はじめとマリノス

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第17節 鹿島アントラーズ戦 正念場を迎えているマリノス

2024-06-02 13:30:59 | 横浜F・マリノス

ハイライト|J1リーグ第17節|vs 鹿島アントラーズ

 

 

「このままでは終われない」「とにかくやれるだけやる」そんな気持ちで戦い勝利した柏戦だったが、好調な鹿島には通じなかった。

いや、まったく通じなかったわけではないが、まだ力不足だったというべきか。

ダメなところも良いところも見えた試合だったと思う。

試合自体はエキサイティングでお互いに一歩も引かない、まさに正面からぶつかり合うこれがプロチーム通しのサッカーだという試合を見せてくれた。

DAZN解説陣も「良い試合でしたね」と感想を述べている。

さてマリノス、試合の入りは良かった。柏戦と同じように前への意識が高くてアグレッシブな感じがした。

ウィンガー井上、どうしたかと思うくらいの良い動きになった。

香車のような縦の突破一本やりだった動きが、相手の股を抜き、まるでエウベルのようにセンターへドリブルをしていく。

先制点は彼のシュートのこぼれ球を詰めていたロペスが押し込んで先制した。

柏戦に続いて先発のアマジュンも好調を維持している動き。

前線で自由に動き、チャンスを作り出していた。

井上はやっと肩脱臼のしがらみから抜け出しつつあって、覚醒の段階を迎えたのかもしれない。

アマジュンは復帰してからやっとその特長を出せる状態になってくれたのが嬉しい。

試合を観て調子の良い選手もいるが、調子が上がらない(言葉は悪いが退化)している選手もいることがよくわかった。

今シーズン、後半にガクッとチームの力が落ちてしまうのは、強行スケジュールの影響も大きいが選手間の能力差がでてしまっているのだろう。

それでも今回はロスタイムではあるが、宮市のクロスに朝日が飛び込みながらのヘッドで決めたことは、大きな意味があると思いたい。

「このままでは終われない」「とにかくやれるだけやる」そんな気持ちが実った一点だったと思う。

前にも書いたが、「もう誰が出てもマリノス」ではない。

だから交代した選手がチームの推進力を上げて盛り返すという状況が作れなくて失速してしまっている。

今後は選手はもちろん、監督も正念場を迎える。

むしろ監督のマネジメントが今後の成績に影響していくのは間違いない。

好調な選手をシビアに見極め、その使い方が重要度を増す。

どこかの監督みたいに試合の結果を選手のせいにするようなことを決して言わないキューエルだが、選手自体も「今、結果を出さないと先がない」と思うべきだ。

外野が勝手な事を言えば、若い山根、榊原は大きなチャンス。

ACL漢でインサイドハーフの役割もこなせるFW朝日はゴールをもっと獲れる。

スピードスターの宮市と井上、さらにヤンとの使い方を工夫すれば、もっと崩せてチャンスが生まれゴールが獲れる。

とにかく選手の底上げを進めること、そして監督のマネジメント力を切に願う。

ACL戦後の2試合、全敗しないで本当に良かった。

気持ちの入った試合を観れて、本当に嬉しかった。

改めて言う「マリノスは死んではいない」

しかし、それを見せていくために正念場を迎えていると思う。

 

 

 

文中の選手名は敬称略となっています。

画像はマリノス公式HPより

 

コメント (2)
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