小さなお山の先っちょで

毎日の生活の中の 興味や感動や楽しみを まったりと綴ります。

蛍今昔物語

2016-06-13 | ネイチャーガーデン
今日も プレゼントにタッジーマッジーを作りました。
この時期、美しいハーブがたくさんあるので とても楽しい作業です。




ホタルブクロが咲きました。



女の子はお父さんの自転車の後ろに乗って 蛍を捕りに行くのが大好きでした。
ほうきを撫でるように振るとその先に2~3匹くっついている。
小さな虫かごいっぱいの蛍の光とにおい。
蚊帳に放して眠る嬉しさ。



その子がお母さんになって 息子たちに蛍を見せたくて 某ホテルの『蛍の夕べ』(庭に他の所で捕まえて来た蛍を放っている)に。
大人たちがディナーを楽しんでいる時に 退屈した息子たちは
周りの子供を集めてかくれんぼ。
ロビーで知らない子たちと走り回っていたっけ。
それでもお土産に買った籠入り蛍をじっと見つめていたね。




そして
数年前、
その子がお父さんになって 海外勤務。
オークリッジの集合住宅の敷地の中に蛍がいるって喜んでいた。
親子で淡い光に日本を思っていたのだろう。



今年、
もう一人のお父さんになった子は
蛍を観に 1時間車を走らせる。
8歳の息子が2歳の娘に
「すみれちゃん、これが蛍だよ。おしりが光っているでしょ。」
と言ってる姿に ほっこりしてる。


この物語、まだまだ続くんでしょうね。