虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

土砂の中から救出された小牛

2010年10月24日 | 社会のニュースを考える
写真:時事通信


3日ぶりに子牛救出=土砂崩れで全壊の牛舎―飼い主「よく頑張った」・奄美豪雨(時事通信) - goo ニュース

温暖化や、それに伴う気候変動などで、お天気が世界的に荒れています。
奄美大島の今回の豪雨も記録的なものでした。

たとえ、いずれ食肉となってしまう命であっても、命を育てる現場で命が失われるのは、悲しいし、せつないものです。
土砂の中から、3日ぶりに助けられた小牛。70代の飼い主のご夫婦も、わが子が助けられたようにうれしいと、喜んでいらしたということです。よかったですね。

いつも思うことですが、自然災害や天変地異が起こるたび、大いなる自然の前で人間はどれだけ無力なのかと思い知らされます。そして、人類は、敵対し合うのではなく、助け合うことでしか生きていけないのだということを、災害が教えてくれているような気がしてならないのです。

今回の奄美大島の豪雨に際し、被災した方々には、心よりお見舞いを申し上げます。


  以下、記事全文
 「よく頑張った」―。記録的豪雨に遭った鹿児島県・奄美大島の龍郷町で23日午後、土砂崩れのがれきの中から3日ぶりに生後1カ月の子牛が助け出された。飼い主の泉二靖久さん(77)、信子さん(74)夫妻は、24頭の牛のうち約半数が死んだり、不明になったりした中での救出劇に、まるでわが子が生還したかのように喜んだ。
 土砂崩れが起きたのは20日夕。2人で牛に食事をさせていた時、ガラガラと大きな音を立てて裏山から土砂が押し寄せ、2人はやっとの思いで逃げ出した。
 約30年にわたって現場で牛を育ててきたが、山が崩れたことは1回もなく、「夢にも思わなかった」という惨事。牛たちを案じ、自宅で眠れぬ一夜を過ごした。
 翌朝、急いで牛舎に駆けつけると、80頭は飼えるという牛舎がほぼ土砂にのみ込まれていた。しかし、近づくと中からは「モーモー」と牛の鳴き声が。泉二さんは急いで救出を要請した。
 重機を使って土砂やがれきを取り除き、22日までに自力で逃げた牛を含め、母牛4頭と子牛8頭が見つかった。23日昼すぎに助け出された子牛は、初めはおびえた様子だったが、しばらくするとすぐに元気を取り戻し、雌牛の乳房にむしゃぶりついた。 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シソの実のつくだ煮と内なる変化 | トップ | 首の血行を良くする・認知症... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会のニュースを考える」カテゴリの最新記事