南杏子
初めての作家さん?かな?
『「すぐに訴えると行幕患者を即・訴訟症って言うんだ。」
骨訴訟症になぞらえた金他のダジャレを思い出し、他の医師も似たような経験をしているのだと自分を慰める」』
『だからこそ「ありがとう」の一言が、
とてつもなく医師を喜ばせる。
感謝の一言はそれまでの犠牲を忘れさせる力があるのだ』
『ここでたくさんの人々を看取ってきた。それでわかったのは、人はいつか必ず死ぬと言うことだ。
だから治すための医療じゃなくて、
幸せに生きるための医療を考えてきた。
たとえ病気があっても、その病と共存して最後まで心地よく生きられるような治療を誠実ににやってきた。
その先に死があってもそれは受け入れる』
今まで知らなかった、気づかなかった医療現場の大変さを知りました。
そしてお医者様は命懸け体力勝負なんだと!
でも、どんなお仕事でも、
命懸けで体力勝負なのは変わらないのかもね。