「むくみの改善方法Ⅱ」
昔、何の診察で行ったのかも覚えていないのだが、桂病院の待合室で、ふと前を見ると足の太さが左右、全く違う女性を見かけたことがあった。
一瞬、ギョッとしたけれど、「一体、これは何の病気?」と思った記憶がある。
先日の続きで体の中の水分はどこに溜まるのか?
血液でもないし、細胞質でもない。
実は細胞と細胞の間にある「間質」と呼ばれる部分だ。
ここにむくみとして蓄えられる。
体がむくむのは生物の進化の結果だ。
そこに水分が蓄えられているのは非常に良いことだけれど、私達はそれで足がむくんだり顔が大きく見えたりすることを嫌ってなるべく、むくみをとりたいと考える。
その為に何をすればいいか?
よく歩くこと。
又、顔のむくみの場合はガムをよく噛めばいい。
こうして筋肉を動かすことによって間質の水分はリンパの流れに沿って、静脈の中に還流されていって尿として排泄されていく。
今日の写真は「リンパ浮腫」という病気なので歩いたくらいでは治らないからね。
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