(その1) からの続きです。
白河岳(と思われるピーク)から、次の釈迦岳
さらには 大日岳へ向かいます。
白河岳11:40-11:50巻道分岐-11:55摩利支岳12:05-12:15大日岳12:40
-12:55巻道分岐-(巻道)-13:30千本桧小屋13:45-14:25女人堂14:35-15:25ロープウェー駅
(その1)では、八ツ峰の白河岳(と思われるピーク)まで登ってきました。
八ツ峰登山道情報(ロープウェー山麓駅)
☆ 5つ目の峰、釈迦岳へ
白河岳らしきピークから釈迦岳へ向かいます。
青空はいつの間にかなくなり
ガスが湧いては流れ、上空も暗くなりました。
このコースは、雨天や強風時には
ぐっと 危険度が増すはずですから
とにかく 降らないでほしい
特に雷雨は困る
このときは、そればかり思っていました。
下って
白河岳らしき峰を、振り返って
( ピークに人影が見えています。)
少し進んだところに、石柱がありました。
八海山は、いくつかある登山口により
峰の呼称が違うということですが
案内図によると
白川岳の標柱のあるここが、釈迦岳です。
進む方向の摩利支岳は こんな様子で
いよいよ険しくなってきたように見えます。
☆ 6番目の峰、摩利支岳へ
釈迦岳を下っていくと ( キベリタテハに気をとられていて、画像はありません )
摩利支岳との鞍部では、巻道への登山道が分岐していました。
この先の巻道は
大日岳に登る地点で 通行止めになっているため
ピークを通って ピストンすることになります。
青空も広がってきたことだしと、行ける所まで 進んでみることにしました。
最初はハシゴを登り、その後はまた クサリがあります。
振り返りみる 釈迦岳の後ろは、まぶしい夏空が広がっていて
今日はずっと こんなお天気なのでしょう。
そして、摩利支岳山頂に着いて
振り返り見る 釈迦岳と白河岳は
なんて かっこいいんでしょう
あっさり通り過ぎるには、あまりに もったいないと、ここでもまたのんびり
今回の眺望リストでは、かなりの上位を占める眺めでした。
☆ いよいよラスト、剣ヶ峰と大日岳へ
登ってくる人を待って
いざ 出発 !!
さすがに 八ツ峰の最高峰は
貫録十分です。
覗きこむと、高度感たっぷりです。
そしてまた、剣ヶ峰のピークはどこなのかわからずに通り過ぎ
大日岳直下の登りがやってきました。
最初にハシゴを登ると、すぐクサリです。
これまでのクサリ場は、斜度があって 比較的楽に登下降できましたが
ここはご覧のとおりで、はからずも 筋力のなさを露呈するはめに なってしまいました。
私って、腕力と体重のバランスがとれていないなぁ
ダイエットしなくちゃと 実感しました。
そしてついに、今日の目標地点
大日岳の山頂にやってきました。
さすがに素晴らしい眺望です。 と 言いたいところですが
残念ながら、越後駒ヶ岳も中ノ岳も、これがせいいっぱい
でもね 八海山の最高峰
入道山(1778m)はどっしりと 見えています。
西側は、雲の切れ間から 魚沼の平野が見えました。
登り切った 安心感と達成感に浸りながら、山頂で ゆったり休憩していましたが
登ってくる人が増えてきたので、そろそろ下山にかかります。
大日岳の山頂から、最後に登ってきた岩を下ります。
( 下が見えないので、必ず声をかけて )
先ほど通ってきたピークを 登ってはまた下り
摩利支岳と釈迦岳の鞍部( トップの図、分岐B地点 )から 巻道へ下ります。
巻道から仰ぎ見る 摩利支岳~大日岳の岩峰群は
重量感があって、また素晴らしい眺めでした。
そして、水たまりのような 日の池、月の池の傍らを通り過ぎると
山肌に沿ってつけられた巻道は、常に左側が切れ落ち、道幅も狭くなりました。
ステップが付けられてはいましたが
← クサリ場もあり
また、日当たりがいいのでとっても暑く
巻道イコールやさしい
という思い込みがあった私は
ちょっと へこたれてしまいました。
八ツ峰縦走が終わったことで
緊張がとけてしまったのかもしれません。
嬉しかったのは、少ないながらも お花が見られたことでした。
(掲載したお花は、林床、稜線、巻道で見られたものが混じっています。)
オヤマリンドウ/ミヤマダイモンジソウ/オヤマボクチ
