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自家用積載車 燃費改善 空気の流れは偉大

2023-07-01 | 自家用積載車 TITAN LKR81

自家用積載車は4800CCのノンターボディーゼルエンジンに5速ミッションの組み合わせ

サーキットへの移動はいつも同じルートで高速を使いますが、

大型トラックと流れを合わせて5速2500rpm90㎞/hでクルーズコントロールをセットし、あとは淡々と走り続けています。

 

ルートも速度も積載物も同じ。

となるとだいたい同一の走行条件を揃える事ができるため毎回燃費の計測試験を行っています。

5速しかないのでディーゼルエンジンとしては少し回転数高めで走る続けることもあり、

サーキットへの移動は昨年の鈴鹿ツイン移動時に記録したリッター7.2が最高でした。

納車した直後の最初のレース移動時に5.8㎞/ℓを記録した時はショックでしたね。笑

いくら古めのトラックとは言え、もう少し燃費良く走って欲しいとの想いから色々と考え、

今回ついに最初の目標だった8㎞/ℓを超える事ができました。

ちなみに空荷でバイパス路を70㎞/hくらいで走るだけならリッター10も普通に超えますよ。

そうではなく、あくまでレース移動時に高速道路での燃費改善を目標に活動しています。笑

 

購入した直後のリッター5.8だって基本的なオイル交換などは済ませた後の数値

これをタイヤをワンサイズ細くして荷台の不要な部分をカットするなど100㎏以上軽量化したら7.2に改善

 

今年はサーキット用車両でも効果抜群の空力に着目し

特に空気の段差となる部分をなるべくスムーズにする事に取り組んでみました。笑

特に自家用積載車の場合フロントバンパーの地上高が高いのにその直後に低いフロントメンバーがあり大きな空気の壁に。

その後リヤデフがさらに低くなり、最後は後部の突入防止装置がさらに低くなる

レースカーは前が低く、リヤバンパーは大胆にカットして空気を抜きますが、

自家用積載車は真逆の構造なのです。

これをフロントにエアダム付きフロントバンパーを装着してフロントメンバーよりも低く。

突入防止装置の手前に余り物のデュフューザーを取り付けて突入防止装置への空気の衝突を低減。

底面全体でなるべく空気がまっすぐ抜けるようにしてみました。

荷台スロープも大きいので不要な部分をカットして空気抜けしやすいように。

ボルテックスジェネレーターも大量に付けてみた。笑

 

そして、先日のレース参戦のため高速に乗った瞬間から車が軽い!

いつも登坂車線を使っていた区間でも走行車線で失速せずに抜けられる。

空気って偉大って改めて感じました。

走行中の予感通り空力改善だけで自己ベスト7.2から一気に8.54㎞/ℓへ大幅記録更新。

 

空力だけでここまで燃費が変わってしまうのは元々空気抵抗だらけのトラックだからでしょう。

トラックで何やってるんだかと思わず見守り下さい。笑

今後の目標は変わらず同一条件での走行下で10㎞/ℓ越えですね。笑



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