●トンデモな霊言
1995年1月17日の阪神淡路大震災。関東大震災以来の激しい被害に、日本国中ショッキングな思いに包まれていた。
そして、そのあと同じ年の3月に起こったオウム真理教の地下鉄サリン事件。
バブルもはじけ、世の中に厭世的な重たい空気がみなぎっていたような気がする。
そういうときは、流言飛語が増え、いかさま師が横行し、人々の不安や恐れを利用して、一儲け企んだりするから困ったものだ。
父の入っていた○○の科学というオウムと双璧と言われていた新興宗教の教祖が、●月●日関東地方に大地震がくる、とまことしやかに予言した。
普通の人や普通の時なら、たいていの人は信じないけど、阪神大震災の被害のあとの不安の中、ましてや信者は、別。
父は完全に信じ込んでしまって、キャンピングカーのチラシを持ってきたり、●月●日は女、子どもは那須に避難しろ、とか言い出した。
(なぜ那須だったのか、宇都宮に本部を建てる予定だったから関東でも栃木県が安心だと信じていたのかな)
母は、無趣味の父が唯一仕事以外に参加しているサークル活動?だから、と許容していたけど、さすがにこんなことを言われると、きょとん。
結局、父一人があたふたしていたけど、家族総スカンで行動には移せなかった。大地震が来るというその日は、何事もなく穏やかに過ぎ去っていった…。
その教団の霊言だそうだ。
「幸福の科学」の本では、トランプが負けそうになれば、神がバイデンを心臓発作か脳溢血で殺すと予言されています「バイデン優位で、本当にバイデンが勝ちそうになる」という条件で「怒りの電撃」が発動するらしいので、もしも霊言の内容が正しいのなら、そろそろバイデンが死亡しないとおかしいです pic.twitter.com/9aZxZOYulP
— ちゆ12歳(19周年) (@tiyu12sai) November 6, 2020
一笑に付してすませられる人は、それでいいし幸せだと思う。
家族が彼らの被害に遭っていた者にとっては、ぜんぜん笑えないし、こういうの見聞きするたびに、不快感でいっぱいになって、つい拳を握りしめてしまうの。ごめんね。人間ができてなくて。
SNSで拡散する、高揚感にあふれた、わけのわからないトランプ擁護のツイートなんかも、信者たちが暗躍しているんだろうなと強く思う。罪作りだよね。
●イグノーベル賞医学教育賞
今年9月に発表されたイグノーベル賞「医学教育賞」部門にトランプさん他9カ国の首脳が選ばれた。
新型コロナをめぐり、トランプ米大統領は抗マラリア薬に効果があるなどと主張。共同受賞者であるブラジルのボルソナロ大統領は「ちょっとした風邪」、ベラルーシのルカシェンコ大統領は「ウオッカやサウナが効く」と無責任な発言を繰り返していた。
トランプ氏らにイグ・ノーベル賞 「コロナで生死に影響」と皮肉:時事ドットコム
受賞理由:新型コロナウイルスの世界的流行で、政治家が学者や医師よりも生死に影響を及ぼすことを知らしめた
受賞理由:新型コロナウイルスの世界的流行で、政治家が学者や医師よりも生死に影響を及ぼすことを知らしめた
日本においても、同じですよね。欧米よりは感染者が少ないっていうだけで、新規感染者のこの急増も不思議でも何でもない。
夏の比較的感染者の少ない時期に、国は、秋冬に備えて病院設備や検査の拡充・対策をしっかり準備して欲しいと岡田晴恵さんが何度も言っていたけど、また、日本医師会やそのほかの心ある医師の警告を無視して、GoToばかりに力を入れて、感染広がらないわけがないです。素人でもわかる。
皮肉というより、もうそのまま。「政治家が学者や医師よりも生死に影響を及ぼす」
そういえばツイッターにはこんなハッシュタグもありましたよ。
#自民党に殺される
●米大統領選離婚
なんと言われようと、トランプ陣営を支持する人たちの気持ちがぜんぜんわからない。
アメリカでは、夫婦でトランプ支持、バイデン支持に別れてしまった結果、離婚するというケースが増えているという。
驚かない。それは、パワーかフォースかの選択、はっきりした違いだから。
生き方の違い、価値観の違いがはっきりわかってしまった結果、一緒に暮らすのは辛くなるのは仕方ない。
もし、自分の配偶者がトランプ支持者で、自分ファースト、セクハラ、パワハラ、差別主義者、人間の尊厳を傷つけてばかり、息するように嘘を吐き、金銭至上主義者、環境破壊者で、無知で、分断と差別をあおっても、それらをすべて見ないことにして「この世界を救う神に選ばれし人間だとQアノン(マイナス消フォース)が言ったから支持する」なんて、高揚感たっぷりに言う人だったら、とてもじゃないが共に暮らすことはできないもの。
奇しくも今日はバイデン大統領の誕生日。
善の神様がくれたタイムリーなプレゼント、天の計らいだと信じたいです。
ぜんぜん知りませんでしたー!
すばらしい!!!
ところで、今日、知り合いのブログの記事で知ったのですが、北里大学の大村智記念研究所、感染制御研究センターから、
イベルメクチン — COVID-19 パンデミックを世界的に解決する可能性
https://kitasato-infection-control.info/swfu/d/ivrmectin_20201031.pdf
という、アメリカのFront Line Covid-19 Critical Care Allianceというサイトで10月31日に発表された報告書の日本語訳を発表しています。
この報告書が、世界中の医師の方々の手に届き、わけのわからないワクチン開発に大金を投じるのではなく、確実に予防までできる、既に何十年も使用されていて、重篤な副作用のないイベルメクチンでの予防や治療がスタンダードになればいいなーと願っています。
スペイン語訳がまだ見つかっていないのですが、とりあえず、スペイン人の知人たちに、英語原本をシェアして伝播の加速に少しでも貢献できたら・・・って思ってます(笑)
1878
アメリカ全体がようやく変わっていきそうです。
ほっとしています。
2か月前は、gotoで、勢いづけたい感じだったのでコロナの話題はスルーされがちでしたし。
イベルメクチン、やりましたね!
953Pってこんなに高いパワーの薬、見たことないくらいですから、絶対いいと思ってました。
スペインやヨーロッパにも速攻、伝わるといいですね!