goo blog サービス終了のお知らせ 

舶匝

堅く評 #大村知事のリコールを支持します #ピーチ航空は障碍者の敵 #静岡県を解体せよ モーリシャス関連は検索窓から

​詭弁をサクッと切り返してみよう。対・村中璃子編 その四

2020-05-15 20:27:08 | 告発
のつづき、
筆が乗りに乗ってしまう……
題は、サクッなのに。

第2波が必ずしも第1波よりひどいという確証もないし

ボーイスカウト・ガールスカウトの標語、
備えを常に
がまるで出来ていない。
自然は生やさしくはない。

全体として見れば、全く意味を成さないツイート。詭弁。
苦労」という主観的な言葉を使うは、科学的ではない



予備実験、という概念が欠落。

信大副学長に対して村中が行った名誉毀損、
その一因は、
村中璃子が、「実験科学の初歩中の初歩」たる
予備実験と本実験との区別すら付けられない事にあった。
北大医の最初の二年間で叩き込まれる事の一つ。
北大医で何を学んだのやら……。


追記。


実直な言葉の数々に、感銘(チャラめなアイコンと好対照)。
(@maisonOtsuka3の紹介文にある「コンフリクトフリーの素材」も要注目。ただ、チタン合金メガネを使う当方には、結婚指輪を作る予定は……ないんです。)


下手なおべっか。

東海地方に住んでいると、大阪モデルなる存在は、ピンと来ない。
によると、
(1)リンク不明の新規患者数の7日平均が10人未満
(2)PCR検査の陽性率の7日平均が7%未満
(3)ICUの病床使用率60%未満

ガバガバな基準に呆れる。

一方、
東海地方の感染者数推移


大阪モデルは、新型コロナウィスルのコロニーを大阪に作るプランなのでしょう。
製薬会社側の村中璃子にとっては、医薬品を売れる市場になるから、歓迎するでしょう。




​詭弁をサクッと切り返してみよう。対・村中璃子編 その三

2020-05-15 20:00:38 | 告発

のつづき(上記二つは、興が乗って筆が進み過ぎました)。

さて今回は、

二つの誤謬に基づくツイートですね。

一、献血の検体。
によると、検査対象は、献血の検体。
献血できる人は、現在の日本ではかなり限られます。

にある通り、
折り紙付きの健康体だけが、献血できるのです。

しかも、実際に献血する人は

4,859,253人。日本人口の4%程度。 
しかも、男性が2/3程度。
なので、献血の検体は、日本全体の様子を眺めるには適さないサンプル。

ちなみに、上記報道には

一方、新型コロナが感染拡大する前の昨年1~3月に関東甲信越で採血して保存されていた献血血液500検体からも同2件の陽性反応が出たという

という気になる一文。

昨年後半に新型コロナウィルスに感染した者がいることは、
にて報じられた通り。

厚労省は昨年の結果については新型コロナの流行前であることから「偽陽性」との認識だ。

は即断過ぎる。

二、抗体はいつまで残るのか。「次に」使えるのか。
新型コロナウィルスについて分かっていることは、
大して多くはないです。
特に、免疫記憶がどの程度残るのか、については誰も知らないです。
数十年残るかもしれませんし、数日もせずに消えるかもしれません。
そもそも免疫記憶がなければ、抗体は作れません(このあたり事情は「はたらく細胞」に詳しい)。
しかし、村中璃子は、Covid-19の免疫記憶が数十年残ることを前提にツイート。

「感染は蔓延している!」(=集団免疫ができている)

も免疫記憶の持続期間が数十年であることを前提にした記述。
免疫記憶の持続期間が数日程度ならば

「感染は蔓延している!」けど、集団免疫はできていない。
となります。

それから、covid-19を含むRNAウィスルは、
変異がしやすい事で知られています。
変異したウィスルに対して、免疫記憶は無力です。
(この点も「はたらく細胞」に登場します。)

covid-19では、既に数種類の変異株が確認されています。


WTO(世界貿易機関)は、米中対立の最前線でした(経済法界隈では周知の事)。
近年この対立の為、紛争処理機能が破綻しかけていました(特に、上級パネルを開けない状況)。
Roberto Azevedo事務局長は、ブラジル出身。つまり、BRICs諸国出身。
ゆえに、中国を先進国並みに扱わない事への不満が、米国から出ていました。
退任によって、真っ当な事務局長が選出されれば、紛争処理機能の回復が期待できます。

今のWTOは、未来のWHOの姿です。

村中璃子は、
野球部の練習を見たことないのでしょう(不登校・高校中退ならば当然でしょう)。

野球部の練習は、密な空間を伴います。監督の話を部員たちが聞いているものです(そのそばではしゃいでいたら、野球部顧問に一喝されました。野球部には、顧問とは別に、外部から雇った「監督」がいるものです)。
ミーティングの重要性は、野球が頭脳スポーツであることの証左(アメフト程ではないでしょうけど)。
ミーティングは、密です。

高校野球の応援も、密な空間です(県予選の応援に駆り出された事があるので、よく覚えています。観客席で、飛び回るスズメバチをどう退治するか、についてミーティングしてました。密になって。スズメバチには蜜はないけど。結局、誰が持っていたスプレー缶をバナー代わりに、使ってスズメバチ焼きました。OBの持っていたライターで着火して)。

