我が家の近くには 街路樹としてハナミズキがたくさん植えられています
この時期は 白やピンクのハナミズキが満開で
「春よ!春よ!」
と ささやきあっているようです
こんな風に
こんな風に!
ハナミズキ(花水木)
1912年(明治42年) 当時の東京市長であった尾崎行雄が
アメリカ合衆国に桜の苗木を贈りました
その返礼として1915年に同国から東京市に贈られたのが
日本でのハナミズキのはじまりで
日米親善の木として有名になりました
アメリカではポピュラーな花木の一つでバージニア州の州花にもなっています
英名はフラワリング・ドッグウッドといいますが
これはハナミズキの樹皮を煎じたものを
犬のノミとりの薬として使用したところから名付けられたそうです
現在では庭木や街路樹として広く植えられ
春の花だけでなく
秋の紅葉や果実(赤い実)もきれいです
ところで
ハナミズキの花びらはどこにあるでしょうか?
花びらのように見える部分は実は花びらではなく
花の集まりを包む 葉が集まったもので 『総苞(そうほう)』といいます
本当の花は中央に15~20個集まって咲いています
このような形の花はほかにもあります
たとえば↓ドクダミ
ドクダミも真ん中の部分が花で
花びらに見える部分は総苞です
まぁ どこが花びらで どこが葉っぱの集まりかは深く考えないことにして…
「きれいだなぁ~」とハナミズキを眺めながら
歩いておりました
すると姫が
「お母さん!ハナミズキってザッソウ?」と聞くのです
母:「ザッソウのソウは【草】って書くのよ!
ハナミズキは木でしょう?」
それにしても
こんなきれいな花を咲かせてくれているハナミズキに
「雑草」だなんて 何て失礼なことを言うのか!
母:「どうして 雑草と思ったの?」
娘:「だって どこにでもはえているじゃない!」
母:「これは植えているのよ!」
ああ 情けない・・・・・
でも笑える ( ´艸`) クックックックックッ