愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

TPOが崩れてきた

2018年11月05日 | 美容

平成最後の夏は強烈な猛暑だった。

 

そんな中、日中、外出しなければならない時がある。

 

 

 

私が住んでいる地域は私鉄沿線の住宅地で高齢者も多い。

 

 

 

高齢者は毎日が夏休みなのだろうが、彼らの姿を見て、気付いたことがある。

 

 

 

私が見て、70代後半以上と思われる男性、つまり、お爺さん達の身だしなみが

中年男性と比べて、とてもいいことに気が付いた。

 

 

 

 

猛暑の中、ご近所に出るだけにもかかわらず、路地から姿を現す彼らはカジュアルでありながら、だらしなさなど、微塵もない。

 

 

 

「どうして、お爺さん達は、あの猛暑の中でも、あんなにキチンとしているのだろうか?」

 

 

一軒家に住んでいる彼らが、上はクレープの肌着、下は短パン姿で庭木に水やりしているのは、よく見かけた。

 

 

 

庭の日陰に椅子を出して、クレープの半袖シャツにステテコ姿で、うちわを手に呆然としている姿も見た。

 

 

 

しかし、彼らは一旦、家から3メートル外に出ると家の中と同じ格好はしない。

 

 

 

 

女性でも私を含めて猛暑の時の家の中の姿は相当ひどいはずだ。

 

 

 

ある女の子は「私はクーラーをガンガンに効かせた上に裸族です。宅配便が来ると透けないワンピースを頭からかぶって、用事が済んだらすぐに、又脱ぎます」と平然としているし、私も家の中ではデブに見えようが、ぶっとい手足を露出しようが、とにかく、風通しのいい服を選び、ブラジャーも無しで、ぶらぶら状態だ。

 

 

 

でも一歩、外に出るとなると、さすがに着替える。

 

 

でも中年男性はそうではないらしい。

 

 

私が遭遇した№1は40代の半ばくらいだろうか?

 

 

体型については問題ないのに「そのTシャツ、中学生の頃から着てるんですか?」と聞きたくなるような、見た事がないほど、よれよれになったTシャツに、これまたよれよれのスエット生地の短パンを穿いていた。

 

 

 

Tシャツは元の色の白がくすんだのか?もともとベージュなのか?茶色が洗いまくって劣化で薄くなったのかもわからない、とても微妙な色で、シミも付いてるし、裾には穴が開いていた。

 

 

 

胸にある緑色の大きなワンポイントの柄も度重なる洗濯によって、「カエルか?」っと思ってよく見ると、もとは四葉のクローバーだったようにも見え、一体、何の柄かもわからない。

 

 

 

生地がそんな具合なので襟ぐりはびろんびろんに伸びて波打ってるし、半袖の袖口も衿も同様で、まるで同色同素材のフリルがついているかのようだった。

 

 

 

「そんな風になるまで着ますか?」と思わず言いたくなった。

 

 

 

おまけに穿いているグレーの短パンも穿き倒して裾が伸びきって広がってしまい、中年男がひざ上のフレアのキュロットスカートを穿いているみたいに見える。

 

 

 

パンツのウエストにはゴムと紐が入っているらしく、結んでいない紐が、だらーーっとだらしなく、膝下まで垂れ下がっているのもそのまんま。

 

 

 

同じ時刻にコンビニに訪れた、お爺さん達が襟のある服を着、ちゃんと帽子をかぶっているのに、中年男性は皆、揃いも揃って崩壊寸前のクロックスをひきずるように履いている。

 

 

 

「よく家族が外に出るのを止めなかったな~」と思ってしまう。

 

 

 

独身なら止める人は居ないけれど、家族がいるなら、夫、父として何の関心も持たれていないか?家族全員、そんな恰好で外に出ても何とも感じない人の軍団なのか?

