青太郎さん、兄ちゃんに勝てなくなってます。
正確に言うと、「兄ちゃんが負けてやらなくなった」。
青が欲しいと言えば、譲ってやっていた、
ベッド、ジャーキー、かぁちゃん。
その他もろもろ、取り合いが発端。
ベッドはふたつありますが、ドームハウスは、ひとつ。
どう見ても、惇サイズ(銀次郎のです)ではないのに、
みちっとなるのも、いいもんらしいんです。
半分やきもちかなぁ。
夜眠るときは、入らない。
「ぼくのだ!!!!」と青太郎がいくら言っても、
「返してぇ!!!」と悲鳴に近い声で鳴いても、
しら~~~~んぷり。
優しすぎる兄ちゃんを、ぶち切れさせたのは、
あなたよ、あなたっ。
分かっている?青太郎。
惇のばっくれぶりも、なかなかになってきました。
本音でぶつかりあってこそ、
本当の兄弟の絆が生まれるんじゃないでしょうか。
幼少のみぎりの、かぁちゃんとBどのの喧嘩は、
すごかったわよ。
さえずっていたのは、Bどのの方です。
私は最後まで黙って聞いていて、
とどめの一発を、返す。
青太郎が、
「いいかげんになさいっ」と叱られるか。
「くしゅん」とあきらめるか、で決着がついています。
でもね、最後はやっぱり惇らしい。
青が、「くしゅん」と言って、退場し、
頭(心かな)を冷やして帰ってくると、
「おいでぇ~」と、遊んでやるんです。
もっちろん、喜んで兄ちゃんに、ダイブ。