そして、甲子園出場となれば、応援団のバスが十数台、動きます。団員数は数百人にもなります(と、バス会社関係者から聞いたことがあります)。
選手の宿舎は、大広間で雑魚寝。密です(と、あだち充氏の漫画で描かれていました)。

高校野球の試合は、礼で始まり礼で終わります。
一列に並んだ両チームは、2m以上離れていたでしょうか。

試合の末、勝ったチームは、校歌を歌います。飛沫飛びまくりです。(あれ、我が高校の校歌、何だっけ?)
ていうか、キャッチャーの背後には、常に主審。一塁手・三塁手のそばにもずっと審判です。
ずっと密です。

あと、甲子園の土の消毒はどうするつもりだったのでしょうか。
甲子園の土、飛沫まみれでしょう……。


食卓に パッと咲かせよ ツマものを (舶匝)

2020-05-15 17:55:55 | 俳句
珍しく無季の句
というのも、

という事情を察したから。

に出てくるパランですら、
ある

ない
とでは、雰囲気が変わります。
(これは普段の観察眼で気付けます)。


アマミノクロウサギ訴訟とゲーム条例訴訟とブラックバス琵琶湖リリース禁止裁判

2020-05-15 10:32:49 | 法学
両者の共通項は、権利救済ではなく、世論喚起が主たる目的であること。
アマミノクロウサギ訴訟とは、
アマミノクロウサギを原告とする訴訟。
経緯や結論は
が詳しいです。
担当した主任弁護士は、京大法卒。
しかも、名門ゼミたる前田ゼミ出身(と、とある講義で聞きました。尚、当方はそのゼミ出身ではありません)。
法の空白を突いた感ある訴訟。

なので少なくとも、ドン・キホーテvs風車とは、一線を画する戦い。

一方、ゲーム条例訴訟とは、
のこと。
結論は二択。
・訴え却下(訴えの利益なし)。
・請求棄却(権利侵害なしor因果関係なし)。

香川県ネット・ゲーム依存症対策条例
にある通り、この条例では
「子ども」は「18歳未満の者」
施行日は四月一日。
国賠ならば、四月一日以降の「権利侵害」を主張できると踏んだのでしょう。
しかし、同条例の1時間規定は、努力義務を課しただけ。法的義務ではない。
言い換えると、、、
同条例の1時間規定は、
「乾杯条例」
と同じ類です。
日本酒で乾杯推進会議 https://www.sakedekanpai.jp/
「乾杯条例」のせいで、下戸や(当方のような)ワイン党の権利が侵害された、という話は聞いたことがない。

ちなみに、牛乳で乾杯条例もあります。
中標津町牛乳消費拡大応援条例(通称『牛乳で乾杯条例』)
この条例で、「体質的に牛乳を受け付けない人の」健康を侵害されたという訴えも聞いたことないです。
 
ゲーム条例訴訟は、
清水圭らが起こしたブラックバスの訴訟に似ている
ブラックバスの訴訟では、訴えは却下された上、ブラックバス再放流禁止を定めた「琵琶湖のレジャー利用適正化条例」にお墨付きが付いた。
事件の仔細は、大津地判平成17年2月7日
が詳しい(なお、清水圭の関連著作は読むに値しない)。

アマミノクロウサギ訴訟と 大津地判平成17年2月7日 との違いを検討していれば、

ドン・キホーテvs風車の如き滑稽な戦いは避けられただろう。

地理と仏語と鉄道の知見を使う。「抗体保有率は全国で5%」村中璃子スペイン5%説、編。

2020-05-15 00:21:15 | 日本語動画
習ったことない言語でも、原典に当たることは、大切。

注意書き

「スペインの新型コロナ抗体調査中間レポート全訳|村中璃子」

なる一万円の記事、買う必要ないです。理由はこの記事を見れば、察しが付きます。

Google翻訳バンザーイ。 


さて、

に、

という物言い。
編訳自体は、スペイン語から英語にgoogle翻訳、英語から日本語にgoogle翻訳だろうと見ていました。
なので、「を全訳しました。」を、当方は気に留めていませんでした。

で、原文の

を眺めました。
文章部分は四ページ程度、あとは図表ばかりです。

スペイン語は仏語っぽいので、仏語の素養があれば、ある程度(yes noや男女の区別程度は)は何とかなるものですけど、、、Google翻訳を使わずに眺めて、
「あれ?」
と思った点が一つ。

それは、、、
調査対象群の人口分布が歪。

原典に登場する調査対象群は、高齢側にかなり偏っています

原典に登場する調査対象群では、最頻値は四十代後半。
五十代前半が四十代後半とほぼ同数。これも、スペインの人口ピラミッド的にはあり得ない。

スペインの人口分布(人口ピラミッド)は
にある通り、最頻値は四十代前半。原典の五ページ目にも、調査対象群と実際のスペイン人口分布との違いが表示されています。
で、この違いは、原典四ページ目に出てくる通り。
で、捕捉率は六割台前半。信頼度は……という感じ。

地域毎の抗体保有率を眺めると、
一割台の地域もあれば、一分程度の地域も。

スペインの国土は、日本の約1.3倍。
マドリッドやその近郊で、高めの数値。

……サンプリングや検体採取に、
難がありそうな気がします。

原典を見る限り。
 
ちなみに、
「スペインの国土は、日本の約1.3倍」
は、高校地理の知識ではなく、

です(撮影時期は、カタルーニャ独立の頃の模様)。