つづく

 

 

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方言

2018年11月04日 | 美容

最近、若い女子の間で方言が人気だそうだ。

 

 

朝ドラの影響もあるのだろうが、標準語と違う言い方が「超いい感じ」なのだそう。

 

 

 

私の両親は岡山出身で兄達も岡山で生まれたけれど、私だけが京都生まれ。

 

 

 

 

両親は岡山弁も京都弁も使わず、標準語だったので、私は小学校に上がった時、周りを見渡して、「皆、何て汚い言葉を使っているんだろう?」っと不思議だった。特に男子。

 

 

「ちゃうけ~」「行くけ~」の「け」は大嫌いだった。

 

 

 

その頃、ザ・ドリフターズの加藤茶の訛りが面白くて、ずうずう弁を真似していた。

 

 

 

朝、学校に行く途中、迎えにくる近所の友達も加藤茶に影響を受けてずうずう弁であった。

 

 

日常の言葉は全て、ずうずう弁になった。と言っても正しい東北弁は知らないので適当な話し方である。

 

 

これだと普段、何気なく話している言葉でも、何だかとても仲良くなったような気がして楽しくなってついつい笑ってしまう。

 

 

 

しかし、母親は怒った。「そういう言葉を真似してはいけない」

 

 

 

「どうして?」「どうしても」という、わけのわからぬ返事しか返って来ず、納得がいかなかった。

 

 

 

それがうちだけではなく、友人の親達も同じ事を考えたようでPTAで問題になり「ずうずう弁禁止令」が出された。

 

 

皆、納得出来ず、文句を言っていたけれど、従わないと親が目をつりあげて怒るので仕方なく、ずうずう弁は自然消滅してしまった。

 

 

 

日本には沢山の方言があり、日本語の様々な使われ方には本当に驚く事が多い。

 

 

 

どこの方言だったか忘れてしまったけれど、お年寄りが「く、か」・・・これは「食べますか?」っと言う意味だと知り、あこがれを抱いてしまったことがある。

 

 

 

 

私が住んでいるここ、京都も京都弁が存在する。

 

 

普段は余り使わないものの、お客様と仲良くなりたい時は京都弁を使うのが早道であることは、体で覚えている。

 

 

 

京都の人は標準語を使っていると「お高くとまってる」と思われるのだ。

 

 

 

私が一番好きな関西の方言は「・・・してはる」と言う言葉。

 

 

「・・・してる」「・・・していらっしゃる」の中間といった感じだろうか。

 

 

 

あまり親しくない目上の人には「していらっしゃる」を遣うが、親しい目上の人に対して標準語でぴったりする言い方がない。

 

 

 

「してる」では、くだけすぎだし、「していらっしゃる」は、よそよそしい。その間を埋めるのが関西弁の「してはる」だと思う。

 

 

 

敬語のある日本語では「してはる」はとても便利な言葉だ。

 

 

上の敬語でもなく並の言葉でもなく、ほどよく敬う雰囲気が漂っている。これこそ庶民の言葉だ。

 

 

 

 

昔は標準語が一番とされていたけれど今は違う。若い女の子が面白がって方言で話していても誰もとがめはしない。

 

 

この点に於いては懐が深くなって喜ばしいことだと思っている。

 

 

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ヤモリ

2018年11月03日 | 美容

今のマンションに引っ越して1年半が過ぎた。駅から遠いものの、山が近くにあるので緑は多い。

 

 

先日、何気なく窓を見ると、ガラスに妙な影がうつっている。

 

 

 

一体、何者かと窓を開けて確認すると、そこには、何十年も見たことが無かったヤモリがへばりついていたのだ。

 

 

「そういえば世の中には、こういう生き物もいた」・・・私は懐かしい友達に再会したような気分になった。

 

 

 

 

一番、最初にヤモリを見たのは小学校1年生の時だった。

 

 

叔母の家のトイレに入ってスリッパに足を突っ込んだ途端、何だか、ブニャっとしたものに触った。

 

