19日の朝刊に大八車を引く最後の「白川女(シラカワメ)」
が引退するニュースが載っていました。
白川女とは、京都市左京区北白川辺りから、
大八車に花を積んで、市内を売り歩く女性の事です。
最近では大八車を軽トラに変えて続けている人も
居るようですが、それらの人も時代とともに数が減り、
昔ながらの大八車で売り歩く白川女は
たった1人しか残っていなかったようです。
私が子供の頃、我が家では
「花、いらんかぇ~~」
という売り声と共にやって来る白川女のオバチャンから
仏さんのお花を買うのが慣わしで、
売り声が聞こえたら、母親に
「お花買ぉて来て」
と言われて家を飛び出し、
小銭を握りしめて出て行くと、
大八車に積まれた花から、手際良く花を選んで、
ちゃっちゃと切り揃えて紐で結び、
仏壇にお供えするお花を作ってくれる…
そんなオバチャンの手さばきに見とれたものです。
現在、
我が家の周辺には、毎朝、鷹ヶ峰や上賀茂辺りの農家から、
オバチャンが軽トラで野菜を売りに来るのですが
それも利用した事はめったになく…
(来てくれる時間帯には家に居ない…とか
買ってるのもオバチャンばかりで輪に入りにくい…
とかっていう理由もあったりして)
休みの日に、こちらから車を運転して、
わざわざ直売場まで買いに行ったりしてる…
別に、近所のスーパーでも同じような野菜は
売っているのだけれど。。。
作り手の顔が見えるところで買ってると、
何故だかとても落ち着くって言うか、
心の奥底から湧いてくる安心感があるのです。
幼い頃に、花を売りに来てくれた
オバチャンから受け取った「ぬくもり」は
いくつになっても心の奥底に残っているのかも
知れません。
が引退するニュースが載っていました。
白川女とは、京都市左京区北白川辺りから、
大八車に花を積んで、市内を売り歩く女性の事です。
最近では大八車を軽トラに変えて続けている人も
居るようですが、それらの人も時代とともに数が減り、
昔ながらの大八車で売り歩く白川女は
たった1人しか残っていなかったようです。
私が子供の頃、我が家では
「花、いらんかぇ~~」
という売り声と共にやって来る白川女のオバチャンから
仏さんのお花を買うのが慣わしで、
売り声が聞こえたら、母親に
「お花買ぉて来て」
と言われて家を飛び出し、
小銭を握りしめて出て行くと、
大八車に積まれた花から、手際良く花を選んで、
ちゃっちゃと切り揃えて紐で結び、
仏壇にお供えするお花を作ってくれる…
そんなオバチャンの手さばきに見とれたものです。
現在、
我が家の周辺には、毎朝、鷹ヶ峰や上賀茂辺りの農家から、
オバチャンが軽トラで野菜を売りに来るのですが
それも利用した事はめったになく…
(来てくれる時間帯には家に居ない…とか
買ってるのもオバチャンばかりで輪に入りにくい…
とかっていう理由もあったりして)
休みの日に、こちらから車を運転して、
わざわざ直売場まで買いに行ったりしてる…
別に、近所のスーパーでも同じような野菜は
売っているのだけれど。。。
作り手の顔が見えるところで買ってると、
何故だかとても落ち着くって言うか、
心の奥底から湧いてくる安心感があるのです。
幼い頃に、花を売りに来てくれた
オバチャンから受け取った「ぬくもり」は
いくつになっても心の奥底に残っているのかも
知れません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます