礼文岳は、礼文島で 一番高い場所です。
歩行時間が 3時間50分と 少ないので
高山植物園とセットにして
レブンアツモリソウに、会いに行きました。
香深-高山植物園-内路
内路登山口-400mピーク-礼文岳(往復)
2人(夫)
浜中のレブンアツモリソウ保護地は、今年は6月30日で閉園してしまいましたが
温度管理をしている 高山植物園では まだ花が見られるというので
礼文岳に登る前に 行ってみました。
高山植物園の管理棟に置かれていた
上品な花色も姿も とっても魅力的だけど、鉢植えっていうのがねぇ・・・ 、と思っていたら
花壇にも ありました。
鉢植えで 一週間展示した後、今朝 ここに下ろしたばかりだそうですが
首を傾げた 子犬みたいな お花に 見つめられて ドギマギ
ちょっと お年を召しているとはいえ、とっても可愛い
こんなお花に登山道で出会えたら 飛び上がって喜んでしまうでしょうね。
高山植物園には、ほかに、レブンソウやキクバクワガタ、チシマギキョウなど
たくさんのお花が植えられていました。
高山に行かれなくなったら、車で見に行かれる 植物園に行くもいいかなと思います。
高山植物園へは、シャトルバスで行きます。
路線バスの場合は、運転手さんに頼むと、最寄の場所で降ろしてくれます。(徒歩15分)
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往きに乗ったバスが スコトン岬で折り返してくるまでの 40分間を 高山植物園で過ごし
またバスに乗って香深へ向かい、登山口の内路バス停で下車しました。
あら、 なんでしょう
登山口には 人だかりができていて、ワイワイとにぎやかです。
話を聞くと
修学旅行でやってきた 奈良の高校生が
これから礼文岳に登るところだとか。
トイレに行ったりお弁当をもらったりと、準備に手間取っている様子なので、先に出発します。
きっとすぐに追いつかれるでしょうが、それもしかたありません。
バス停そばの 裏山のようなところを登っていくと
登りはまもなく終わり、笹の茂った ほぼ平坦な道を進むようになります。
登山口には 礼文岳まで4.5kmの表示があり(途中の道標では、礼文岳-内路は4km)
標高差 500m弱で、登りのCTが 2時間10分ですから、概ね緩やかな登りです。
トドマツの自然林に入ります。
こんなに海岸近くなのに、トドマツだなんてね・・・ と
毎日のように感心していることを、今日もまた思ってしまいます。
お花は ツルアジサイが控えめな色を見せているくらいで、これといってありません。
今は廃道になっている 香深井からの道と合流すると
残りは 70分
わずかに登ると、見晴し と呼ばれている場所で
ニセ礼文(400mピーク)の奥に、ガスのかかった礼文岳が望めました。
到着までに 晴れてくれるといいのですが・・・。
シラカバ? 細いけどダケカンバ?
緑色も爽やかな林を登って行くと、後ろから元気な声が響いてきました。
そろそろ追いつかれそうですから
ニセ礼文(400mピーク)に着いたら、先に行ってもらいましょう。
その高みから 目の前に見える礼文岳は、なだらかな丘のようです。
追い越してもらうつもりだった高校生が ここで小休止するというので、 一足先に出発しますが
道が狭くて すれ違いが大変なので、追いつかれないようにしないとね
順調に山頂へ着き
北の島の最高峰で、祝杯です~。
などとやっているうちに
50人の高校生+関係者様が到着されました。
礼文岳山頂。奥に見えるのは金田岬
礼文島では これまで 歩いていて 人に会うことが少なく、人恋しさは多少ありましたが
これはちょっと多すぎでしょう。(それも、男の子ばかり )
そうは言っても
大きななりをして 近寄ってくる 虫に悲鳴を上げる 高校生たちは 可愛らしく
また、せっかくなので、引率の ガイドさんに 360度の展望を説明してもらいました。
南部の桃岩方面です。
中央に、昨日歩いた 礼文林道が見えます。
青い線で丸く囲んだところは 利尻島ですが、山頂は雲に覆われていました。
こうして 緑の連なる様や、その先に広がる海を眺めていると
高山の山頂に立つ 爽快感とはまた違った 満ち足りた気持ちになります。
自然の大きな懐に抱かれている心地よさ、とでも言ったらいいのかもしれません。
眺めは堪能しましたが、今 下山しても バスを長時間 待つことになります。
高校生たちを見送り
左に見えているのが 400mピーク
山頂付近のお花を見て のんびりと過ごし、ゆっくり下ってきました。
礼文岳では、キバナシャクナゲやエゾノツガザクラが見られるということでしたが
今は、カラフトイチヤクソウとコケモモ、ゴゼンタチバナの他には
数種のお花がわずかに咲いているだけでした。
他のトレッキングコース
4時間コース/8時間コース/礼文林道・滝コース/元地海岸、桃岩展望台コース
今日は、お花の代わり(?)に、こんなものを見つけました。
あなた、何かに変身しようとしてるの? ( 調査中です。)
礼文岳で見た お花
カラフトイチヤクソウ/コケモモ/ゴゼンタチバナ
レブンシオガマ/ハマナス/オオタカネイバラ
ツルアジサイ/エゾカンゾウ/エゾヒナノウスツボ
北海道へ行かれたんですね~
礼文林道?はおはなに囲まれるように歩けるのにビックリ!
