はなねこ山 Ⅱ

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礼文・花の丘歩き(桃岩コース)     2012.07.06

2012-07-27 | 7月、8月に歩いた山

 

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   礼文島 最終日は

   歩く人が一番多い 人気のコース

   桃岩周辺です。

 

 

 

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  往き:香深-元地    帰り:知床-香深

  元地-桃岩コース入口-元地灯台-知床

  2人(夫)

 

 桃岩周辺は 手軽なハイキングコースで

 また、礼文島に咲くお花の大部分が見られることから

 礼文島観光には かかせない場所になっています。

 

 この桃岩コースを歩く前に

 メノウ浜で有名な 西海岸の元地へ行ってみました。

 香深から同じバスに乗ってきたご夫婦は、帰りのバスまで メノウ探しをするそうです。

 

 この浜には もう一つ、地蔵岩という名所があります。

    メノウ浜と地蔵岩( 〇囲みのところ)

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                 地蔵岩

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 お地蔵様の姿ではなく、合掌している手をイメージして付けられた名だそうですが

 ここは西海岸ですから、夕日と地蔵岩は きっと ステキな取り合わせでしょうね。

 

 

 地蔵岩からは、バスで下ってきた道を 桃岩コース入口へと登って帰ります。

 (バス便次第ですが、桃岩コースの入口でバスを降りて こちらへ向かえば 下りです。)

 途中、ユースホステルへ向かう道へと入ったところの 『桃台 猫台』からは

 

     桃岩と

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      猫岩が見えます。

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                         赤い屋根はユースホステル

 

             背中を向けて 座っている 猫に見えますね。

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      車道をジグザグに登って行くと 桃岩は姿を変え

      桃の種が見られるようになります。(中央部分、わかるかな・・・ 

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 桃岩トンネルを抜けると、桃岩コースの入口です。

 さて、今日は どんなお花たちが待っていてくれるでしょう。

 

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  まずは 桃岩展望台へとゆるく登って行きますが

  ツアーバッヂをつけた多くの人たちとすれ違います。 

  夏休みに入ると、むしろ減少傾向となるため

  今が バスツアーの最盛期だそうです。

  

  

  礼文岳や林道コースで出会ったガイドさんが、この日はこちらでお仕事中です。

 

  登るにしたがって チシマフウロやレブンシオガマなどが 姿を見せ

  イブキトラノオがそこいら中に 咲き広がっているのが見えてきました。

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 桃岩展望台に出ました。

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   ここからの桃岩

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     先ほどの桃台からのほうが 桃に近い形ですね。

                (左下に 観光バスや猫岩が見えています)

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     北側には、礼文岳や林道コースの丘が

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      その右手下には、香深の町が見えました。

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 朝のうち 曇っていた空は だんだんと青くなり、暑くなってきました。

 気温は 24度位で そう高いわけではないのですが、日射しが強くて 真夏のよう。

 ちょっと長めの休憩をとってから、元地灯台へ向かいます。

 

   この辺りでは、前方に 利尻富士を眺めながら歩けるのですが

   残念ながら、海の上には ガスがたちこめています。

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     お花を見ながら 丘を進んで

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     海に近いところも歩きます。

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    今朝 歩いた 元地の海岸や

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    今しがた 歩いてきた 丘の道が見えました。

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   花と展望に恵まれた ステキなコースなのに

   桃岩展望台から先は、歩く人がぐっと少なくなりました。もったいないですね

 

 さて、肝心のお花はというと

 礼文島固有種の レブンキンバイソウを ここでようやく見ることができました。

 

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  花色は

    薄かったり濃かったり

  (花びらに見えるのは萼片なのですが)

 

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 「金梅の谷」には もっとたくさん咲き乱れているのかと思っていましたが

 少し遅かったようで、期待したほどではありませんでした。

 

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 オオハナウドやシシウドなどのセリ科の花と、イブキトラノオは

 行く先々で、見渡す限りと言ってもいいほどの 一面の群落を見せてくれました。

 

 その他のお花は、丘全体の広さを考えると、個体数が少なめで

 毎日 たくさんのお花を見続けていたこともあって

 感激はいまひとつといったところでした。( 贅沢すぎる・・・

 

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 エゾカンゾウ/レブンウスユキソウ/ヒオウギアヤメ

 

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 レブンキンバイソウ/チシマフウロ/おちゃめなイブキトラノオ

 

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 ハマナス/ミヤマキンポウゲ/ギョウジャニンニク

 

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 エゾカワラナデシコ/センダイハギ/エゾキヌタソウ

  
  

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 ミソガワソウ/ヨツバシオガマ/アザミ(種類は?)

 

 

 前方に元地灯台が見えてきました。

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     最後にもう一度 北端の日本海を眺め

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      ここでも一面に咲く このお花たちに感心し

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 知床の町へと下りました。

 バスを待つ間に

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  映画撮影(北のカナリアたち)の見学

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 こうして、礼文島での お花三昧の五日間が終わりました。

 今回は都合で 6月末からの出発となり

 利尻山に咲くお花にはちょうど良い頃でしたが

 礼文島は、もう2、3週間早い方が もっとたくさんのお花を見ることができそうです。

 レブンアツモリソウを見に もう一度訪れてみたいと思いました。

 

  礼文島の トレッキングコース

    4時間コース8時間コース礼文林道・滝コース礼文岳

 

 

  レブンシオガマのこと

 
 レブンシオガマは

 輪生する葉の数が、5~10枚と多く、花序も格段に長くなっていて

 

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   上方の花が咲くときには 下が涸れているものもありました。 

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     ヨツバシオガマよりも ワイルドな印象です。

 

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