昨年、一昨年と 見逃していたキジョランの綿毛を、今年は見ることができました。
キジョラン(鬼女蘭) : ガガイモ科(キョウチクトウ科) キジョラン属
葉は アサギマダラの食草
平日に時間がとれなくなったため、久しぶりの高尾山です。
今年はどうかな・・・ と思いながら お目当ての場所に行くと
おやおや
実が割れて弾け出ていた種子が、ちょうど目の前に飛んできました。
羽毛のお布団ですね
写真を撮っている間にも、ふわふわと揺れて
種は大きめで重そうですが
風が吹くと、ふうわり ふわり
日射しをうけて きらきら きらりん と 飛んでいきます。
ふむふむ
冠毛は真っ直ぐに揃った状態で入っていて、飛び立つときに開くわけですね。
ひとつの実には、いったい何個の種が入っているのでしょう。(調査中 )
キジョランという名は
冠毛のついた種子の様子を、白髪を振り乱した鬼女にたとえたものだそうですが
夏頃(ばらつきがあるようです)に小さな白い花を咲かせ
結実した後は 徐々に成長し、翌年の晩秋から冬に割れて 種子を飛ばします。
二年がかりのプロジェクトですね。
花(この後、花柄が伸びる?) 2013.08 / 成長中の実 2009.06
今年、キジョランの実は豊作のようです。
昨年秋からの天候が 成長に適していたということでしょうか。
クリスマスイブのこの日は さすがの高尾山も 比較的静かでしたが
そんな中、南高尾でよくお会いする Wさんと、 またまたバッタリしてしまいました。
もみじ台でランチをご一緒しますが
お昼になっても 富士山のごきげんは 良好
なめこ汁は美味しく
帰り道の天狗焼は 焼き立てパリパリ
ぼ~くは キジョラン(タンポポ)のこ~ども ひ~とりでは とべ~ない~
風の~ 友だち呼んできて~ 風船に~ なって 空をとぶんだ~
息子が小さいころによく歌っていた タンポポの綿毛が旅をする歌(題名は忘れました)を
替え歌にして口ずさみながら、上機嫌で帰りました。
この日はとても暖かくて、シモバシラは見られませんでした。
題名を忘れた タンポポの綿毛が旅をする歌は
「タンポポの風船」という題名だそうです。(2014.01.09追記)
************************************************************
種髪のついた種を飛ばす 植物
(種髪とは、裂開する袋果の種子を飛ばすために、種子に付いている毛の事)
それも実が割れて弾け出てきた綿毛が飛ぶところを見るなんて・・・
凄いとしか言いようがありません。
私も以前、キジョランの綿毛を見たいと思って高尾に出かけたことがありました。
葉っぱは沢山見かけるのに、綿毛は目にすることが出来なくて、ガッカリして帰ったことがあります。
で、私はよっぽどはなねこさんに
キジョランの「お目当ての場所」を聞いてから行こうと思っていたのですが…
自分ではやっぱり探せませ~ん、中学生と一緒だったしネ、残念!!!
天狗焼もすでに「本日完売」でした、トホホ(^^ゞ
そうでしたか。鬼女蘭なのですか、知りませんでしたが、
言われてみれば、納得です。
今年は結構寒いので、もうシモバシラもと思いましたが
まだでしたか、一度は見てみたいとおもっていますが・・・。
今年はホント、当たり年みたいですよ。
葉っぱをご存知なら、丁寧に見ていけば
見つけることができると思います。
蔓が伸びて絡み付いているものは
特によ~く目を凝らしてみてくださいね (^^)
ホント、惜しかったですねー。
実は、前日の夕方になって、この日のお休みがきまったんです。
ゆきさんから特命を受けていたので、是非とも行かねば。。。と (^^;
で、ゆきさんにお知らせしておきましたので、よろしくです。
天狗焼は売り切れでしたか。
そういえば、私の後の人が大量に買われてました。(^^;;
そちらにはキジョランはありませんか?
どことははっきり覚えていませんが
ガガイモの花は見たように記憶しています。
高尾山のシモバシラは、12月上旬から出来ていたそうですが
数日前の雨と雪でなくなってしまったようです。
また朝の冷え込みが続けば、できると思います。
素晴らしいグッドタイミングでしたね。
ほんと!弾けて綿毛が飛んで来る瞬間に居合わせるというのは、凄いです。
キジョランの実は、以前ふらっと歩いた日に、”高尾のKさん”に教えていただたことがあります。
いつか見に行こうと思いながら、なかなか行けずにいました。
凄みのある名前だけれど、よく見ると艶々ときれいな白髪なんですね。
天狗焼、耳のカリカリのところだけ食べたいな~(笑)
そういえば sanpo さんもKさんに会われたんでしたね。
キジョランの綿毛が飛ぶ頃なら、きっと案内してくださったんでしょうね。
それから、ゴメンナサイ!!
誤解されそうな書き方でしたね。
キジョランの実は、パカッと割れて綿毛が瞬時に飛び出すわけではないんです。
綿毛は、実が割れてからもしばらくはとどまっていて
だんだんに(乾燥とともに?)旅立っていくのだと思います。
直しておきましたが、まだ分かりにくいでしょうか。
文章力がなくて、すみません。
天狗焼は皮がカリカリで、これまでで一番美味しかったです。(^^)
キジョランっていう植物を、初めて見せて頂きました。
名前も珍しくて・・・ついつい書きこんでしまいました。
綿毛のできる植物は、実際にはタンポポぐらいしか見たことがありませんが、
おきなぐさの写真を見てから興味を持ち始めて・・いろいろとあるんですね。
山の写真も素敵ですね。
ありがとうございました。
いいなぁ、キジョランはみたいと思ってましたが、週末に帰ってかみさんと映画みて食事してショッピングしてiPADや年賀状ソフトの使い方の指導をしていたら、高尾山に出かける時間がなくなりました?
また来年の楽しみです。
あ、すみれベスト10 其の弐をアップしましたよ♪