葦毛湿原に花探索に行ってきました。
秋の紅葉と違って、新緑の季節は長く楽しめますね。
まずはカキラン。まだまだこれからという感じ。ほとんど咲いているのを見つけることができませんでした。
アップにするとランの名に恥じない美しさをもっています。ただランの仲間の中では花の寿命が短いです。
ノハナショウブ。こちらもこれからという感じ。つぼみはたくさんありました。
咲いてる花はちらほら。紫色の花は大きくて湿原内でもよく目立ちます。
駐車場から湿原までの道のりで一輪だけササユリを見つけました。
ユリ独特のこみ入った葉っぱでなく、名前の通り笹の葉のようで、やさしくて上品な感じがします。
ハンカイソウが固まって咲いていました。沢沿いで黄色の大輪はよく目立ちます。
どういうわけか、いたみのないきれいな花というのは少ないです。
テイカズラ。そろそろシーズンオフでしょうか。落ちた花がたくさんありました。
湿原内はモウセンゴケがいっぱいです。ワラビのように先が丸まっているのが花茎です。
だんだんまるまりを伸ばしながら花を咲かせていきます。陽が照らないと花を開かない駄々っ子です。
ネジキ。そんなに木がねじれているようには見えなかったですが・・・・・
ネジキもシーズンオフ近し。花がポロッと落ちて他の木の葉にくっついているのがたくさんありました。
イヌツゲでしょうか。ちょっと自信がありません。ごめんなさい。
ミヤコイバラ。昨日の雨にうたれて、しょげてますが、バラの仲間ですからきっときれいに咲くとおもいます。
こうして見ると、やっぱり葉っぱもバラですよね。
クロミノニシゴリ。今、湿原内は白い花が多いです。
バイケイソウが見事に咲き誇っていました。
真っすぐ上に伸びた変わり者。去年は不作だったんですけど、今年は数多く咲いてくれました。
実際の咲いてる風景がこちら。緑がかった白花で背景に溶け込んで、写真に撮りづらいのです。
前2枚の写真はストロボを使うという姑息な反則技を使ってしまいました。
今回は遠くの花も500ミリのミラーレンズで撮ってやろうと意気込んでいました。
しかしこれと言った被写体なし。ボケが虹色になる所を探して遊んでしまいました。日食ではないです。
本日一番の収穫。なんの芽なのかわかりませんが、つるがくるくるらせん状になっているのがかわいかったので。
いつも出かける時は、「せめて一枚いい写真」とおもっているのですが、なかなか希望はかないません。
これから葦毛湿原では花本番をむかえます。しかしそれは暑さとの戦いでもあるんです。
真剣になりすぎて、まわりが見えなくなる熱中症と、体の水分が失われる熱中症と両方に注意しなければ・・・
ダラダラ長いのが常態化してしまいました。さいごまでありがとうございました。それではごきげんよう。
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