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パウエル前国務長官の選択

2008年10月21日 | パワーかフォースか
パウエル前米国務長官、オバマ大統領候補への支持を表明(トムソンロイター) - goo ニュース
[ワシントン 19日 ロイター] パウエル前米国務長官は19日、米大統領選で民主党大統領候補のオバマ上院議員を支持すると表明した。パウエル氏はブッシュ政権で国務長官を務めた。
 パウエル氏は米NBCテレビの番組に出演、共和党候補のマケイン上院議員よりもオバマ氏を支持するとし、「変化を生み出す人物だ。『たぐいまれな大統領』になる可能性がある」と述べた。
 パウエル氏は11月4日の大統領選でオバマ氏に投票すると述べたが、選挙活動に参加する予定はないと語った。


いよいよ、1期目のブッシュ政権において、国務長官を務めた、大物共和党議員の一人、パウエル氏が、党派を超えてオバマ氏支持を表明した。
ブッシュ政権唯一の良心とも言えるパウエル氏は、「ブッシュの戦争」というドキュメンタリー番組を見た限り、ネオコンのチェイニー副大統領、ラムズフェルド前国防長官との確執はかなりあったようだし、孤立させられてもいたようだ。
大統領がブッシュさんでなかったら、もっと別の仕事ができたはずの人材だったと思う・・・
彼が、党派を超えてまで、オバマ氏支持を打ち出した決意と勇気は、素晴らしいものだと思う。政治的な大人の事情や配慮とか言って、こういうことは日本では表には決して出てこないし、出さないのが常だが、彼は堂々と、自分の意見を表明してしまった。
それは、共和党、一党の利益ではなく、真にアメリカ国民、世界のための選択は、オバマ氏のほうが良いのだという、パワーの選択である。



彼は、オバマ氏支持の理由の一つとして、ペイリン副大統領候補の政治家としての資質の不安をあげている。
私も彼女を見て、まるで女性版ブッシュジュニアかと思ったくらい、脱力したものだが、パウエル氏はブッシュ政権にいたからこそ、よけいに政治家として力不足の者が権力を握ったときの悲劇を嫌というほど感じてしまったのだろう。
行き場のなくなったヒラリー票を獲得せんがために、とりあえず女性だったら誰だっていいだろうという、マケイン陣営のあんまりな単純さも、透け透けに見えてしまう。これは女性を尊重するどころか、女性を馬鹿にしているとしか思えないものだ。ペイリン氏もすでに、政治討論よりお笑い番組、という方針なのか、社会風刺番組にも登場したらしいが、何とはなしに場をしらけさせるばかり、もはや彼女にとっても立候補自体、気の毒にさえ思えてくるのだ。

もう、先は見えてしまいましたね。
病気になって健康のありがたさがわかるように、アメリカ国民もあまりに痛い代償を払ったけれど、それでわかったことも大きいのではないでしょうか。



【2008米大統領選】パウエル氏がオバマ氏支持 追い風、遊説に10万人(産経新聞) - goo ニュース

ただ、次の大統領が、「虚」が跋扈した今までの世界を「実」にもどすという歴史的役割を担う人であるならば、ある部分においては、大きな好転反応も起こるかも知れませんね。

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