ブレーキは安全に走る上で一番大事な部品です。
しかし、旧車であるEG6はあろう事かブレーキマスターシリンダー廃盤、オーバーホール用の単品部品も廃盤という鬼畜ぶり。
これじゃ早く廃車しろと言われているようなものです。
でもブレーキが抜けてある日効かなくなったら…
なんて考えてたらサーキットなんて走れません。
現状数年前まだ在庫がある頃に購入した純正マスターシリンダーが装着してあるので問題はないのですが、将来を考えると今のうちに何か対策を講じておきたい。
そこでSNSを駆使して予備の純正ブレーキマスターシリンダーの購入を模索していたところ、なんと合わないはずのEK9(DC2後期等)の純正ブレーキマスターシリンダーを流用している人達が!
ありがたく真似させて頂く事にしました。
マスターシリンダーを交換するついでに、Pバルブも交換してしまいます。
配管が多くなかなか面倒でした。笑
そしてブレーキマスターシリンダーをマスターバックごと取り外し。
EK9世代のマスターシリンダーを流用する場合、写真の通りマスターシリンダーとマスターバックとの取付角度が違うのでマスターバックも交換しないといけません。
無難にEK9やDC2(後期用)を流用するのが正論ですが、どうせマスターバックも交換するならと、あえてゼスト用を流用。
並べると結構小さいですね。
これは、マスターバック容量をあえてダウンする事で倍力作用を減らし、ブレーキタッチを良くしてコントロール性を上げるためです。(同じ力でペダルを踏んだ時の制動力は以前より落ちる)
取り外したマスターバック。過去にマスターシリンダーからフルード漏れしてた?笑
そして、いよいよEK9ブレーキマスターシリンダー登場。
室内側のブレーキ配管はそのまま付くのですが、写真の通り手前側の配管位置が全く違います。
これをSNSで見た方々の作業を参考に、配管を慎重に曲げて…
装着
おお確かに装着できました!
このEK9ブレーキマスターシリンダーと呼んでいる部品ですが、他にも初代ステップワゴンやSMX、CR-V等色々な車両に使われているタイプのようです。
将来的な部品の供給を考えたらEG6純正マスターを探すより良い選択かもしれません。(マスターシリンダー流用時にブレーキ配管を破損させるリスクがありますが)
ちなみに、マスターバックの小型化ですが、確かに最初は同じ踏力では止まりにくくなるので違和感を感じますが、それ以上にロック寸前のコントロールが非常にやりやすくなりました。(実はこの作業をしてから先日の鈴鹿ツイン走行会に参加している。)
これでずっと悩んでいたブレーキ維持問題一旦解決です。
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