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どちらを選ぶかは自分次第

穏やかで平和な暮らし

2019年09月06日 | 歴史・文化
突然ですが今、縄文時代と縄文人が、私どもの心に響くものがあります。
東京新聞の筆洗記事(2019・5・23)ですが、もうとっくにリンク切れました。

以下、メモのために。切り抜きを見ながら自分のために入力します。よろしかったら、ご一緒にどうぞ。



一日に働くのは四時間ほどだが、家族ともども食べていくには困らない。自然の恵みをとりすぎないから、環境の悪化に苦しめられることも少ない。おかげで安定した暮らしが続く。

働き方改革に成功し、地球環境問題にも力を入れるどこかの国のようだが、わが国のことである。ただし、縄文時代の話だ。考古学者岡村道雄さんの『縄文探検隊の記録』などに教わった。

現代のわれわれは、そんな暮らしを実現したご先祖様たちを、ささやかながらも誇る資格があるということだろうか。国立科学博物館のチームが今月、現代の日本人は縄文人が持っていたDNAの約10%を受け継いでいるという研究の結果を明らかにした。

現代日本人は主に、縄文時代の狩猟採集民と弥生時代以降の渡来人のDNAを受け継いでいると考えられてきた。この分野の技術の著しい発展もあり、縄文人のDNAまでも高い精度で解析することに成功し、現代人との共通性がわかった。

自然と共生し、穏やかで平和な暮らしを実現していたと近年、再評価されている縄文人である。実際には貧富の差や争いごともあったという研究もあるようで、寿命も現代人に比べれば、はるかに短い。

とはいえ、戦争の記憶が薄れ、環境問題も積み重なるばかりの昨今である。1万年もの長きにわたり縄文時代を持続させてきたご先祖の知恵をあおぎたくもなる。

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狩猟採集の縄文人の主食は、クルミ、クリ、トチ、ドングリなどの堅果類と、その土地ごとの海の幸・山の幸だったそうです。
特にクルミとクリは、今でも、みんな大好きですよね。

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2 コメント

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Unknown (ローズクォーツ)
2019-09-08 10:28:41
昨年の夏、東京国立博物館で
[縄文 1万年の美の鼓動]
を開催していまして
喜び勇んで行ってまいりました。

国宝土偶全5体集結!
とやらでとても良い空気感(笑)でした。

円く、穏やか、素朴な美しさに
ホッとしたものです。

弥生に入ると
ぐっと先鋭なものが混じって
私には違和感というか、新風をモロに感じましたねー。
図録をたまに見返しています。
返信する
ローズクォーツさんへ (金木犀)
2019-09-08 21:23:07
行かれたんですね!

>国宝土偶全5体集結!

わお。わたしも行きたかったなあ。
その空気感、おおらかさ。
わかる人にはわかりますよね(笑)
縄文時代が1万年続いたのには、理由がありますね。
返信する

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