花々楽しい日

布合わせを楽しみながら キュートで物語のある布小物を作っています

おじいくん

2006-05-30 | おじいくん

おじいちゃんは男なんだから
おじい“ちゃん”じゃなくって おじい“くん”なんじゃないのかな?
若にそう言われた「おじいくん(私の父)」は
今年の12月で75歳になります
真面目な真面目なサラリーマンでした

ところが

60歳で『スキューバーダイビング』の免許を取ってから
彼の人生は変わりました

出張以外では海外なんて行ったことのなかった人が
世界中の海を潜り始めました
その後
「ピースボート」という格安の船旅に個人で参加するようになり
3ヶ月くらいかけて世界を1周をしていました
激しいシケで船が大揺れの時も 夜のディナーは参加したそうです
(他のお客様は船酔いのため 誰もレストランには現れなかったとか…)

そんな「世界1周ツアー」も 3~4回参加すると 国がダブるようになり
今はスポット作戦で秘境を旅しています

この間はエチオピアへ行き
「唇にお皿を入れている部族」とツーショット写真を撮っていました

その前はシュラフ持参でリビアへ
14泊中 12泊が砂漠にテントを張って泊まったそうです

その前はミヤンマーだったか?イエメンだったか?

おじいくん以外にも「参加者がいる」ということが信じられないようなツアーばかりです
(夫婦で来ている人もいるそうですが…)

キーポイントは『古代遺跡』と『少数民族』
「お金持ちの国には興味がない」と言っています

旅には必ず「小道具」を持って行きます

シャボン玉 カラーボールペン 色鮮やかなキャンディー…

現地の子ども達にあげるためです
エチオピアには「ジェット風船」を持って行ったそうです
少数民族の子ども達が「空飛ぶ風船」に狂喜乱舞していたとか…

おじいくんのお土産はいつも怪しいです
「お願いだから現地のお菓子はやめて!」と言ったため
それでは…と かなりマニアックになってきました

これはほんの一部です これ以外にもたくさんあります
「クフ王のお墓(ピラミッド)の隣りのピラミッドのかけら(←拾ったらしい)」なんかねぇ

┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘

これまで行った国は 80カ国近くになるそうです

若がおじいくんに聞きました

「フランスとかさ…ドイツとかさ…
お城のあるような きれいな国には行かないの?」


おじいくんの答え
「そういう国は 老後に残してあるんや」


はぁ?( ̄ロ ̄;) 

もうすぐ75歳のおじいくんの老後は いったいいつ来るのでしょうか?

コメント (6)
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