先日、軽い気持ちで書いたグッチ裕三・さいたまんぞう(笑)に関連して、連想ゲームのように、私の頭の中に「景山民夫」という人が出て来て「がたがた言うぞう」と言わんばかりにぐるぐると渦巻いて困っている。
・・かつては少しだけファンだったし、お盆でもあるし、故・景山民夫さんについて書かせてもらって、ぐるぐる回る頭の中をさっぱりさせたいなと。
実は、もう30年も前から母が決めたんだけど、「週刊朝日」を新聞屋さんから届けてもらうという習慣が、うちにはあった。で、どうしても読みたいと思っていたわけでもなかったが、手元にいつもあったので惰性で私も、毎週毎週、律義に読んでいた。
女子大生表紙シリーズの宮崎美子さんも、リアルタイムで知ってたりして・・
他にもいろいろ話題性のあるものはあったと思うけど、景山民夫さんのコラム「だから何なんだ」は、よく覚えている。けっこうお気に入りで「日常に感じるちょっとした社会正義」が心地よく、読みやすく、おもしろかったから。
彼が、まだ「何とかの科学」とかいうカルト団体にも入っていないころだった。
その後、「何とかの科学」に入信し、彼の文体は、勢いがなくなり、つまらなくなったころ連載も打ち切られてしまったけれどね。
その景山民夫さん・入信前の、がぜん勢いのあったころの話だけど、当時の人気テレビ番組『笑っていいとも』に出演した際、いきなり広瀬隆さんの「危険な話」という本を持って出たんだった。
生放送だったから、編集カットなしで。
あの番組は、当時より、ひたすらその場しのぎで面白おかしけりゃいい、社会派のニュースなんてもってのほか・・・というような国民白痴化促進番組だったから、景山さんにしてみれば、それはゲリラ的な行動だったんでしょうね。
(でも、難しいこと考えたくなくて、ただひたすら笑っていたいときなんかは、そんな番組で癒されることもあるんだけどね。)
細かい話は忘れちゃったけど、その時、景山氏は、「危険な話」の表紙が見えるようにテーブルの上に立てて、とにかく怖い本だと、強調して言っていた。何が危険かは、あえて言わなかったと思う。
私は、あの「だから何なんだ」の民夫ちゃんが言うのだから、なんかある!と確信して、その日の午後、即、図書館に行って「危険な話」を借りて読んだ。
そしてわかった。危険なものは何かと言えば、「原発」のことだったのだ。
そして、その広瀬隆さんの本が大きなきっかけになって、当時は、社会的にも反原発の流れができて、「朝まで生テレビ」でも、活発な議論があったっけ。
しかし、そんな潮流も、専門的な話になると、一般人にはわけがわからずに、絶対安全という大きな力の安全神話に次第に丸め込まれていった。
そして、原発って必要悪かなあと漠然と思いながら、3月11日のあの時まで過ごしてきてしまったわけです。
ところで、景山氏が入信した当時、「何とかの科学」は、オウム真理教とともに、新興宗教団体として、脚光を浴びていたっけ。
宗教おたくのうちの父もうっかり入信して、いつものようにすぐにやめると思ったのに、営業活動がうまかったのか、以来20年以上も信者でいて、退職金ほとんど持っていかれたらしい・・・(涙)
景山氏は、不幸にして、プラモデル製作中に焼死?という、訳がわからない亡くなり方をした。
今年のお盆、こちらに戻られて、あの教団が原発推進をしていることを知ったら、なんと言われるだろうか。
↓
「天罰だ!」「原発を止めるな!」幸福の科学がデモ (やや日刊カルト新聞)
しっかし、この教団の言ってることは、命よりもお金が大事という、らしいと言えばらしい、超・現世利益で、非常にわかりやすくて、おかしいというか、笑っちゃうというか。
景山氏も彼岸で、すっかり目が覚めたのかもしれませんよ。
■8・16追記
つまるところ、原発推進派の言ってることは、カルト教団のご都合主義となんら変わらないっていうことです。
今後も、原発推進で、日本をけん引してゆくつもりかもしれませんが、カルトの人たち同様、国民の中で、浮きまくっていることに気づいてないのでしょうか。
いずれ、国民にはしごを外されてしまうこともあるんですよ。
