(抜粋)
3月16日投開票の知事選への立候補を表明している現職の熊谷俊人氏(46)は12日、同じく知事選への出馬を表明している政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が熊谷氏を応援する「2馬力選挙」をすると発言していることについて、立花氏への名指しは避けつつ「迷惑で、困惑している」との認識を示した。「自らの当選を目的とせず、他の候補を応援する行為は決して望ましくない」とも述べた。
熊谷氏は同日、県庁で取材に応じ「いわゆる2馬力選挙は本来、公職選挙法の趣旨として想定していない。多くの有権者にとっても違和感のあることだと思う」と指摘。2馬力選挙の妥当性自体は関係機関が判断するものとした上で、自身への応援は「当然ながら、やめていただきたい」とした。
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太字で出したところが、熊谷千葉県知事の言葉。
その通りです。まっとうな見識があるなら、このような発言をするのは政治家としてだけでなく、人として、当たり前の話だと思います。
とすれば、兵庫県知事選も、現職だった人は、千葉県知事と同じように具体的な言葉として伝えるべきだったのでは?
「二馬力の選挙は、公職選挙法の想定外。デマを言って、脅迫まがいのことをするなら自分の応戦はやめてくれ」と、せめてこのくらいのことは、はっきり言うべきだったのではないでしょうか。立花の動画は、見ていない聞いてない、と人ごとみたいに言っていたけど、この人の話は、知事であったにもかかわらず、自分が関わっていたこと含めて、すべて人ごとみたいです。
きっと、そういうタイプの人なんでしょうけど、だとしたら、知事にはむいていなかったのでは?
立花孝志は街宣やSNSで、いたずらに選挙を混乱させ、あげく、デマで煽って亡くなった人がいた。前代未聞のひどい知事選でした。
だのに、兵庫県知事は、当選後は、立花孝志が応援してくれたのは、ありがたかった、というようなこともどこかで述べてましたよ。
リーダーとしての認識の甘さ、リーダーの資質に疑問を持ちました。
千葉県知事と兵庫県知事、期せずして「パワー」と「フォース」の対応を教えてもらったような気がします。
ブログタイトルの説明に、あるとおりです。
命にエネルギーを与えるパワーの力
命からエネルギーを奪うフォースの力
どちらを選ぶかは自分次第
命からエネルギーを奪うフォースの力
どちらを選ぶかは自分次第
災害の多い昨今、地方のリーダーは、大げさな言い方をするなら、自分たちの命を預けるほどの影響力を持っています。
そのためには、パワーのリーダーを選び、フォースをあきらめる。
どういう場面でも同じだと思います。