季節のめぐりは 毎年早くなっているように感じます。
うかうかしていると、あの花もこの花も 見逃してしまいそう
新緑がやや濃くなってきた雑木林のあちこちで
ツリバナがゆらゆら(トップの画像の花がわかるでしょうか)
ニシキギやヒメコウゾも花盛り
ハナイカダは結実し
カマツカの花はやや盛りすぎ
開花寸前の ミツバウツギは
開いた花を見つけて撮りました。
林床では
キンランやギンランが盛りになりつつあります。
近頃はギンランよりも ササバギンランを見かけることが多いけれど
ここでは美形のギンランが何本も。
コバノタツナミがあちこちで勢いよく
ジュウニヒトエ
ホタルカズラ / フデリンドウ
あら 青系のお花が多いですね。
ヒゴクサの白い雌小穂がきれい
スミレは、スミレ(マンジュリカ)とニョイスミレの花
マルバスミレとアオイスミレの果実
林縁では
これは クマイチゴかな
ヤマフジがたわわ
ホオノキも咲きました。
他に、ミツデカエデ、オオモミジ、クマシデ、イヌシデ の翼果や果穂
オオジシバリ、オランダガラシ(クレソン)、オオカワヂシャ など
蝶やハムシ、チョッキリ、カメムシなども そこここにいて
上を見たり下を見たりで 忙しい
時折の風が心地よい 散策日和でした。
なるほど、開花にそのくらいのタイムラグがあるなら
こちらで見逃したら、佐久まで遠征すればいいのですね。
スゲの仲間もまだ苦手です。花の時期はそれでも目につきやすいでしょうか。
カサスゲという 笠や蓑をを作るのに利用されたスゲは
別名ミノスゲだそうです。名前の付け方はわかりやすいですね。
ところで白いニョロニョロのヒゴグサは以前見た謎の草かなぁ。
♪茜だすきにすげのかさ、なんてのはあるけどスゲ属って言葉は覚えたて。
今日はあいにくの雨ですね。
この時季の緑は日々変化し濃くなっている様子で
それでも今は、陽を透かした緑が柔らかで、そんな中を歩くのは気持ちがいいです。
「錦木というお相撲さん」の名は ニシキギから来ているのかどうかはわかりませんが
一度 聞いただけで覚えてしまいました。
といっても、顔は未だによくわからないんですが・・。
山はもう新緑なんですね。
地面は林床というんですか。いろいろの花が満載ですね。
ツリバナも興味深いし、キンランとギンランという種があることも知りました。
それと岩手出身のお相撲さんに錦木という力士が居りますが、ニシキギから来ているのかな。
ヤマフジも朴の木も旺盛ですね。
けっこう身近な植物もあり楽しかったです。