YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

最近の日本語

2013-10-29 20:32:34 | Weblog
毎日、私の子供、じゃなくて、もう孫に近いような年の若者たちといしょん仕事をしています。

楽しいんだけど…
気になるのが日本語。

たとえば、
『大丈夫』という言葉。
今、国語辞典を引いたら 『あぶなげのない様子。確か。』って書いてあった。

最近の子はこの言葉を多用する。
今日も
「ランチ、食べてく?持って帰る?」って聞くと。
「大丈夫です」という返事。
思わず「それって、食べるってこと?食べないってこと?」って聞いちゃったよ~
ほかにも
「この日に休んで大丈夫ですか?」
「これ、やっても大丈夫ですか?」
「これ、やってもらって大丈夫ですか?」
「コーヒー飲む?」「大丈夫です」…等々、
なんにも大丈夫じゃないよ ね~。

これと同じ場面で使われるのが「平気」という言葉。
大丈夫がすべて平気に置き換えられる。

全然平気じゃないよ~!

ちゃんとさ~、「してください。してもいいですか? いりません(結構です)」って言葉が、日本語にはあるんじゃん!!

それから『了解です』
これもさ~、メールじゃないんだから、お友達でもないんだからさ~、仕事では使わないでしょ!
普通は…

それから『感じ』
「こんな感じで大丈夫ですか?」
「どんな感じでやればいいですか?」

あ~あ、こんなことに毎日引っかかってる私って…
小さいのかな~

おしゃべり靴

2013-10-29 20:18:25 | Weblog
昨日、仕事中に左の靴の頭が床に引っかかって…
こ~んなに大きな口をあくようになってしまいました(笑)

もう、2年近く履いていて(常時私は仕事用の靴を2足持っていて、一日ごとに履き替えています)、いつ壊れてもおかしくない状態だったんだけどね。
それが昨日!だったの。

なのに昨日はバス停から学校まで20分も歩かないといけなくて…
途中で靴を買うお店もなく…
買う気もなく(笑)

靴に「頑張れ~!もうすぐだよ!」って声をかけて励ましながら、
無事に歩きとおしました 

で、子供たちにこの靴を見せたら、
「Ba~ba、この靴、しゃべれるね!」

本当だ!
しゃべれるね!

と、言うことで…
今朝、靴に「長い間、ありがとう!お疲れ様ね!」って言って…

日本から買ってきてもらった厨房靴は仕事納めとなりました 

百田尚樹

2013-10-29 19:46:28 | Weblog
『風の中のマリア』

オオスズメバチのワーカー、マリアが主人公の虫の世界の物語。

こんな物語初めてだったから…
ちょっと…なかなか…入り込めなかった。

でも、今まで知らなかったことばかりです。

『あんたたちは奇妙な虫だよ。
虫というのは、交尾と産卵のためだけに生きるんだよ。
でも、あんたたちは違う』

『「全ての虫は子孫を残すことが一番の目的なんだ。
しかしあんたたちスズメバチのワーカーは交尾もしなければ、子供も産まない。
いったい何のために生きているのか、わからないね。」
「私たちは妹たちを育ててる」
「それがわからない。
自分の卵を産まないで、せっせと妹たちを育てるというのがさ。
他人のために生きる虫なんてどこにもいないんだ。
そんな虫は、あんたたちヴぇスパと、ミツバチとあとはアリくらいなもんだ。」』

『「カゲロウを知ってるかい?」
「川の上で飛んでいる虫ね。ふわふわと頼りなげな虫だわ」
「カゲロウの幼虫は水の中で1年くらい生きて、水から出て成虫になれば1日で死ぬ。
その1日にオスとメスが出会って交尾する」
「たった1日で死ぬの?」
「カゲロウの成虫には口もない。だから何も食べられない。
交尾するのに口は不要だからね」』

と、こんな感じで常に“目から鱗”状態でした。

でもね、
終わりが…寂しい。
…私は…やっぱ…ハッピーエンドじゃないと、やだ