始まる前から、兵庫県知事選を引きずっている千葉県知事選だけど、結局二馬力選挙というのは、選挙の失敗体験であり、斎藤+立花の成功体験にしてはいけないのだと、つくづく思う。
兵庫県は、最初から、千葉県の熊谷知事のように、毅然とした態度で立ち向かっていれば、選挙管理委員会も気持ちを引き締めて厳しい態度で臨むし、立花が図に乗って、やりたい放題をするようなこともできなかっただろう。
記事中の千葉商科大学の田中信一郎准教授(政治学)の話の通りだ。以下、抜粋して
まとめた。
●「基本的に2馬力選挙はあってはならない」
●「違法ではないが、公職選挙法の趣旨に反する。立候補者が当選を目指して初めて意味があるので、それを目指さない人が立候補するのは想定されていない」
●「資金力のある人なら数馬力の街宣車で選挙運動をすることができてしまう」
●「立候補の自由、政治活動の自由との兼ね合いがあり、規制は非常に難しい。何を主張するかは当人に任せられている」と、現行法での規制は困難であるとする。
●そのため、他の候補者は「2馬力を受けることを毅然と拒否することがまず重要」
●「違法ではないが、公職選挙法の趣旨に反する。立候補者が当選を目指して初めて意味があるので、それを目指さない人が立候補するのは想定されていない」
●「資金力のある人なら数馬力の街宣車で選挙運動をすることができてしまう」
●「立候補の自由、政治活動の自由との兼ね合いがあり、規制は非常に難しい。何を主張するかは当人に任せられている」と、現行法での規制は困難であるとする。
●そのため、他の候補者は「2馬力を受けることを毅然と拒否することがまず重要」
すごく納得する。現行法の規制は困難だったとしても、倫理的常識的に見れば、ちゃんとしていない、おかしな選挙だった。
二馬力選挙が許されるなら、カネのある候補は3馬力4馬力の街宣車利用だって可能になる。
そんなことをしたら候補者たちを何につけても公平に扱うはずの選挙が、露骨に公平性を欠く。
兵庫県の選管は、どうしてこんなことに気づかなかったのだろう。
あと、この言葉も。これは有権者の意識レベルも試される。
●応援される側も含めて「(意図的に)2馬力選挙をしている候補者がいたら、両方とも落とす意思を持つことも重要」と有権者側にも注文した。
兵庫県知事選では、立花の動画で、眉をひそめたくなるような立花支持者の、はしゃいだ笑い声が残っていたが、まるで選挙を「遊び」と、とらえているような。あるいは悪者を作って叩くという「いじめ」のような。
(大人になっても嫌がらせやいじめがある世界は、本当につらい)
蓋を開ければ、立花孝志=斎藤元彦であったのだから、兵庫県民は、PR会社の演出する作られたイメージやストーリーにだまされ、また、前代未聞の二馬力にもだまされて、斎藤知事を悲劇のヒーローにしてしまった。
県民の皆さんは、今なら、あの時よりも冷静さを少しは取り戻しているでしょうか。
やっぱり二人とも落とすべきだったんじゃないかって思うのだけど。
今は、立花に情報提供したとか、してないとかで、維新の県議と立花は、罪のなすり合いをしている。
つまり、立花に間違った情報を渡し、駒として利用した誰とは言えない第三者があったのは事実なのだろう・・・見える闇は闇じゃない、ドラマ「御上先生」の言葉を、また思い出しました。
でも、見えなくても隠していても、臭ったりするのだよね。
“鈴木エイトが統一教会をカルトと呼んできたことが安倍元首相暗殺の原因”との旨を統一教会の顧問弁護士が発言及び発信している。このような悪質なデマを吹聴して流布させようとするスタイルは統一教会と連動するN国の手法と通ずるものがあり、ちだい氏がN国に用いる文言「尊師の犬笛」を彷彿とさせる
— 鈴木エイト ジャーナリスト/作家 (@cult_and_fraud) February 11, 2025
統一教会を擁護する立花孝志
ちだい氏「今となっては立花孝志も『統一教会の意見を聞くべきだ』と言い出してるし『統一教会は悪い宗教じゃないんだ』と一生懸命PRしてる。立花孝志がね。浜田聡はもともとそういうふうに言ってるが、もうほぼNHK党は本当に統一教会党です」ひどいねほんとhttps://t.co/fayNehJHsw pic.twitter.com/lWgF3FbnBn
— こむぎ (@mugichoko1616) February 10, 2025
いずれにせよ、兵庫県は、選挙自体、立花孝志にもてあそばれ、兵庫県民も完全にばかにされてしまいました。
兵庫県は、もっと怒っていいと思いますよ。
兵庫県を他山の石として、千葉県民の皆さんは、間違っても同じ轍を踏まないでくださいね。
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毅然と拒否すれば、2馬力はやらないと。でも立候補はやめないそうです。
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