我が家に限って言えば、原発推進、総理罵倒で突っ走る「何とかの科学」とそっくりの読売新聞は、もう二度ととりません。
・・かつては少しだけファンだったし、お盆でもあるし、故・景山民夫さんについて書かせてもらって、ぐるぐる回る頭の中をさっぱりさせたいなと。
実は、もう30年も前から母が決めたんだけど、「週刊朝日」を新聞屋さんから届けてもらうという習慣が、うちにはあった。で、どうしても読みたいと思っていたわけでもなかったが、手元にいつもあったので惰性で私も、毎週毎週、律義に読んでいた。
女子大生表紙シリーズの宮崎美子さんも、リアルタイムで知ってたりして・・
他にもいろいろ話題性のあるものはあったと思うけど、景山民夫さんのコラム「だから何なんだ」は、よく覚えている。けっこうお気に入りで「日常に感じるちょっとした社会正義」が心地よく、読みやすく、おもしろかったから。
彼が、まだ「何とかの科学」とかいうカルト団体にも入っていないころだった。
その後、「何とかの科学」に入信し、彼の文体は、勢いがなくなり、つまらなくなったころ連載も打ち切られてしまったけれどね。
その景山民夫さん・入信前の、がぜん勢いのあったころの話だけど、当時の人気テレビ番組『笑っていいとも』に出演した際、いきなり広瀬隆さんの「危険な話」という本を持って出たんだった。
生放送だったから、編集カットなしで。
あの番組は、当時より、ひたすらその場しのぎで面白おかしけりゃいい、社会派のニュースなんてもってのほか・・・というような国民白痴化促進番組だったから、景山さんにしてみれば、それはゲリラ的な行動だったんでしょうね。
(でも、難しいこと考えたくなくて、ただひたすら笑っていたいときなんかは、そんな番組で癒されることもあるんだけどね。)
細かい話は忘れちゃったけど、その時、景山氏は、「危険な話」の表紙が見えるようにテーブルの上に立てて、とにかく怖い本だと、強調して言っていた。何が危険かは、あえて言わなかったと思う。
私は、あの「だから何なんだ」の民夫ちゃんが言うのだから、なんかある!と確信して、その日の午後、即、図書館に行って「危険な話」を借りて読んだ。
そしてわかった。危険なものは何かと言えば、「原発」のことだったのだ。
そして、その広瀬隆さんの本が大きなきっかけになって、当時は、社会的にも反原発の流れができて、「朝まで生テレビ」でも、活発な議論があったっけ。
しかし、そんな潮流も、専門的な話になると、一般人にはわけがわからずに、絶対安全という大きな力の安全神話に次第に丸め込まれていった。
そして、原発って必要悪かなあと漠然と思いながら、3月11日のあの時まで過ごしてきてしまったわけです。
ところで、景山氏が入信した当時、「何とかの科学」は、オウム真理教とともに、新興宗教団体として、脚光を浴びていたっけ。
宗教おたくのうちの父もうっかり入信して、いつものようにすぐにやめると思ったのに、営業活動がうまかったのか、以来20年以上も信者でいて、退職金ほとんど持っていかれたらしい・・・(涙)
景山氏は、不幸にして、プラモデル製作中に焼死?という、訳がわからない亡くなり方をした。
今年のお盆、こちらに戻られて、あの教団が原発推進をしていることを知ったら、なんと言われるだろうか。
↓
「天罰だ!」「原発を止めるな!」幸福の科学がデモ (やや日刊カルト新聞)
しっかし、この教団の言ってることは、命よりもお金が大事という、らしいと言えばらしい、超・現世利益で、非常にわかりやすくて、おかしいというか、笑っちゃうというか。
景山氏も彼岸で、すっかり目が覚めたのかもしれませんよ。
■8・16追記
つまるところ、原発推進派の言ってることは、カルト教団のご都合主義となんら変わらないっていうことです。
今後も、原発推進で、日本をけん引してゆくつもりかもしれませんが、カルトの人たち同様、国民の中で、浮きまくっていることに気づいてないのでしょうか。
いずれ、国民にはしごを外されてしまうこともあるんですよ。
我が家に限って言えば、原発推進、総理罵倒で突っ走る「何とかの科学」とそっくりの読売新聞は、もう二度ととりません。