8月中旬のこと
ラン科のミズトンボを見に行ってみました。
花はとてもユニークで、一度見たら忘れられません。
淡緑色の側萼片と 白色の背萼片 側花弁は平開
バンザイしているように見えるのは、3裂した唇弁
2個の 茶色は葯で 先端に粘着体が見えます。
何かの植物の冠毛らしきものが着いてますね。
↓ 2個の アンテナのようなものが 粘着体、葯の下側に柱頭
距の先端は丸くなります。
蕾の形も楽しい
この蕾の膨らみを トンボの目玉に連想したといわれているそうです。
蕾の中で丸まっているであろう唇弁が 展開していく様子も見たい。
次は もう少し涼しい日にじっくりと探してみましょう。
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他に 湿原や周辺に咲いていたのは
サワギギョウ / サワヒヨドリ
アカバナ / ヒメシロネ
ミソハギ
フシグロセンノウ、ツリガネニンジン、オミナエシ、カワラナデシコ
ワレモコウ なども。
初耳草でしたが、
調べたら浅間山の近くの池ノ平湿原に生えてるのが分かりました。
そうでしたか。そこならボッケさん家からわりと近いですね。
日当たりの良い湿原に生えるようです。
面白い形をしているので、ぜひ見に行ってみてください。
植物なんですね!
トンボに似てるのかな~~~はて???
いや、つぼみの膨らみかた・・か。
ランは昆虫のメスに似せて受粉の手伝いをさせたり予想外の知恵者ですからね。
ミズトンボも意味ありげですね。
ホントですよね~。昆虫と間違えそうです。
湿地に生えているし、ちょうどトンボの多い時期に開花するので影響されたかしら
(私の勝手な想像です)
他にも、ミヤマクワガタなんていう 昆虫と全く同名の植物もありますよ。
今回は開花間近の蕾を載せましたが
もっと小さな蕾ならトンボの目玉のように見えるかもしれませんね。
それにしても、植物の戦略は侮れないですね。驚かされることが多いです。
ミズトンボの花粉塊は、セスジツユムシの幼虫が食べることが知られているそうですが
他にも誘われてくるのかな
へ~~~~ミヤマクワガタという植物もいるのですか???なるほど (*^▽^*)
ミヤマクワガタは、クワガタソウの高山型なんです。
そのクワガタソウは低山で見られ、実が 兜の鍬形に似ていることから名づけられたそうです。
ミヤマクワガタの画像をリンクしますね。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e4/853e1fd6fa605fca7c6ae12c0135a93f.jpg
ブログ内検索をしてみたら、2015年に唐松岳に登った時に見ており
山記事を読み返して懐かしくなりました。