ハイライト|J1リーグ第14節|vsアビスパ福岡
憂鬱な木曜日から失意の日曜日になってしまった。
マリノスの弱点は研究されしつくしている感がある。
対戦相手は、GKからつなぐ特長からディフェンスラインに圧をかけ、ハイラインの裏を狙う戦術を徹底してくるからだ。
「自分たちのサッカーをやるだけ」はわかるが、それはポリシーであって実践する手段はいろいろとあるべきだと思う。
サッカー素人の私が言うので間違っているかもしれないが、ショートパスを繋いでいくだけでなく、
ロングフィードで展開を図るのも必要なんじゃないかな。
リバプールのSBアレキサンダーアーノルドは後方から見事なロングフィードを最前線にだしてチャンスをつくったりしている。
マンCだって最後方から一気にウィングへパスを通すことも多々ある。
ああ、扇原選手の見事なロングパスがなつかしい。そして今更ながらチアゴの素晴らしさを実感してしまう。
ないものねだりをしても仕方がない。とにかく最後方から前へ進めないなら、
状況によってやり方を変えないとこれから苦戦が続くのはまちがいない。
ジョエル、良かったね。ピッチ全域で孤軍奮闘していた。
アビスパ戦で記憶にあるのは、日産スタジアムで確か中町選手がまだアビスパに在籍していた時の試合だ。
前半で2失点し、ハーフタイムを迎えた時は大ブーイングが起きた。
それで選手が奮起し、後半で3得点して逆転勝ちした。
(得点は記憶なのでまちがえているかもしれない。ただ逆転勝ちしたのは確かだ)
2022年5月21日(土) 第13節 ベスト電器スタジアム
横浜F・マリノス 対 アビスパ福岡
0 対 1
後半13分 ジョルディ クルークス
アディショナルタイムの10分間、相変わらずのショートパスが続きしかもバックパスや横パスばかり。
全然工夫がみられない。怒りもあったがどうしてこんなに退化してしまったのか。
悲しかった。
もうちょっと理想と現実の使い分けみたいなことができないとダメだと思うんですよねえ。
私はウチのチームが“子供”だと思うのは、甘さと共に、こういうところなんです。
でもこの子供っぽさって、もしかした長年染みついたウチのチームの伝統的なものなのかなと、最近思っています。
おそらくロペスがしばらくいないですから、このままだと、この先さらに苦戦が予想されますね。
確かに気がいいというか、素直でおっとりしているところはある気がします。
あと、ここ数年は良い意味で選手の入れ替わりが激しいので、戦術の理解がうわべだけの選手も多々いるのではないでしょうか。
選手ほぼ全員が出場できるというのは、層が厚いと言われていますが、裏返せば選手感の競争が緩くなる可能性もあります。
誰かがやるからいいや、誰かが考えるからいいや、そう思う選手が増えれば増えるほど優勝に値するチームではなくなっていくでしょう。