人の慣れってすごいものでロールバーを組んだ直後はその変化の度合いにビックリしましたが、日を重ねるとすっかり慣れてしまい、今ではボルト止めロールバーじゃ不満になってしまいました。
せっかくしっかり固定したつもりのロールバーでも大きく車体がねじれると車体からギシギシと音が出てピラーとロールバーの隙間は大きく縮む。
ボルト止めのみでピラーはフリーのままでは補強としての意味はどうしても不十分なようです。
そこで、サーキット走行会前に補強追加。
ピラーはホームセンターでL字のアングル198円を購入し、市販のロールバーと同様にシートベルトのボルトと共締めする形でステーを自作。
次にサンダーで表面の塗料を落とし溶接しやすいようにする。
溶接?はい、久々に溶接です。笑
溶接機は「自作のバッテリー溶接機」を使用。
簡単に書けば車のバッテリー(55B24)×2の24V仕様にトラック用の極太ブースターケーブル、溶接棒を用意。
ブースターの片側に溶接棒、もう片方をボディーに取り付ければ溶接機になります。
危ないので興味がある方はネットで検索してみてください。笑
がんばって溶接したの図。
出力調整の効かない自作溶接機なんで仕上がり具合は勘弁してください。笑
これでBピラー留め完成。
この地点でロールバーを叩いた時の音の響きが明らかに「硬い」です。
Aピラーはもうちょっと大変でした。
またL字アングルをカット。
かっこよくロングの鉄板に丸い穴が大量に開いたやつを溶接したいけど、そこは198円の1.5㎜厚L字アングルのコストパフォーマンスには叶いません。笑
おおまかな位置を決めたらマスキングテープで仮固定。
今回はあくまで綺麗に?乗りたいのでAピラーの内装はL字アングルの長さに合わせてカット。
Aピラー留めを行っても内装は生かします。
鉄板の塗料を剥がし、まずはAピラー側を溶接。
Aピラー内装を先に仮付けしておかないと溶接後は取り付けできなくなるので、溶接はちょっと窮屈でした。
ロールバー側とも溶接すると、以前の1号車に比べるとだいぶ良い感じのAピラー留めができました。笑
本当はここまでで終わる予定だったんだけど、久々のバッテリー溶接が楽しくなってしまい、バー同士をつなぐボルト部分も溶接する事にしました。
良く考えてみればバー同士を中心のボルト1本で完全固定するのは無理ですね。
いくら強く締めこんでもボルトを支点にロールバーが自由に動いてしまいますから。
って自分に言い聞かせて溶接。笑
今度は鉄板じゃ無いのでガンガン溶接しても溶けて穴が開く心配はいりません。
あとついでに色々工夫して協力にくっつけたつもりのフロアともボルト留め部分も溶接してみたり。笑
どうせ売る事も無いし価値も無いし自分が満足すればよし。
溶接後は本当にびっくりするくらい車が硬くなりました。
ボルト留めだけでも最初は驚いたのでまた慣れてしまうだろうけど。笑
はっきりと感じたのは高速のJCTとかで比較的スピードが乗ったままステアリングを切る時のステアの切り込み量が減ったことです。
何も意識せずにいつもの道を走っただけで「アレ?」と感じたのでねじれが減ったなりの効果が出てるんだと思われます。
バッテリー溶接機はおすすめしないけど、どうせロールバー付けるなら溶接しちゃう事をおすすめします。笑
溶接をそのまま放置するとサビが出るのでペンキで保護しましょう。
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車の動きが全然別物になりますよね!
車の動きがわかりやすくなって非常に満足のDIYになったよ思います。