前回の引っ越しの時、
トラック一台分の不用品を処分した。
押し入れや天袋に突っ込んでいて、
ないことにしていた品々、
面倒くさがって連絡を怠っていた粗大ゴミの数々を処分したにもかかわらず、
やたらと不用な物が目について仕方がない。
まだ、そういう意識があれば、
ゴミ屋敷にはならないだろうと自分に甘く考えているが、
それらを家から出さなければ何にもならないのだ。
「衣食住」の順番のとおり、
一番処分しやすいのが洋服で着用が難しくなった物を捨てて、
その分を買い足さずにいたり、
似たようなデザインや色の物の数を減らしていたら、
喪服、肌着、靴下を除いて、一年分の服は43枚になった。
チャリンコ通勤なので、
こまめに洗濯していれば、
いつも同じ服装でも大丈夫だし、
服に関しては納得しているし、まだ減らせると思う。
しかし減らそうとしても本は増え続け、
なかなか処分するキッカケが掴めないでいる。
きちんとしたインテリアを考え、
見苦しくなく収納できる家具を買おうかと思うのだが、
それをすると又、大物が増える。
とにかく減らす方向に持っていこうとしているけれど、
気持ちが揺れてうまくいかないのである。
理想としては広くなくてもいいから、
簡素な部屋で仕事をし、
趣味も楽しみつつ、すっきりと老後を歩んでいきたいものだ。
しかし、現実は限りなく出て来る所有品の選別、
ゴミ袋詰めに追われる毎日なのである。
シミ、シワ、タルミ専門店
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