舶匝

堅く評 #大村知事のリコールを支持します #ピーチ航空は障碍者の敵 #静岡県を解体せよ モーリシャス関連は検索窓から

トランプ大統領が示した新しい流れに、日本の最高裁が乗った。或いは、その逆。

2020-07-24 22:05:43 | 法学
最判令和2年7月21日
に対する
 
『「TwitterのRTで著作権侵害」最高裁判断は「日本のITをガラパゴス化する判決」と紀藤弁護士』
という記事、10年前ならば、あり得たでしょうけど……


 


で紹介した通り、ツイッターを含むデジタルプラットフォーマーの責任を軽減しようとする動きは、終わりつつある。

で、冒頭記事で紹介されていた日本の最高裁は、

新聞社による配信サービスの抗弁を否定した、最判平成14年1月29日(民集205号289頁https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=62816、所謂「ロス疑惑」関連事件の一つ)
 と
商業写真における氏名表示権侵害事件
(例えば、東京地裁平成26年5月27日(平成25(ワ)13369)
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=84243 商業写真周りでは、そこそこ大きめな金額が動きます。)

を念頭に置いていたのでしょう。
 
ちなみに、東京地裁平成26年5月27日(平成25(ワ)13369)は、機械的トリミングを翻案権侵害に該当しない、とも判断。

だからこそ、氏名表示権侵害が商業写真家にとって、大きな問題(商業写真家にとって、に出した写真が自身の「名刺」としても機能する)。

紀藤正樹は、デジタルプラットフォーマーによる商業写真家に対する搾取を推進したいのでしょう(そもそも紀藤は、著作権というよりも、デジタル系の人)。 

冒頭で紹介した判決の
本件各ウェブページを閲覧するユーザーは,本件各表示画像をクリック しない限り,著作者名の表示を目にすることはない。また,同ユーザーが本件各表 示画像を通常クリックするといえるような事情もうかがわれない
などの「「表示」に該当するか否かについての判断基準に関する」記述から衆目を逸らさせるため、紀藤正樹はああいう我田引水的な発言に至ったのでしょう。



日本の最高裁は今回も、従前から積み上げられてきた判例に従って、判断を出した(ツイッターという仕組みについて、丁寧な検討されている)。

一方、米国はクリントン大統領時代に免責に大きく傾き、トランプ大統領がその傾きを正そうとしている。

日本の最高裁が真っ直ぐ続けてきた一直線な道に、
トランプ大統領が合流しつつある、とも評価できそう。
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青森県という存在は、当方にとって、マカオよりも曖昧かつ希薄。

