硫黄岳の爆裂火口を見に行く（１） 2023.08.31-09.01

" 爆裂火口を間近で見たい "　という山友さんの計画に乗って

４年ぶりに 2700ｍ 越えの 山に登りました。

 

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朝いちの 「あずさ１号」で茅野駅へ

そこからタクシーを使って、登山口となる桜平到着は １０時過ぎ。

公共交通機関を使用しての登山は、時間的には なかなか厳しいです。

 

車の通れる幅広い道を テクテクと夏沢鉱泉へ向かいます。

タクシーの運転手さんによると、今日は涼しいとのことでしたが

日向はやはりそれなりに暑いです。

そして、予想通りに お花は少ない。

 

↓　アキノキリンソウ ／ アザミの仲間 ／ ヤマハハコ ／ イワアカバナ

他に、ミヤマモジズリ、キオン、ゴマナ、キバナノヤマオダマキ

ハナイカリ、コバノイチヤクソウなど

 

 

さらに オーレン小屋を目指して進み

ようやく 苔むした樹林帯に入りました。

 

 

今日のお宿の オーレン小屋に到着です。

お天気は まずまず

硫黄岳も見えていますね。

 

 

当初の計画では

今日のうちに 硫黄岳に登り、明日は天狗岳登山のつもりでしたが

出発が遅く 足も遅くなっているというのに

お花が咲いてるといっては立ち止まり、実を見つけては写真を撮り

と、寄り道ばかりでは 無理な話でした。

 

硫黄岳は明日にして、今日はせめて 根石岳まで行って来ましょうと

小屋裏から、コメツガの森を箕冠山へ。

 

瑞々しい 苔の森を登っていきます。

 

↓　セイタカスギゴケかな

 

↓　黒いのは地衣類でしょうか？

 

樹林のなかの箕冠山

 

箕冠山の先で、根石岳と西天狗が見えてきました。

東天狗は 根石岳の陰からちょこっと。

 

鞍部へと下ると、東天狗は 隠れてしまいます。

 

根石山荘の付近のコマクサは終了。咲き残りです。

↓　ゴゼンタチバナ実 ／ コケモモ実 ／ コマクサ ／ イブキジャコウソウ

 

 

わずかな登りで 根石岳（2603m）へ到着すると

 

目の前に 西天狗と東天狗が。

大きすぎて、パノラマでないと入りません。

 

箕冠山直下からは 槍ヶ岳やキレットが見えていましたが

ここからは 御嶽山も。

 

越えてきた箕冠山の左奥に 硫黄岳

さらに奥の 赤岳や阿弥陀岳にはガスがかかり始めました。

 

ここまで来てよかった。

硫黄岳の爆裂火口が下方まで見えています。

明日 登っていく予定の 登山道も。

 

 

帰りは、箕冠山から夏沢峠を経由して。

山びこ荘は 今日はお休みかな？　ひっそりとしていました。

 

そして

明朝 また登ってくる予定の道を、オーレン小屋へと下りました。

 

お風呂（男女別、石鹸類は使用不可）で汗を流し

夕食の桜鍋をしっかり食べて、明日に備えます。

 

夜半に目覚めると

硫黄岳の上方に、スーパーブルームーンが 眩しく輝いていました。

お天気は期待できそうです。

 

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二日目に続きます。