虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

それでもウクライナの核の放棄は正しかったのだ

2023年06月02日 | パワーかフォースか

「ウクライナに平和をというなら、戦争をやめさせることだ、武器を送ることではない」

日本では、広島サミットを見てそのような意見を持つ方も少なからずいらしたようです。特に広島では。
言っていることはよくわかるのです。正論ですし、その通りです。相手がプーチンでなければ。
だって、停戦をしてください、と言われてプーチンは素直に侵攻をやめると思いますか。

彼は過去においてもずっと、自分への批判者、攻撃者を決して許さず、少しでも疑念があれば暗殺を繰り返して、権力の座に居続けた男です。
自分のしてきたことのせいで、少しでも弱みを見せると報復されるという不安が先に立っており、後に引くことなどできなくなってしまったのです。自ら恐怖によって作った独裁体制ですから、進言できる人もいません。
マイナスフォースとは未来のない数値です。


ウクライナの女性は、
「私だって一刻も早く戦争を終わりにしたい、でも、プーチンが侵略をやめないから、命を守るために戦っている。戦わないと殺されてしまうから」
と言っていた。

また、別の男性は、
「停戦したとしてもプーチンは体勢を立て直して力を蓄えて、また攻撃してくる。」
と言っていた。


侵略を始める前から、実際、何人もの各国の首脳がロシアへ赴き、戦争してはいけない、考え直してくれと言い続けたのに、結局プーチンは、すべてはねのけ、攻撃をはじめ、それによってウクライナの子供を含む市民まで殺し始めた。

最初は、短い期間で制圧できると思ったのでしょう。
そして自分の支持率も上がるはずだった。


でもそう簡単にいかなかったのは、ゼレンスキーのパワーがすごく高かったため、簡単には終わらなかったのだ。
ゼレンスキーとウクライナ国民には、終わってしまったら、ウクライナという国もなくなってしまうという危機感があり、過去の歴史においても、ずっとロシアの属国扱い、植民地扱いだったから、彼らはもうこれ以上負けるわけにいかないと必死だっだと思います。

だって、独立して30年、ようやく、自分たちの国が立ち上がったのに、なぜまた苦しまなくてはならないのか。自分たちだけでなく、ウクライナの未来の子供たちのために、と、そう言っている人もいました。
ソ連時代、モスクワに搾取され餓死者続出したホロドモールの壮絶な記憶も、ここでは語り継がれています。

私たちは、ウクライナの首都でさえ、ロシア語で言ってました、ずっとキエフは、ウクライナの言葉だと思っていたのに、ロシア語だったんですね。ようやく世界がウクライナの言葉で「キーウ」といえるようになったのは皮肉ですけどね。



こちらのガンマンさんのご意見に私は深く同意します。




ゴルバチョフのロシアとプーチンのロシアが違うように、米国だって、過去は変えられないけれど、大統領は変えられるし未来は変えられる。



ウクライナ 破壊された壁に描かれたバンクシーの絵


弱いものと強い侵略者の戦いは、どっちもどっちではない。

弱い者の手を離したら、強いものの味方になる、中立になるわけではないのだ

・・落書き画家のバンクシーはそのようなことを言ってました。
私もそう思う。

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いい番組でしたよ。機会があるなら、一人でも多くの方に見ていただきたいくらい。
    ↓
市民と核兵器〜ウクライナ 危機の中の対話〜 - ETV特集

市民と核兵器〜ウクライナ 危機の中の対話〜 - ETV特集

「核兵器が必要だ」戦禍のウクライナで切実な市民たちの声。ボグダンもそう考える一人だ。しかし、元教育大臣の祖父は、かつて核を放棄した国の判断を「正しかった」と語り...

市民と核兵器〜ウクライナ 危機の中の対話〜

 


番組の中で、ウクライナは核を捨てたから攻撃された、というウクライナ人がいる一方で、印象深い発言をしてくれた人もいる。
前線から一時戻ってきた兵士と、攻撃で傷ついた人たちを日々治療している医師が、くしくも同じようなことを言ってました。
二人とも修羅場を経験しているからこそ、彼らは「核は持つべきではない」という。核を脅しに使う人は、あまりにも命に対して不遜であると、しみじみわかる。
人は核で守られていると思っているけど、それは幻想だ。使えば、みんな負ける。

核の周囲で人々は迷い、悩み、苦しむ。だからこそ核は捨てなくちゃいけないんだと、強く思いました。

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