滴をまとったレブンウスユキソウが余りにも可憐で感動です。
そしてなでしこの群生も悪漢ですね!
チョロチョロっと咲いてるナデシコに会ったことはありますが
こんなに沢山咲いてるなんて!
目の前にしたらさぞかし見事なんでしょうね~(*´∀`*)
それにしても7月に修学旅行あるんですね(笑)
静かなところにいきなり団体客さんは驚きますね♪
雄大な北海道の自然の中へ私も行ってしまうみたいです。
悪漢→圧巻 の間違いです。
スマホからだと変換ミス多くて(´・ω・`;)
失礼しますしました。m(__)m
気持ち悪いような面白いような。
レブンアツモリソウって、真っ白なんですね。
気品ありますね~。
やっぱりこういう花は保護しなくてはなくなってしまうのでしょうかね。
礼文山は綺麗な緑色の山なんですね。
歩きたくなっちゃうような登山道のすじ・・・
お花もたくさんでしたね~学生さんも(笑)
この生き物はなんでしょうね?
毛が長そうなところがちょっぴり不気味(~_~)
答え、分かるといいですねー。
気になる~ぅ。
北海道で毎日お花見してきましたよ♪
コースは違っても同じようなお花がほとんどのなか
一つ二つ目新しい発見もあって、楽しめました。
ここにしか咲かない花もありますしね。
ナデシコは、今回よく見ました。
シロツメクサ、アカツメクサと一緒に、道端に咲いているんです。
これって雑草並み?(笑)
かわみんさんも、たくさんのお花に会ってきたんですね。
夏山も楽しみですね (^-^)
レブンアツモリソウは、ちょっと特別なお花ですよね。
クリーム色と、もうちょっと黄味がかったものもありました。
昔は、島のいたるところで見られたそうですが
やはり、盗掘によって激減したそうです。
人の踏み入らない深山には、今もあるのでしょうね。
毛皮を着た?虫、あったかそうですよね。(^^;)
まだ調査中です。
礼文岳はなだらかな丘のような山です。
とても気持ちいいところでした。
矢車草さんなら、ほんのお散歩がわりに行けますよ。
もしかしたら、走れるかも (^-^)
あの虫? は、まだ何だかわからないの。
気になりますね。
レブンアツモリソウ、自生地で見れなかったのは残念でしたが、見れて良かったですね。あの透明感のある花弁がなんとも言えませんね。
最後の虫は、蛾でしょう。翅がまだ十分に開翅できていない状態のようです。でも、種類はわからず、ごめんなさい。
蛾みたいな虫の写真、な~んか似た感じを見たことがあるような。
市川亀次郎の写真集です。
http://www.asahi.com/photonews/gallery/kamejiro_060412/14.html
ね?
明日からお天気安定してるといいですね。
「レブンウスユキソウの あの色は特別なんだ」
と、民宿のおじさんが言ってましたが
実際に見てみると、やはりいいですね♪
自生しているところを見たくなります。
あれは、やはり蛾ですよね。
もこもこの毛並がそうではないかと調べていたのですが
なかなかヒットしないんです。
宿題にしておきます。