YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

~ばあ~ちゃんの大冒険!~

2007-01-22 20:13:38 | Weblog
NAOのこっちでの日本人のお友達(イプスウィッチと言うところに住んでいる)が昨年12月に女の子を出産しました。

こちらに住んでいる日本人女性にとって、一番大変なのが“出産”と“育児”だと思います。(←これは日本でも同じかな)
あまりにも考え方に差があって「所変われば・・・!」なんて誰かみたいに笑ってられない!
このことについて書き始めると、終わりそうもないので「オーストラリアでのお産と子育て」については、次の機会に書きます。

話を戻して
産後一ヶ月。何もかもが始めてで・・・赤ちゃんは泣きやまない・・・おっぱいで、夜も眠れない・・・家事はしなくちゃいけない・・・言葉は・・・英語がどんなに上手くても、やっぱ、日本語を話すようなわけには行かない・・・不安がいっぱい 
誰もが一度は味わう“育児ノイローゼ”

そこで、ばあ~ちゃんの出番!
そのイプスウィッチとやらまで行って、“お話相手”を勤めさせて頂こう!
と、いつも潜んでいる“好奇心”に動かされ、一人で行ってみる事にしました。

家からバス停まで、歩いて5分。
バスでCITYまで25分。
電車の駅まで歩いて10分。
電車で50分。
そこから彼女の家まで歩いて15分。
待ち時間なしで105分 のコースです。

先週の月曜日に、NAOとKYにCITYの電車の駅まで連れて行って貰って、プラットホームまで見てきました。
「よ~し!コレで大丈夫 

挑戦したのは19日の金曜日。
午前9:00スタート!
まず、バス停まではOK!→CITYのバスターミナルに着く・・・???・・・この間降りたホームを通り過ぎた 
全然知らないほーむに降ろされる・・・(落ち着いて、落ち着いて・・・さっき見えた、この間のホームに行けばいいのよ!)と自分を励ます 
さんざん歩き回って、この間のA9プラットホームに!
なにせ、ここまで戻ってこないと「スタート」できない 

気持ちを新たに、スタート!
地上に上がって、歩き始める・・・???・・・どうやら、むきが違うらしい・・・向きを変えて、もう一度!
あったあった!この間の“黒いビル”(そうよ!コレが駅なのよ~!)と独り言。
駅の中でも、エスカレータを見過ごして・・・ちょっと迷う 

案内板を見て、イプスウィッチ行きの時間を調べる。
10:08 がある! この時、すでに 10:03  (大丈夫。プラットホームは知ってるから!)と切符を買う。
「“ブーバル”まで下さい!」って言ってる(つもり)んだけど・・・駅員さんは「???」
仕方ないので、NAOが書いてくれたメモを見せる・・・分かってくれて、チケットGET 
でも・・・このゴタゴタで、08分行っちゃった 
次は38分。(そうか~田舎だもんね~30分に一本ね~)とまた独り言。

気を取り直して、カフェに入ってカップチーノ”を頼む・・・と、借りてきた携帯が  出るとNAOが「彼女の家はブーバルよりも一つ前の駅で降りた方が近いんだって!お迎えに行くからって!もう着く?・・・・ええっ!まだ、電車に乗ってない?・・・お茶?・・・」てな事で 

ここで、焦っても仕方ない   ちゃんとお茶して、38分に、今度は乗車!
(ブーバルの一つ前の駅は~~?)と車内でウロウロと“路線図”を探す・・・見あたらない・・・
もっとウロウロ探す・・・あったあった!知らないおばちゃん(知ってるおばちゃんなんて、いるはず無いっ!)の背中に隠れてた!
なにげな~く 覗いてみる。
(分かった!○△X駅ね!)と空いてる椅子に座って(ホッ
アナウンスが聞こえる・・・聞き取れない・・・
また路線図の所に行って○△X駅の前の駅を探す!
(分かった○□◇ね!)
窓側に座ってじっと外を見る!
駅に着くたびに、駅名のチェック!! 
そして17個目の駅でその名前を発見 

(やった~!つぎの駅で降りればいいんだ~!)
次の駅について・・・(よし!ボタンを押してドアを開けないと行けないのね!)
と、ボタンを探す!・・・オレンジ色のボタン(みたい)を押しても・・・開かない 
隣の車両の人達は、ちゃんと開けて降りてる・・・私の車両は・・・誰も降りない・・・
(降りれない!!!)
もう、その時の恐怖、焦り! なんて
すぐ近くに座っていた、勿論知らない“おじちゃん”の前に行き「ドアを開けて~~」っと叫ぶ!
おじちゃんが跳び上がって、急いで開けてくれた!・・・ボタンではなく・・・レバーでした 

とにかく、降りれた!降りたのよ~~!

降りた時の私は、もう 興奮しまくりの表情だったらしい・・・工事のおじちゃんが「あんた、大丈夫かい?」と心配そうに聞いてくれた 

と、まあ、こんな感じで、彼女のお家に着いたのは11:45 でした 


帰りにも、また「バス降りられない騒動!」があったんだけど・・・お楽しみは、次回に!