
カネをためては四国へ来て50日ほど歩く。
その老人はこう言っていたそうです。

「べつに自分が幸せになるなんてえこと願かけねえでもいい。自分1人幸せになったって、何にもならねえだからね。まあ世の中、みんながよくなりゃ自分もよくなるんだからね」

う~ん、なんともすごい言葉だよね。(笑)
で、辰濃 さん はこのようにおっしゃっています。

野に聖ありというけれど、まさに、ここに聖がいると。
いろんな人がいた。違う人生を抱えた雑多な人を包み込む遍路道の懐の深さに心を揺さぶられました。戦後の思想は排除の思想ではなかったか。偏差値でえり分ける、学歴でえり分ける、豪華な家、高価な服、ごちそう、そういうものでえり分ける。



辰濃 さん は一昨日の記事では
こんなこともおっしゃっていました。

ときどき、自分は死者のように生きているのではないか、と思います。
例えば記者時代。火事で焼け死んだ人がいた。死人がいれば記事に段が立つ。そんなことばかりに気をとられて焼け死ぬ人の心を感じていない。官庁の発表にほんの少し独自の味付けをした原稿を書く。 「これをこそ書きたい」 と書いている原稿ではないと思う。ではなぜ書きたいことだけを書かないのか。
お前は息せき切って駆け足でやってきたが、本当に満足する生き方だったのか、大切な物を蹴(け)散らしてきたのではないか……ぜいたくなことを言うなと言われるでしょうが、そういう実感があります。人は宿命的に死者のように生きるのかもしれない。しかし、そこからはいあがり、よみがえることが大切なのではないか。遍路道は私にとってのよみがえりの場所なのです。



こういう記事を読むたびに
本当にいろいろと考えさせられます。

僕だって、いつも
あいちん と エビちゃん と エフェクター のことばかりを
考えているわけじゃないんだよ。(笑)



では、今日はここまで。



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