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ルーマニアの大統領選・ロシアのネット関与の疑惑で再選挙に

2025年02月23日 | パワーかフォースか

ニュースを見ていたら、昨年のルーマニアの大統領選挙で、ネット工作による不正が行われた疑惑がみつかり、再選挙されることが決まったという。
例の如く、ロシアからの大量のネット攻撃で、印象操作された可能性が強く、親ロシアの泡沫候補が当選するという異例の事態が起こったのだ。
日本でも、兵庫県知事選で、デマが跋扈し、誹謗中傷、嫌がらせにさらされた人が亡くなるという、SNS選挙の危うさを思い知ったばかりだけど、まさかの大統領選にこういうことが起こるとは・・

日経ビジネスより

ルーマニア大統領選、「TikTok工作」で泡沫候補が最多得票 再選挙へ

11月24日に行われたルーマニア大統領選挙で、極右親ロシア派の「泡沫候補」が最多得票を獲得。憲法裁判所が選挙のやり直しを命じた。動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を使って不...

日経ビジネス電子版

 


この記事の3つのポイント
1.ルーマニア大統領選で「泡沫候補」がまさかの最多得票
2.現大統領は機密文書の機密を解除。ロシアの介入を主張
3.TikTokで不正選挙運動か。欧州連合(EU)が調査を開始


(抜粋 読めるところまで)
 この結果は、ルーマニア内外に大きな衝撃を与えた。下馬評では、ジョルジェスク氏が勝つのはあり得ないと見られていたからだ。

 ルーマニアのインスコップリサーチが11月7~12日に行った全国調査で、ジョルジェスク氏に投票したいと答えた有権者はわずか5.4%だった。候補者全体の6番手にとどまり、首位のチョラク首相(25.3%)の足元にも及ばなかった。

それが、2週間後の開票では形勢が大逆転していた。ロシアの介入による不正選挙を疑う声が強まり、憲法裁は11月28日に再集計を命じた。12月2日、憲法裁は投票結果を承認したものの、12月6日にこれを覆し、「選挙プロセスの公正性と合法性を確保するため」に今回の投票を無効とし、再選挙の日程を決めるよう政府に求めたのだ。

 疑惑の舞台となったのは、中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」である。クラウス・ヨハニス大統領が国防最高評議会を緊急招集し、選挙の実態を調査した機密文書の機密解除を指示。12月4日に公開された文書には、TikTokを使ってフォロワーを急増させた手口が記されていた。文書はこんなくだりで始まる。

 「ソーシャルメディアプラットフォームのアルゴリズムを悪用して、ジョルジェスク氏の人気を加速度的に高めたことが明らかになるデータが入手された」

TikTokで選挙2週間前に起きた異変

 ほぼ休眠状態だった797アカウントを含む約2万5000のアカウントが、選挙の2週間前から突如活発になり、組織化された宣伝キャンペーンを行い始めたのだという。

  機密文書によると、これらのアカウントには、個別のIPアドレスが割り当てられていた。別々に活動していると見せかけて、実はロシア発の無料メッセージアプリ「テレグラム」上のグループから指示を受け、投稿された形跡が見られたという。

 具体的には、特定のハッシュタグを用いるなどしてTikTokのフィルタリングをかいくぐり、投稿を拡散させた可能性がある。また、ジョルジェスク氏を宣伝したユーザーに対して10月24日からの1カ月間で、計38万1000ドル(約5800万円)の支払いを行ったアカウントが見つかったとし、これはルーマニアの選挙法に違反する行為だ、と問題視した。ルーマニア当局は12月7日、このアカウントの持ち主とされる36歳プログラマーの住居などを捜索した。

(以下、続きは会員登録で読める)


ん?親ロシア派の候補が圧勝した去年のアメリカの大統領選は、どうなんだろうな。
何しろ、ロシアのネット工作は、何年も前から、他国の選挙に関与し続けているから。

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第一次トランプ政権ができた折、暗躍していたようで、当時は、ロシアのネット工作員はトロール隊と名付けられていました。今でこそ、より使い勝手の良い便利なアプリで工作もスムーズにできているようですが、当時は人海戦術で、24時間体制で数百人がネットの偽情報の投稿をしていました。
占い師に扮していくつかのブログを投稿していた女性がいました。おそらくトランプを当選させるために、神格化したりしていたのでしょう。

ウクライナの女性が、トランプの名前を聞くのもイヤだ、と言っていましたけど、私もおんなじ気分です。

 ●母国がロシアの属国となり搾取され続けた過去をまた繰り返すのか
 ●自由な独立国であり続けるのか

・・の瀬戸際。
そのために命を賭けてた戦った人たちのことを考えれば、まるでロシアが被害者で、ウクライナがわがままだというような言い方をしているトランプは、立花孝志でしょうか。

ネットを真剣に見ている人ほど、大量の偽情報に洗脳されてしまうこともあるかもしれません。
嘘も100万回言ったら、真実に見えそうですが、やっぱり嘘は嘘です。
トランプは救世主でもなければ国王でもありません。立花孝志と同様にただのマイナスフォースの男です。
トランプもプーチンもマイナスフォースです。残念ながら、これだけは昔も今も変わっていません。
(もちろん信じる信じないはご自由ではありますが)

日本でも、他国の他人事ではありません。
選挙とネットの危うさを今、実感しています。兵庫県知事選を思い出しても、過激さや悪意は、たやすく増幅されるものだと思いました。
ネット技術は日進月歩ですが、技術が人の倫理観に寄り添っていない、まだまだ未熟なツールであると感じます。

オールドメディアにだまされるなと言っている人であっても、立花孝志が維新に利用されたように、どこかの誰かからの司令があって拡散されているのではないか。
ネットは玉石混淆です。オールドメディアと揶揄しながら、ネットの偽情報にだまされてしまっては困るということです。





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