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安倍さん、あなたはビビリの家長か

2015年04月29日 | パワーかフォースか
今日4月29日の東京新聞本音のコラム、斎藤美奈子さんのコラムはすごくわかりやすくて、よかったと思います。
検索かけたら、いくつかこのコラムの紹介がありましたが、拡散できるなら拡散したいので、微力ですが私もご紹介します。

今、安倍さんがアメリカに行って自己勝手(自己中+自分勝手)なことをしてきた『日米防衛協力指針改定』についてです。



以下、書き起こし。


家長のやり方
斎藤美奈子

 「次からはウチの子どもたちもおたくのケンカに参加させますんで」。父ちゃんが外で勝手にそう約束してきたら、家族は怒りますよね。
 「先に家族の合意をとれよ」「っていうか、ひとんちの争いに、なんで関係ないオレらが参加しなきゃならないんだよ」って話ですよね。

 「日米両政府は、外務・防衛閣僚会議(2プラス2)で自衛隊と米軍の役割分担を定めた日米防衛協力指針(ガイドライン)の改定に合意した」とは、そういう意味だと私は理解している。
 つまり決め方も決めてきた内容もムチャクチャなのだ。国会に提出されてもいない安保法制法案を前提にした日米の約束(決め方)。地理的な制約も時間の制約も取り払った「地球規模かつ切れ目のない」形での米軍に対する自衛隊の協力支援(決めてきた内容)。
 一昨年成立した特定秘密保護法も、昨年閣議決定というインチキな方法で通した集団的自衛権の行使容認も全てはこのための布石。今度は国会に提出する現行法十一本の改定案を「一つの法案にして一括提出」したいと言い出した。

 家族の比喩を使ったけれど、国民(主権者)も国会(国権の最高機関)も無視する首相は、自分は家長だくらいに思っているのだろう。閣僚は家臣団。国民は領民。まるで戦国大名だ。ここが民主主義の国とはとても思えない。

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だからね、安倍さんはとても危険だから自民党を勝たせちゃダメだって言ったのに。
心が絶望に支配されているから、いつ中国が攻撃してくるのかビビっており、アメリカと約束して自分を守りたい(・・間違っても国民ではないです、他者のことを考えないのが、この意識レベルです)、このためだけに、ここまでやってしまったのでしょう。
信じる信じないはご自由ですが。

しかし、そのために、斎藤美奈子氏が書いたように、自分の思いが強すぎて、めちゃくちゃな約束をしてしまった。
国会での議論もないまま、主権在民の民主国家として、してはならないことをしているのに、マスコミは萎縮中か。
このままいったら、なし崩し的に自衛隊員は、殺し殺される場面に出くわすだろう。

せっかくほどけてきそうだった日中関係も、この日米防衛協力新指針のせいで、中国がまた硬化してしまった。
先人の知恵ある言葉、領土問題は「棚上げ」・・・を今こそ思い出そう。


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2 コメント

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さすがの美奈子さん (ローズクウォーツ)
2015-04-30 11:10:04
家長=戸主は
扶養の義務や責任を負う
なんすけどね。。。

やりたい放題の統率者からは
離れよー!
選挙なども誰一人、気を揃えて
行かなかったら
成り立たないんじゃ?
(^◇^;)
返信する
ローズクウォーツさんへ (金木犀)
2015-04-30 15:11:10
コメントありがとうございます
美奈子さんの例え、わかりやすいですよね。

>選挙なども誰一人、気を揃えて
 行かなかったら
 成り立たないんじゃ?
気持ちはわかりますが、それはダメですよ~
盤石の組織は、気を揃えて必ず行きますから。
自民、公明、共産が生き残るだけ。
共産党はともかく、自公にこれ以上議席を与えたら、議会制民主主義も終わってしまいそう。
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