舶匝

堅く評 #大村知事のリコールを支持します #ピーチ航空は障碍者の敵 #静岡県を解体せよ モーリシャス関連は検索窓から

詭弁をサクッと切り返してみよう。対・村中璃子編 その三十二(「不自然な翻訳は、キツネのしっぽ」特集)

2020-07-08 21:06:42 | 文章の書き方・読み解き方

……「医療リソースを効率よく使った」結果、日本は喜劇王を失った。

「米軍、普天間コロナ感染経路を明かさず 国防総省方針か 日米覚書では「通報」合意」
によると、

感染症などが判明した場合、海軍病院と地元の保健所で相互に通報することが定められている。
つまり、海軍病院に新型コロナウィルス感染者が入院・通院していないならば、把握できない。

国防総省は3月、基地や部隊ごとの感染者数を発表しない方針を示した。軍の運用能力を推測されないためだ。日本政府関係者は「人数を知らせないのは、その方針が影響しているのだろう」と述べた。

「在日米軍と日本国の衛生当局間における情報交換について」 は2016年に修正されている。

人の感染症 
次に掲げる者を確認した場合は、可能な限り早期に通報する。
 
67. 指定感染症
68. 新感染症

指定感染症とは、既に知られている感染性の疾病(上記リストの1から66 に掲げる疾病を除く。)であって、以 下の全ての特徴を有するものをいう。国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるもの。厚生労働大臣 及び米国疾病管理予防センターがその発生を公表したもの。一方の国で公表され、他方の国では公表されていない 場合には、直ちに両国政府間で調整することとする。 

新感染症とは、以下の全ての特徴を有するものをいう。人から人に伝染するもの。既に知られている感染性の疾 病とその病状又は治療の結果が明らかに異なるもの。当該疾病にかかった場合の病状の程度が重篤であるもの。当 該疾病のまん延により人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるもの。厚生労働大臣及び米国疾病管理 予防センターがその発生を公表したもの。一方の国で公表され、他方の国では公表されていない場合には、直ちに 両国政府間で調整することとする。

Covid-19は、
指定感染症や新感染症に該当しているかどうか不明。

ちなみに、

 を見る限り、
大半は、観光客・水商売絡みの感染。
軍用地地主絡みのクラスターはあれど、
軍絡みのクラスターは、軍用地の外側では確認されていない。
 

ttps://www.xn-
-rzte-fr-aufklrung-pqbn68b.de/informationen/externer-aufruf/
村中璃子は、「啓発のための医師団」による主張の背景にある、問題意識を見ようともしない。
 的を見なければ、的を射貫くことなどできないのに……。
そもそも「啓発のための医師団」は誤訳。
(当方はドイツ語の素養乏しくとも、誤訳に伴う独特の不自然さを嗅ぎ分ける嗅覚くらい、ある。)
村中璃子がやり玉に挙げた団体
"Ärzte-für-Aufklärung"
によると、
Ärzte
はdocters
日本語にするならば、
医師団。

Aufklärungは
にある通り、多義的。

となれば、団体の主張をきちんと眺める必要がある。
(google translate 便利です)から垣間見える雰囲気は、
独裁者に立ち向かうレジスタンスの如き自由主義的気風。
或いは、人類は隷従から自律へと一直線に進むものである、と言わんがばかリの進歩主義的な文明観。

なので、
Aufklärungには
開明がしっくりくる。

で、
fürは、
for (これくらいは、高校音楽で出てきたから、辞書使わずとも分かる)だけでなく、
in favor of やconsidering も(これらは初見かも)。
(独語に限らず、前置詞の類は日本語への翻訳がとても面倒です。自然な訳を志向すると……)

「開明のための医師団」では、団体名として不自然。
なので、

「開明的医師団」

がしっくりきます。

不自然な訳は、訳文だけからでも炙り出せる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呪われた選挙区・愛知七区。或いは、山尾志桜里は政治家向きの性格ではない。

2020-07-08 20:02:58 | 政治過程論
ついでに呪われた選挙区についても。

愛知七区。
主に、名古屋のベットタウンによって構成されている選挙区。

当選者から、薬物使用による逮捕者を出した選挙区です。

今は、山尾志桜里の選挙区。
ただし、その地盤は緩い。
そもそも当初の山尾志桜里の後援会会長・野々山利博は、愛想が尽きて離れた
(ちなみに、野々山利博は、愛知県農業総合試験場に勤務していた研究者。)
地元知識人から見放された以上、
地盤固めのために、人望を丁寧に売り込む必要がある。

しかし……


という、攻撃的な嫌味を返す始末。

……つまり、ないものは売り込めない。

人望・人格(・智恵)が少しでもあるならば、

「認識・意見の相違があるようです。相違を埋めるため尽力したいです。」

とか、
やや強めに、

「安倍晋三の暴走を、今の憲法は止めることができていません(昨年の臨時会開催要求の黙殺をお忘れですか)。権力の暴走を止めるための改憲は、いけないことでしょうか。」

などという言葉が出てくるものです。

ちなみに、
に登場する「野党と市民連合の約束」とは、

1 安倍政権が進めようとしている憲法「改定」とりわけ第9条「改定」に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすこと。 

安倍政権が進めようとしている」という修飾語があるため、 

安倍晋三主導以外の憲法改正は
「約束」の対象外であると解釈できる文面です。

日共もその解釈を承知の上でサイン。
万が一承知していないならば、日共中枢部は「資本論」すら読めない貧しい読解力の持ち主に占拠されている……理論の構築・理解が日本共産党の要なのに。

愛知七区に、
日共が候補者を立てれば、
山尾志桜里の小選挙区での落選は、堅いです。
ただし、重複立候補していれば、
次点候補の比例での復活当選も堅い。
愛知七区は惜敗率が高くなりやすい選挙区なので。

なので、愛知七区の事情は、総選挙の政党別獲得議席数に殆ど影響なし。

重複立候補制度には、落としたい候補者を落とせない弊害、そして、投票する意欲を削り落とす弊害……。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする