5年ぶりに檜洞丸へ行ってきました。
シロヤシオの木は
今年は お疲れ休みのようです。
西丹沢自然教室8:15-ゴーラ沢出合9:05-11:20山頂12:20
-石棚山分岐12:35-板小屋沢ノ頭14:25-15:30箒沢公園橋バス停
単独
三週間ぶりの山行は、緑いっぱいのブナの森をゆっくりと歩きたくなりました。
昨年 たくさんの花を咲かせた シロヤシオは 今年はおそらく不作だと思われますが
しばらく足を向けていない 檜洞丸へ行ってみることにしましょう。
山開きの日は混雑するかもしれないけれど、バスが増便されるので、行きやすくもあります。
早めに出発して、つつじ新道を登り
帰りに石棚山稜のブナの森を歩くことにします。
新松田駅発 7時ちょうどの臨時バスに乗り
山開きを見学してから 登山口へ向かいました。
つつじ新道入り口から登っていくと、あら~ キンランが咲いていました。
今年はキンランの当たり年でしょうか。ここにも咲くのですね。
今日はとてもいいお天気で
帰りに歩くところ(?) もすっきり見えています。
このところお天気が続いているので、沢の流れは穏やかで
ゴーラ沢出合の渡渉は苦労せずにすみました。
登山道は、数年ご無沙汰しているうちに 土が掘れ クサリや階段が増え
少しずつ荒れている様子で、赤テープに滑落現場と書かれている場所もありました。
来るたびに見ていた ギンリョウソウもありましたが
キッコウハグマの葉がびっしりとついているのには、びっくりでした。
展望園地では、訪れること 四回目にして 初めての眺望が得られ
今まで想像するだけだった富士山に会えました。
頭上の緑はこの上なく素晴らしいのですが
ようやく現れたシロヤシオは、想像以上に花付きがよくありません。
つつじ新道で一番目立っていたのは、この木でした。
この登山道が シロヤシオのトンネルになるなんて
今年初めてきた人には
想像がつかないかもしれませんね。
中には 花付きがまずまずの木もありましたし
トウゴクミツバツツジは本数が少ないものの、見事な花を見せていました。
もう少しで見頃になりそうです。
木道を歩くようになると、一面に生えたバイケイソウの足元には
ミツバツチグリの黄色い花が広がり、ワチガイソウもたくさん咲いています。
ソーラーパネルの先にある
定点観測の木(勝手に命名 )は
今年は完全休養に入った様子で、蕾も見えませんでした。
花付きが良いとか悪いとかいうのは、見る側の勝手な言い分で
頑張ってたくさんの花を咲かせた翌年は、お休みするのが当たり前なのかもしれません。
(定点観測の様子は、こちら から)
山頂では、たくさんの人がランチ休憩中で
山開きを終えた 松田警察署の方たちも、登ってこられました。
そういえば、シロヤシオの花を撮っているときに
大勢の人たちに追い越されたんでしたっけ。
鮮やかな花をつける 山頂のトウゴクミツバツツジは
蕾が固く、満開になるにはまだ時間がかかりそうですが
花付きの良い木がたくさんありました。
山頂から西側を覗いてみると
緑がうねうねと連なった先には大室山が大きく
左手の富士山は、まだうっすらと見えています。
山頂に戻り、東側の青ヶ岳山荘へ下ると、蛭ヶ岳がきれいに見えました。
こんな日にあの稜線を歩いたら、どんなにいい気分でしょう。
広い山頂で うろうろしたり ランチしたりで、一時間も過ごしてしまいましたが
そろそろ帰ることにしましょう。
登ってきた道を途中まで下り
「箒沢 5.5km」 と
書かれた方へ進んでいくと
あら こちらのシロヤシオは日射しの具合がよくて、とてもきれいです。
以前ここを歩いたのが ハズレといわれる年だったので
いつもより花付きが良いのか悪いのかは 判りませんが
ひとりで見るのが もったいないくらい
トウゴクミツバツツジも艶やかに咲いていました。
トウゴクミツバツツジの木は、蕾をたくさんつけていましたので
この先も まだまだ楽しめそうです。
石棚山稜を歩く人は少なく
ユーシン分岐あたりで 若者三人が通り過ぎていくと
鳥のさえずりが聞こえるだけの 静かな森になりました。
身体中が染まってしまいそうな 緑を見上げていると、今度は男性二人が通りかかり
二言三言 ことばを交わした後は、また一人旅になりました。
ところどころの林床には、バイケイソウやマルバダケブキが一面に繁り
日当たりのよいところには、ミツバツチグリがランナーを伸ばして咲き広がっています。
ミツバツチグリ/ワチガイソウ
白い花が見えて、えっ と目を凝らすと、マルバスミレでした。
マルバスミレ/タチキランソウ
またまた、えっ なんと、五弁のクワガタソウでした。
クワガタソウ/ツクバネソウ
色の濃いタチツボスミレも幾花か見られましたが
驚いたのは、エイザンスミレの葉が 登山道脇にずっと見られたこと。
それぞれが花を咲かせたら、ここは素適なスミレの小径になることでしょう。
玄倉分岐を過ぎると 岩の道になって、アップダウンを繰り返すようになります。
疲れが出る頃なので、足を引っかけたり滑らせたりしないよう気を付けなくてはいけません。
(←)板小屋沢の頭を過ぎると
ずるずると滑って 足が止まらないようなところもあり
単独の今日は
いつもに増して慎重に慎重にと思いながら
写真も撮らずに下りました。
沢の近くまでおりると、残りは 1.1km
看板には「通行注意」の札がさげられています。
途中でイワタバコの葉を見たりして
板小屋沢の右岸を歩き
堰堤を四つの鉄の梯子で下ると、渡渉地点に出ました。
木の枝に付けられた 赤テープ付近で沢を渡ると
対岸に道標があり
杉林を少しだけ歩くとキャンプ場に出て
橋を渡った先がバス停です。
乗り込んだ バスは、予想通り満席でした。
このコースに決めた時点で覚悟していましたが
駅までの一時間の長かったこと
それでも
久しぶりの檜洞丸では、花数は少ないながらも 清楚なシロヤシオに会えました。
絶好のお天気に恵まれて、思い描いたとおりの 静かなブナの森歩きができ
心地よい疲労感に浸りながら家路につきました。
この日は、気持ちのよいお日和でしたね。
芦ノ湖をぐるっと風を切って走るのは、さぞ爽快でしょうね。
緑もきれいだったでしょうしね (^o^)
私も西丹沢は久しぶりでしたが、行ってみるとやはりいいですね。
時期としては、ツツジのころが惹かれます。
hide さんも来年はどうですか?
ここでもバッタリがあるかもしれませんよ(笑)
私も芦ノ湖畔でサンドイッチをかじりながら山行きたいと感じておりました。
西丹沢は久しく行ってなかったのですが、この時季はツツジでしたもんね。
どうも私には、そのお花時計が備わっておらず…
地元におりながらチャンスを逃してしまいます(T^T)
それにしてもシロヤシオはあんなに咲く時と咲かない時があるのですね。
以前の満開シロヤシオには少しビックリしました。
記事の中に出てくる西丹沢の景色に私の懐かし袋がくすぐられました(^_^;)))
真っ白シロヤシオ♪ 真っ白シロちゃん♪
今年は、ゆっくり休養されていました。
トウゴクミツバツツジは、まずまずと思います。
2001年は、見事な花付きだったようですね。
私は、残念ながら まだ山に目覚めていませんでした。
そして、2005年は同じ日に登られていたんですね。
車で行き、明るくなってすぐくらいに登り始めましたので
お会いしてはいないと思いますが・・・。
一週間後にまた行くなんていう物好きはいないと言われましたが
sanpoさんもお仲間でしたね。(笑)
あら、珍しいですね。
富士山が雲に隠れる確率は
こちらからのほうが、だんぜん高いと思っていました。
五月はあちらもこちらも気になって、悩ましいですね。
乙女高原もいつも頭の片隅にあるのですが、なかなか出かけられずにいます。
来年こそいくぞ~!!、と 思っていますが・・・。
clione さんも、檜洞丸はまだでしたか。
もちろんシロヤシオもいいですし
山頂周辺の色の濃いミツバツツジも見事です♪
一度是非にね。
今回は途中から富士山もきれいに見えましたが
犬越路方面へまわれば、気持ちいい尾根歩きができます。
西丹沢の雰囲気は、とても好きなんです。
やはり奥多摩と同じく、シロヤシオは少ないです。
かなり登っても、なかなか花が見られないので、ちょっと焦りました。
一番初めに登ったのが、アタリ年だったので
そのイメージが強すぎるのかもしれませんね。
定点観測だなんて、たいして行ってもないのにおこがましいですが
まぁ、これからもときどき続けるということで、お許しくださいませ。(^^;)
三年周期説ね、来年再来年が楽しみになりました。
山開きは、私も初めてでした。
ニュースでよく見るあれと同じです。(当たり前ですね ^^;)
その後、松田警察署のみなさんも山頂まで行かれましたが
普段は山登りしてないんだろうな・・と思われる 〇長さん(そう呼ばれてました)は
とても大変そうでした。
お仕事柄しかたないですが、ご苦労様ですね。
「今年こそ」と思いながら、なかなか行かれない山
私もたくさんあります。(^^;)
檜洞丸は、石棚山稜の他、犬越路へ周回したり
神ノ川から登ったり、ヤタ尾根を登ったりと
いろいろなコースで行っていますが、いずれもいいですよ。
マイカーで今回のコースにするなら、バスの一区間だけ歩けばOKです。
こまちさんは、アカヤシオでしたね。
アカヤシオの花は可愛らしく、シロヤシオは清楚 ?
お花はそれぞれに美しいですね。
シロヤシオの花は、今年はどこも少ないようですね。
まったくお花をつけていない木もありましたよ。
そんな中、まずまず花を咲かせている木も数本あり
頑張ったね♪ と、声をかけたくなりました。
シロヤシオの白い花とあの葉っぱは、青空によく映えますね。
流れる霧の中で見る花も とてもステキなのに
なんで五年間もご無沙汰してしまったんでしょうね。(^^;)
石棚山の下りは、今回も歩きにくかったです。
最初はこちらから登ろうとも思ったのですが
混雑するつつじ新道を下るのはいやなので、疲れた足で下りました。
事故がなくてよかったです。
あの定点観測の木、私はレポで「真っ白シロヤシオ」って呼んでいて、
私の中では「真っ白シロちゃん」って呼んでいます。(センスないけど・・・笑)
なぜなら、2001年6月に初めて見たとき、枝も葉も見えないくらい真っ白だったの。
檜洞丸へ登るたび、私も毎回撮っています。
2005年もきれいでしたね。
そして「こちら」をクリックしてびっくりしました。
2005年5月28日は同じ日に行っていて、翌週もまた一日違いで行ってたみたいです。
2008年6月1日は色々な方とニアミスしていました。
この時期の檜洞丸は大賑わいですね。
神奈川県側からだと、27日の富士山、こんなにきれいだったんですね。
乙女高原からは真っ白でした。
樹木の花から草花、風景、ランチと、ハイキング、満喫でしたね。
ボラ丸は何度となく候補にあがってますが、
まだ行けていません。
シロヤシオの時季に行ってみたいですね。。。
青空にシロにピンクに萌黄色に…
サイコーですね♪
丹沢も今年はシロは全般的に花は良くないようですね。
そしてトウゴクミツバはまぁまぁかな?
奥多摩も同じです。
それにしても青空の尾根歩きは気持ちよさそうですね。
定点の木、はなねこさんもお持ちでしたか。
拝見すると、シロの花付きが良かったのが
2005年、次が2008年、そして昨年は行かれなかったようですが
花の付きは良かった筈です。
こうして見ると、花付きが良いのは当地も同じ、
3年ごと、ということになるのでしょうか?
こんな素晴らしい天気の日に見れて最高でしたね♪
ダメダメと言われている今年でも、1,2本でも見れればそれはそれでシアワセですよね。
山開きのイベントなどには参加したことないので解りませんが、
気持ちも引き締まり、山への感謝の気持ちが湧きそうです。
画像からそんな空気が伝わってきました(*^_^*)
待ってました、檜洞丸!(笑)
シロヤシオも毎年『今年こそ!』と狙っていても
いっつも行けず仕舞いでして、また今年も
『今年こそ』と思っていました(笑)
そしてシロヤシオ、今年はどうなんだろうって気になってた
とっても良いタイミングのレポでした。
石棚山陵の方へはマイカー使うとちょっと無理かなぁと思うんですけど
シロヤシオの花つきが良いなんて聞いてしまうと誘われますね♪
あー行きたい!檜洞丸!
こちらもダメでした。
でも、
「花付きの良し悪しは、見る側の勝手な言い分
頑張ってたくさんの花を咲かせた翌年は、お休みするのが当たり前」
という、はなねこさんの言葉に そうだな~うんうん。と納得しました(^^)
毎年咲くだろうという期待を勝手に高めているのは人間ですね。
ハズレ年もあるからこそ、また来年行ってみよう。。。そんな気になりますね。
定点観測の木、確かに違いがはっきり分かりますね!
最盛期はすごい花付きなんですね~!
それでも、石棚山への道のシロヤシオは綺麗です。
花数は少なくても、青空に白い花と緑の葉は毎年見たくなります。
石棚山からの下りは結構きついですよね。
あら、そうでしたか・・・。
残念でしたが、お花が少ないとわかってホッとしましたね。
三年周期説というのがあるそうですから
再来年あたりがいいかもしれませんね。
富士山、やっと見られました (^^)v
実は 先週土曜日に 副長さんと予定してたんですよ。
木曜の夜の時点で天気予報が悪かったので キャンセルになっちゃったんです。
今週末は 休日出勤で休みなしなので 今年もシロヤシオは諦めです。
┓(´_‘)┏
でも・・・今年のシロヤシオはお疲れ休みとのことで・・・
安心しました・・・ (*’-’*)アハハ♪
でも・・・富士山 キレイですね~♪
ばれちゃいましたね。
高尾山のほうを内緒にするつもりだったのに
まさかバッタリするとは・・・(^^;)
檜洞丸のシロヤシオの質問をされたときに
きっぱりと即答できたのは、こんなわけでした。
ちょっとだけドキッとしましたよ。
心配おかけしてごめんなさいね。
そんなわけでしたので、ご安心くださいませ (^-^)
シロヤシオはホントに少なかったです。
でも、青空だったので白が映えてきれいでした。
渡渉にはずいぶんと苦労されたようですね。
荷物が重かったり、カメラを気にすると、勇気がいりますね。
経験が解決してくれるのかな(^^;)
頑張りますね~。
シロヤシオ、頑張って咲いた翌年は、
お休みも仕方ないのね。
そうそう、あの満員のバス、
覚悟がいりますね。(笑)
この前のレポにはコメントしそこないました。
ずっとどうしていらっしゃるのかなぁって二人で心配してたので、
PCの具合が悪かったと分かってちょっとホッとしました。
白八潮・・・今年はお疲れ休みなんですね。
前の年のレポの木は真っ白ですものね。
それでも、清楚な白八潮に会えて、良かったですね。
独り歩きだと緊張しますね。
私は渡渉が出来ないから ここはひとりでは行けないんだなぁと
分かりました(^^ゞ