2020-07-24 16:56:53 | 俳句
青森県の新聞社による記事

「最低限の情報は出す必要があると思うが、年代、職業、家族構成を発表する必要はあるのか。 

飛沫感染・接触感染の恐れを一顧だにしていない暴言。
家族への感染の多さは、新型コロナウィルスの特徴。

感染の恐れがあるか否かを確認にする上で、最低限の情報は「居住地域、性別、年代、職業、勤務地、家族構成」

さて、
青森県「新型コロナウイルス感染症について」

 を見る限り、医療系の感染者が目立つ。

新型コロナウイルス感染症予防対策を怠った報い。

「コロナ感染者が社会復帰すると偏見の目にさらされる。誰もが感染するかもしれないのだから、

いいえ、
新型コロナウイルス感染症予防対策を怠ったから感染した。


感染したから非難されているのではない、
新型コロナウイルス感染症予防対策を怠った事について非難されているに過ぎない

という点を看過。

街で会った知人には、仕事をしていると話すと「信じられない」と驚かれた。

感染力を未だ保持している疑いがあるのに出歩いているから、驚かれたに過ぎない。

そして、

「一番つらかったのは、全く関係のない多くの会社や団体に私との関係を問い合わせる電話があったこと。

ならば、きちんと無関係である旨を発表せよ。青森県にもブロードバンド回線くらいあるでしょ?
関連

 
青森県「新型コロナウイルス感染症について」
に登場する「会社に勤務中(+会社経営・自営業)の男性」の感染例は

一例目(3月23日発表)  スペイン旅行関連

三例目(3月25日発表) スペイン旅行関連

9例目(4月2日発表)  医者、東京で感染、新幹線で八戸へ

4月3日発表)
10例目 消防士
11例目 研修医(青森労災病院研修医) 友人との会食多数。

 冒頭記事に登場した自称・被害者は、
おそらくこいつ。 
 
 同時期に、京大附属病院と慶大病院の研修医連中が飲み会開いた、という報道がありました。

京大病院研修医57人、飲酒会食し自宅待機 コロナ予防方針に反し

キスも……慶応病院研修医「集団感染」40人懇親会で何が起きていたか



 12例目(4月7日発表) 会社員

14例目(4月9日発表) 12例目の同僚

27例目(5月7日発表)  家庭内での感染

 
感染者を特定して何が解決するのか」 

我が身を守る一助になる。

ちなみに、
当方の近隣で出た感染者の入院先・入院中か否かは、
医療界隈の情報網を介して、当方の耳にも入ってきます。

医療従事者の守秘義務に、過度の期待をしないように。

耳澄ます 報(ほう)伝え合う 紫陽花に (舶匝)  
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「クリアファイル配ってまーす。無料でクリアファイル配ってまーす。」という声が響いた京都大学総合博物館前

2020-07-24 13:19:12 | 京都大学
「クリアファイル配ってまーす。
無料でクリアファイル配ってまーす。」

その声の主は、一見明白に京都大学経済学部の学生

京都大学法学部の学生に、あの爽やかさ・快活さは、ないから。。。
当時、京都大学法学部の学生だった当方は、強くそう思いました。

そして、当方はこうも思いました。

「さっさと『宣伝物配布』ノルマをこなすために、
通りかかる貧乏学生たちに『受け取りたい』と思わせようと思って、ああいう言い回しをしているだろう。
その狙いは、当たるだろう。
上手いなぁ。
と。

と思っている間に、その声の主は、当方の数メートル後方に。
当方は、
来た道を戻って、クリアファイルを貰う程の貧乏性では、なかった。
(ドケチと貧乏性は別物です。)
そもそも、クリアファイルは既に手元に、数枚ありましたし。


以上、

にコメントを書いているときに思い出した昔話でした。
 
ビラは、表現の自由の原点です。
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国会の動きは、先例に逆らえない。或いは、マイボトルは凶器にもなる、という想像すらできない小泉進次郎

2020-07-24 10:49:33 | 憲法
先例の編纂は、衆参両院事務方の大切な仕事です。
(職員募集のパンフにも登場します。)
先例は、憲法第58条第2項本文の議院規則制定権に基づく法規範です。 

さて、


は明らかに、自民を持ち上げ、野党を貶める内容の記事。

しかし、



国会関係者は前例を引き「過去に認められたのは、さゆだけだろう」と困難視する。

 衆参両院事務局によると、飲み物の持ち込みは各委員会の理事会で許可を得るのが慣例。

つまり、先例の唾棄する小泉進次郎のせいで、
マイボトル持ち込み自体が御破算になったのです。

衆議院先例集の目次
を見る限り、仔細に定められている事が分かります。
これら先例の一つでも逆らうことは、議会運営を唾棄するも同然。

マイボトルに何を詰めてもよい、となれば、、、
・議場での飲酒も可能になります。
・アレルギーを引き起こす物質を詰めて、他議員に撒いて、アナフィラキシーショックを引き起こすことも可能になります(コーヒーのカフェインへの耐性がない者もいること周知の事、小泉進次郎以外は)。
・毒薬・劇薬を他議員に撒くことも可能になります。
・マイボトル内部に爆弾を詰めて、他議員に投げつけ爆殺する事も可能になります。

各議院の先例は、各議員を生命身体を守るための双利的なルールの束です。

ちなみに、国民民主党では、
 とマイ水筒持参に移行済み。
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