イワショウブ/ミヤマコゴメグサ/ミヤマトリカブト
オニシオガマ/エゾシオガマ/ミヤマママコナ
アカモノ/アカモノ・実/コイチヨウラン
びっくりしたのは、この花です。
もう9月になろうとしているこの季節に
ナエバキスミレ(?)が咲き残っているなんて
想像もできませんでした。
待っていてくれて ありがとう
そう呟きながら、写真を撮って帰りました。
ヨツバヒヨドリ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、ホツツジ、エゾアジサイなども咲いていました。
巻道を終えると まもなく千本桧小屋で、ここまでくれば一安心です。
休憩をはさみながら、薬師岳、女人堂へ、そして ロープウェー駅へと戻りました。
八ツ峰縦走なんて はたしてできるのかしら・・・と思いながら出かけた八海山でしたが
懸念していたよりは 楽に登れて 眺望の素晴らしいところでした。
今度は、紅葉の季節か お花の咲く頃に出かけてみたいと思います。
* * * * * * * * * *
日帰りでは 帰りの運転がつらいので、この日は六日町温泉に泊まりました。
名前がいいからと 夫が決めた 《 ほてる木の芽坂 》 は
特段 高級ではありませんが(失礼)、お風呂は源泉かけ流し
屋上には ささやかな(またまた失礼 )露天風呂があり
坂戸山が正面に、左手には八海山も見えます。
何より、従業員の丁寧な接客が好ましく感じられました。
って、画を見ている限りそうは感じられないのですが^^;
高度感も傾斜も、そこいら辺の鎖場とは様子が違う感じがします。
でも、達成感は充足しそうな山ですね♪
もう私のお山リストには加えさせていただきましたよ☆
いつも参考にさせていただくもので、ありがとうございます。
簡単に却下されそうなコースです。(^_^;)
ちょっと雲が多かったようですが
それでも全然見えないわけではなく
おまけにご褒美の(笑)キスミレちゃんも待っていてくれたことだし
十分満足しての温泉宿泊だったでしょう。
よかったね~。
こんなコース、多分、途中でやめてます(笑)。
それにしても、コイチヨウランにナエバがまだ咲いていたとは!恐るべし大日岳!
帰りに温泉に泊まるっていいですね。こういうのをやってみたいですが、予算と時間の関係上、いつも日帰りです♪
直江兼続が立っていた山って 八海山のどこかsのピークなのかな?
いや~楽しそう♪行ってみたいですぅ~
同じ日に近くの谷川岳にいましたが、天候が目まぐるしく変化して、
雲の切れ間の青空が本当にうれしかったですね。
秋の気配ですね。
秋山はどこに行こうか模索中の今日この頃…。
この週、新潟はお天気だ!と思ってました。
こんな時、クルマの方はいいなあと羨ましいです。
八海山、というか新潟の山は電車派にはとても行きにくくて
いつも後回しになってしまいます。
ホントはちょっと怖そうなんで後回しにしてるんですけどネ(^_-)。
お山リストに入りましたか (^-^)
きっと楽しく行けると思いますよ。
我が家は下山後に一泊しましたが
hide さんは歩くのが速そうですから、きっと日帰りですね。
でも、秋なら巻機山とセットもいいと思います。
これからhideさんのところに伺うのが、いっそう楽しみです。
お友達とは無理なら、こんどご一緒しましょうか?(笑)
何度も書いてますが、写真で見るほど怖くはありませんよ。
8月にあまり歩かなかったので、ちょっと疲れましたけどね。
越後駒ヶ岳や中ノ岳が見えれば最高だったのですが
それはまぁ しかたありませんね。
降られなくてよかったです。
コイチヨウランもナエバキスミレ(かな?)も
往きには気付かなかったのですが
帰り道で、目が合ってしまいました(^_^*)
同じ道を歩くのはつまらない、できれば違う道を歩きたいといつもは思いますが
こんなことがあると、ピストンもいいかなと思ったりしますね。
嬉しかったです。
温泉セットもいつか行ってくださいね♪ 疲れがとれます。
兼続さんが立っていたのは、一つ目のピークの地蔵岳です。
それらしくうまく写せなかったのですが、テレビは空撮ですものね。
細長いピークでしたよ。
いつか新潟の山にもお出かけくださいね。