 

場所が場所だけに恐る恐るスリッパから足を引き抜くと、中から、よたよたとトカゲ風の生き物が、はい出して来たのである。

 

 

 

たまげた私は和式便所の中で、トカゲが出たと大騒ぎした。

 

 

 

すぐに叔母がすっとんで来た。

 

 

しかし、私の事なんか、そっちのけで「太郎ちゃんは大丈夫か」と言うのだ。

 

 

 

太郎ちゃんって何だと聞いたら、そのトカゲ風の生き物の名前だった。

 

 

そこで、これはヤモリで家を守ってくれるので大切にしなければいけないと教えられた。

 

 

 

しかし、いくらそう言われても、下半身が無防備になる狭い場所でヤモリと二人っきりになるには、何となく抵抗があり、横目でタイルに、へばりついている太郎ちゃんの様子を見ながら、用を足していた覚えがある。

 

 

 

あれから一度もヤモリとは、お目にかかってないので、ヤモリが元気で生きていたのを知ってとても嬉しい。

 

 

でも、でも、一匹ならともかく、4,5匹窓ガラスにへばりついていたり、たまにナメクジも参加しているのを見ると、ギョッとすることもある。

 

 

「これも緑の多いおかげ。これだけヤモリが守ってくれているんだから家は安泰だ」と背中をゾクゾクさせながら、次の引っ越し先を考えている。

 

 

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男はつらいよ

2018年11月02日 | 美容

普段は男性の事をケチョンケチョンに言ってる私だけれど、実は男性は、ありがたいと感謝することも多い。

 

 

例えば危険な場所に出向くのは殆ど男性ばかりである。

 

 

 

自衛官、警察官、消防士で女性が増えているらしいし、体を使う職業にも女性が就くようになった。

 

 

 

でも最も危険性が高い場所に行くのは必ず男性なのだ。福島の原発事故現場で作業をしているのも、皆、男性なのではないかと思っている。

 

 

 

命は性別によって重いも軽いもないし、男性だって命を脅かされるような危険な現場には行きたくないだろうに、体を張ってそういう場所に行っている男性達に対しては、ありがとうございますとしか言いようがない。

 

 

 

家庭がある男性も家族が命の危険にさらされた時は父親として、まず妻子の安全を優先するに違いない・・・・・と思っていたら先日、こんな話を聞いてしまった。

 

 

 

彼女は、いつも私に、うちの奴(夫)は駄目だと愚痴を言ってる人。

 

 

彼女の話によると、家族全員で夕食を食べ終わった直後、マンションの最上階の8階の部屋で火が出た。

 

彼女の住まいは3階なので離れてはいるものの、管理人から万が一を考えて避難するように連絡があった。

 

 

さあ、大変と彼女が避難の準備をしていると「ママ、ママ」と小学生の子供が二人並んで不安そうにしている。

 

 

「大丈夫よ、パパとママが守ってあげるから心配しないでっ!」

 

 

と言い、ふと隣を見たら、そのパパが青い顔をして「ママ・・・」と子供と同じ様にオロオロしている。

 

 

 

「あんたっ!何やってんの!!」夫をどやしつけ、「あんたは、これとこれを持って、この子達と一緒に避難場所に行くのよ!」

 

 

 

と彼の尻を蹴とばすようにして部屋から追い出した。

 

 

 

さいわい、類焼することなくボヤで済んだらしいが部屋に戻った途端、彼女は無性に腹が立ってきた。

 

 

 

子供を守らなければならない父親なのに一緒に、うろたえてどうする??と文句を言った。すると夫は「ぼくは世の中で一番、火事が怖いんだよー」と必死に言い訳をした。

 

 

 

お父さんは、その日を境にイヌ以下の扱いとなった。

 

 

オカズの数が飼ってるハナちゃんより少ないらしい(笑)

 

 

 

男はつらいよ~( ;∀;)

 

 

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