下鴨神社では「足つけ神事」とも呼ばれる「御手洗祭り」が行われている。
境内にある御手洗池に足をつけてろうそくを供え、無病息災を祈る。
一方の上賀茂神社では「賀茂の水まつり」が行われ、
境内を流れる「ならの小川」に立てられたササに、
願いごとを描いた短冊を結ぶ。
夕方になると、川の中を短冊を添えた絵馬みこしが遡り、
願い事が成就するように祈念する。
短冊に願い事を書き、ならの小川の中にくくりつけられたササに
結びつける。
川岸には川に入るときに履く草履が置かれている。
下鴨神社の足つけ神事に比べると、認知度が低いせいもあって、
願い事をする人々の数はそれ程多くは無い。
川の水は冷たくて気持ちが良い。
浅そうに見える川だが、入ってみると水嵩はひざ下くらいまである。
小さな子供たちはお尻が濡れるのも厭わず、ちょっとした水遊びを
楽しんでいる。
しばらく冷たい水に足を浸していると、体の隅々までがスゥーッと
涼しくなる。
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